猫が目を丸くした、東京では10年ぶりの強い地震 [日々雑感]
地震速報が流れるテレビを前に、心配そうな黒猫。
2021年10月7日22時41分、東京都足立区と埼玉県南部で発生した震度5強の地震。
怪我をされた方・家屋に被害があった方・交通機関の運休遅延でご苦労なさった皆様。
心より、
お見舞い申し上げます。
心より、
お見舞い申し上げます。
危機管理能力は
人間より上?
人間より上?
晩酌しながら遅めの夕食を摂っていた私と女房を襲った、強く長い揺れ。
お酒が入っているせいもあり、グラスや皿小鉢押さえて「どど、どうしたらいいんだっけ?」うろたえる二人。
取り急ぎガスの元栓閉めたり食器棚の扉にストッパーかませたりしているうちに、けっこう長く感じられた揺れもおさまって来ました。
「そうだ、こまちは大丈夫か!?」
我に返った私たちが探すと…
こまちの秘密基地、子どものベッドの下にいち早く緊急避難していました!
素早い行動力、私と女房よりずっと危機管理能力は高いようです。
揺れにびっくり
目はまん丸
女の子としてはやんちゃでお転婆、細かいことはあまり気にしない大らか(大雑把とも言う)わが家の黒猫こまちですが、やはり小動物。
雷や地震には、かなり怯えます。
過去に大きめの地震が来た時、人間より早く感知して警戒の声を発することが何度かありました。
そんな彼女が生まれて初めて体験する、震度5強の強い地震。 ベッドの下で目をまん丸にして、こちらを見ています。
「なに?なに?何が起きたの?」言いたげな、すがるような眼差し。
避難場所から出ても
第一種警戒態勢
第一種警戒態勢
「もう大丈夫だよ、出ておいで」私と女房が何度も声をかけると、そろりそろりと避難場所から出て人間たちがいる台所へやってきました。
でもまだ警戒怠りなく、ちゃんと屋根のあるテーブルの下で余震に備えるこまち。
でもまだ警戒怠りなく、ちゃんと屋根のあるテーブルの下で余震に備えるこまち。
しばらく経って「とりあえず今は、大丈夫」と警戒レベルを下げたのでしょうか。 不安げな面持ちで、屋外(こまちにとっての)へ。
何かあったらまたすぐ飛び込めるよう、秘密基地の方を眺めています。
廊下に若干の被害
そして先代猫の想い出
そして先代猫の想い出
こまちも落ち着いたようなので、うちの中で何か落ちたり倒れたりしていないか点検。
結果、
大事には至らず。
大事には至らず。
廊下の棚に置いてある、キティちゃんだるま弁当。
空いた容器を500円玉貯金箱に使っているのですが、既に中身はいっぱいで溢れた硬貨は前に積み上げてあります。
空いた容器を500円玉貯金箱に使っているのですが、既に中身はいっぱいで溢れた硬貨は前に積み上げてあります。
それがひと山、
崩れていただけ。
崩れていただけ。
あの時も都内で、震度5強の長い揺れが。
家族4人は皆外出しており、留守番していた先代キジトラ猫「こにぼし」。
地震発生後急いで女房が帰宅すると、その先代猫は廊下で背中を見せて座っていたそうです。
「こにちゃん、大丈夫だった?!」声をかけても反応なし。
「ひとりで心細かったよねー、でももう大丈夫だよ」と女房が両手で抱き上げると…。
しっぽを巻いて座った形で固まったまま、持ち上がってきたこにぼし。
腰が、
抜けていたのです。
抜けていたのです。
猫が地震に怯えていた頃、小学4年生の倅も。
下校途中襲ってきたアスファルトが波打つほどの揺れに足がすくみ、交差点でやはり腰を抜かしていたのだとか。
倅が倒れたのは、『オリジン弁当』の店の前。
気がついた店員さんが飛んで来て、店の中で倅を座らせジュースを飲ませ。倅が落ち着くまで、優しく話しかけてくれていたそうです。
今でもそのオリジンは、同じ場所で営業中。
こうして思い出したのもなんかの縁だから、あん時のお礼を兼ねて今度のり弁でも買いに行くか。
この地震を期に
いま一度備えをしっかり
全国あげてのコロナとの闘いでつい忘れがちですが、東日本大震災からの復興はまだ終わってはいません。
コロナ前は毎年伺っていた、気仙沼への落語出前。
落ち着いたらぜひ再訪して、元の暮らしを取り戻そうと頑張っている方々へ「少しでも明るい話題を届けできたらな」と思います。
落ち着いたらぜひ再訪して、元の暮らしを取り戻そうと頑張っている方々へ「少しでも明るい話題を届けできたらな」と思います。
自然の力を侮らず、地球の支配者だと奢ることなく。
普段から災害への備え、心がけておきたいものです。
お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝
入船亭扇治拝
タグ:猫 写真 イラスト
今年もやって来た、オレンジと黒・魔法の季節 [猫のいる風景]
お菓子の袋を前に佇む、黒猫魔女。
トリック・オア・トリート!
わが家にも
ハロウィン到来
ハロウィン到来
令和3年も10月に入り、街にハロウィンのディスプレイが目立つようになってきました。
☆ハロウィンかぼちゃで、楽しく遊ぼう!の記事を書いてから、もう1年。
月日の経つのは、
本当に早いものです。
本当に早いものです。
『ハッピーターン』『おにぎりせんべい』の限定パッケージを買ってきて、家族でひとしきり楽しめたわが家のハロウィン。
今年は私が買う前に、女房が仕事先の人からハロウィンお菓子いただいてきました。
色の取り合わせがけっこう映えるので、去年に続いてこまちを入れて記念撮影。 「ちゅ~る?」
パウチっぽい袋に入っていれば、大好きなCIAOちゅ~るだと思う食いしん坊猫。
「これは、人間のだよ」
猫の目を見てよ~く言い聞かせると。
猫の目を見てよ~く言い聞かせると。
期待が大きかっただけに、落胆の度合いも激しかったよう。
肩を落として、
うなだれるこまち。
うなだれるこまち。
楽しくてかわいい
ひと手間かけた個別包装
ひと手間かけた個別包装
今回いただいたお菓子は、こちら。
カバヤの『さくさくぱんだ』。
名前と形もかわいいし、私は昔からのファン。
もう一つは、セブンイレブンのプライベートブランド。 4種類の味が入った、『チョコレートミックス』。
『さくさくぱんだ』の個包装袋には、間違い探しや「この顔を見つけよう」なんて遊びが全部で8種類印刷されているそうです。
私が撮影した時は女房と倅が半分食べてしまった後で、2種類しか確認できませんでした。
どうもうちの人たちは、私の取材にあまり強力的ではないようです。
中身を撮影していると、
「ホントにちゅ~るじゃないの?」
未練がましく確かめに来るこまち。
「ホントにちゅ~るじゃないの?」
未練がましく確かめに来るこまち。
猫の夢叶える
ハロウィンの魔法
ハロウィンの魔法
気のすむまで確認して、ようやくこまちも自分のでないと納得したよう。
諦めて寝るのかなと思ったら…。
へ~え、そんなことできるんだ。
では一つ、お手並み拝見といこうか。
では一つ、お手並み拝見といこうか。
お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝
入船亭扇治拝
タグ:猫 写真 イラスト
非対応iPhoneでも、“ナイトモード撮影”が可能に!~夜景や暗所での撮影に、おすすめアプリご紹介~ [お役立ち情報]
2台のiPhoneを見比べて、
激しく検討中のこまち。
購入後2年半以上経ち、かなりバッテリーがヘタってきた私のiPhone8。
そろそろ、
買い替えどきでしょう。
小型スマホが好きな私にとっての次端末候補は、
2021年8月まではこの2台でした。
両者を天秤にかけた結果、iPhone12miniは
の2点がネックになり第2候補に後退。
「次に持つなら、iPhoneSE(2)だ!」
ほぼ決めていたのですが…。
今年9月のiPhone13シリーズ発売後、12各機がかなり値下がり。
ここから、私の悩みが始まりました。
両端末の差額、
1万6380円。
微妙な数字。
この差が1万円前後だったら12miniに気持ちが傾いたでしょうし、2万円近くなら迷わずSEに決められたと思います。
それが、ちょうど間をとっての1万6380円。
奮発すれば、足せない額ではありません。
SEのチップは12miniより一世代前のものですが、それより古いiPhone8の操作性に何の不満もない私にとってそこは問題なし。
私が安くなった12miniを思い切ることができない大きな理由は、両者のカメラの性能差。
画素数やレンズの明るさのほか、12miniがSEより勝っているのは
この三つ。
①と②は今私の使い方ではあまり必要を感じませんし、どうしても欲しかったら外付けのレンズは安く売っているからそれを買えばいい。
悩みどころは、③の「ナイトモード」。
ナイトモードと、
1万6380円。
二つを天秤にかけて悩んでいる私の前に、ある日救世主が現れました。
なんとあるアプリを入れれば、非対応機種でもナイトモード撮影が可能になるというのです!
そのアプリの名は
"ほぼ”純正のナイトモードと同じような働きをする、買い切り制有料アプリ。
知ってりゃ、去年買っといたのになー。
この値段を見て小心者岐阜県人の私、「Neuralcam Night Mode」購入をちょっと躊躇しました。
(また値下げするかもしんないし、それまでほかの代替手段でごまかせないか?)
お金はありませんが暇だけは潤沢な弱小噺家がまず考えたのは、
という方法。
iPhone標準機能では自分でシャッター速度等の設定をいじることはできませんが、これもサードパーティ製のアプリを入れることで対応可能に。
APPストアで「カメラ」「シャッタースピード」と検索すれば、該当するアプリがずらり出て来ます。
私が入れてみたのは、「M CAMERA」という無料アプリ。
それを使って夜間に廊下からの弱い灯りだけで、縁起物ぬいぐるみ「猫助」をISO値2112・シャッター速度通常の1/3で撮影。
それと普通にカメラで撮ったものを比べてみると…。
(おお、けっこうきれいに撮れてるじゃん!)
これなら730円のアプリ買わなくて済むなと、最初思ったのですが…。
そうは問屋がおろさず、画像を拡大するとざらつきとノイズが目立ちます。 乏しい光量下ISO値を極端に上げると、どうしてもこうなってしまうというのは写真に詳しい方には言わずもがなの常識。
画像レタッチアプリ「GIMP」で補正を試みましたが、ここまで広範囲だと直すのは無理でした。
※「M CAMRA」はビデオ撮影時にも使えるので、暗所で動画撮ってみたらコマ落ちしますがかなり明るい映像を収録できました。怪我の功名です。
iPhoneのナイトモードや一部Andoroid端末の夜間撮影機能できれいに撮れるのは、
それとほぼ同じ働きをするという「Neuralcam Night Mode」を、いよいよ私のiPhoneへ入れてみることに。
チャリーン、
730円課金完了。
これは「調査研究費」で、確定申告の時必要経費にしよう。
アプリを立ち上げると、すぐカメラが機動。 今は横画面ですが、縦にするとアイコンも向きが変わります。
各項目は最初自動、タップすると手動に切り替え可能。
白い丸ボタンでシャッターを切ると、「しばらくカメラを動かすなよ」と指示が出ますのでしっかり端末を保持して待機。
この時こちらや被写体が大きく動いてしまうと、エラーになり次へ進めません。
うまく撮影できれば「作業中」の画面になり、すぐ結果が表示されます。
思い通りに撮れていたらメニューから好きな明るさを選び、三点マークを開いて「Save Image」で端末に画像を保存して完了。
※設定から、「画像の自動保存」も指定可能。
では実際にNeuralcam Night Modeで撮影、M CAMERAでシャッター速度遅くして撮った画像と比べてみましょう。
撮影開始時はまだ午前中だったので、遮光カーテンを引いて室内を暗くします。
脇で女房が(またよからぬこと始めたわよこの人)という目で見てましたが、気にしない気にしない。
先代猫は人形のたぐいを本当に嫌がっていたので、未だに猫避けで窓際に置いてある子どもたちが幼い頃買った・もらったぬいぐるみたち。
まずはそこに、カメラを向けてみましょう。 かなり暗い室内、M CAMERAの画像は明るさは増していますがやはりざらつきが目立ちます。
ここで大トリ、Neuralcam Night Modeの登場。 うん、なかなかいい感じなのでは。
ざらつきはほとんど目立たなくなり、ぬいぐるみの質感が出ています。
続けて先ほどの猫助と、縁起物仲間の「おねがい猫」を撮影。
おっとぬいぐるみばかり撮っていないで、肝心のこまちを撮ってみよう。 カメラの気配に気づいて動いてしまったのでボケていますが、通常撮影の真っ黒な物体よりは目がはっきりし脇の箱も見えるようになりました。
屋内での試し撮りで(Neuralcam Night Mode、けっこう使えるかも)手応えを感じた私、夜の帳が下りるのを待ち兼ねて家を出ます。
ちょうど円楽一門会主催の『両国寄席』に出番があったので、その行き帰りにいろいろ撮ってみることに。
手始めは、地下鉄両国駅そばの交差点。 ビル群がくっきり際立ち、なんだか特撮のセットみたい。
カフェ店頭に飾られたハロウィンディスプレイと、両国寄席の幟。
では、もっと暗いところではどうか?
帰りに西新宿五丁目駅からわが家まで方南通りの脇道を歩いて撮影スポット探したのですが、街灯が50メートルおきに立っていて意外と暗がりってないものなんです。
あってもそこは人様の庭先とか駐車場だったりしますんで、夜中にうっかり入り込んで警察沙汰になったら大変。
なんとかあまり明かりが当たっていない植え込みを見つけたので、疑似ナイトモード起動。
静まりかえった神社の玉垣。 (おお、Neuralcam Night Modeなら彫り込まれた奉納者の名前まで読める!)感動したのですが、考えてみればそこまではっきりさせたいならフラッシュを焚けばいいんですよね。
本家ナイトモードが力を発揮するシーンの一つ、夜景はどうでしょうか。 夜の公園、彼方の高層ビル街と手前の芝生が通常撮影より鮮やかに立ち上がっています。
ここまで善戦してきたNeuralcam Night Modeですが、残念ながら本家には及ばない弱点も。
このように背景にノイズが入ってしまうことが、けっこうあるのです。
iPhoneのナイトモードとNeuralcam Night Modeを比較した方が、
とネット上でコメント。
かと言ってこのアプリ730円も出して入れる価値ないのかというと、決してそうではありません。
先のコメント出された方は、
ともおっしゃってます。
思い立ったが吉日、できるだけ早いうちにオンラインショップで機種変更するとしますか。
あ、おしまいにもう一つ・Neuralcam Night Modeの意外な効果をご紹介しましょう。
昼でもけっこう暗い、わが家の本棚に並んだコミックス。
Neuralcam Night Modeは合成と補正で実際に撮影したものをデコレーションするので、こうして予想外の画像が生成されるのもまた面白かったり。
よろしければ一度、あなたのナイトモード非対応iphoneにもお入れになってみてはいかがでしょう。
激しく検討中のこまち。
色で選ぶんだったら、赤いのがいいんじゃないの。
「SE一択」から
「12mini」に浮気
「12mini」に浮気
購入後2年半以上経ち、かなりバッテリーがヘタってきた私のiPhone8。
そろそろ、
買い替えどきでしょう。
小型スマホが好きな私にとっての次端末候補は、
2021年8月まではこの2台でした。
両者を天秤にかけた結果、iPhone12miniは
の2点がネックになり第2候補に後退。
「次に持つなら、iPhoneSE(2)だ!」
ほぼ決めていたのですが…。
今年9月のiPhone13シリーズ発売後、12各機がかなり値下がり。
私の契約しているA社では、容量64Gタイプが
で販売中。
で販売中。
ここから、私の悩みが始まりました。
悩みどころは
カメラの性能差
カメラの性能差
両端末の差額、
1万6380円。
微妙な数字。
この差が1万円前後だったら12miniに気持ちが傾いたでしょうし、2万円近くなら迷わずSEに決められたと思います。
それが、ちょうど間をとっての1万6380円。
奮発すれば、足せない額ではありません。
SEのチップは12miniより一世代前のものですが、それより古いiPhone8の操作性に何の不満もない私にとってそこは問題なし。
私が安くなった12miniを思い切ることができない大きな理由は、両者のカメラの性能差。
画素数やレンズの明るさのほか、12miniがSEより勝っているのは
この三つ。
①と②は今私の使い方ではあまり必要を感じませんし、どうしても欲しかったら外付けのレンズは安く売っているからそれを買えばいい。
悩みどころは、③の「ナイトモード」。
が売りの、iPhone11から標準装備された機能。
それがないのが、私にとってのiPhoneSE”唯一の泣きどころ”。
それがないのが、私にとってのiPhoneSE”唯一の泣きどころ”。
専用アプリで、
ナイトモードが可能に?
ナイトモードが可能に?
ナイトモードと、
1万6380円。
二つを天秤にかけて悩んでいる私の前に、ある日救世主が現れました。
なんとあるアプリを入れれば、非対応機種でもナイトモード撮影が可能になるというのです!
そのアプリの名は
"ほぼ”純正のナイトモードと同じような働きをする、買い切り制有料アプリ。
去年の8月にはバーゲンセールで370円だったそうですが、今は730円。倍近くします。
知ってりゃ、去年買っといたのになー。
アプリ購入前に
試したこと
試したこと
この値段を見て小心者岐阜県人の私、「Neuralcam Night Mode」購入をちょっと躊躇しました。
(また値下げするかもしんないし、それまでほかの代替手段でごまかせないか?)
お金はありませんが暇だけは潤沢な弱小噺家がまず考えたのは、
という方法。
iPhone標準機能では自分でシャッター速度等の設定をいじることはできませんが、これもサードパーティ製のアプリを入れることで対応可能に。
APPストアで「カメラ」「シャッタースピード」と検索すれば、該当するアプリがずらり出て来ます。
私が入れてみたのは、「M CAMERA」という無料アプリ。
デジタルカメラが感知する光の度合い「ISO値」とシャッター速度を、撮影画面上で直感的に操作できます。
それを使って夜間に廊下からの弱い灯りだけで、縁起物ぬいぐるみ「猫助」をISO値2112・シャッター速度通常の1/3で撮影。
それと普通にカメラで撮ったものを比べてみると…。
露光調整だけでは
やはり画質に限界が
やはり画質に限界が
(おお、けっこうきれいに撮れてるじゃん!)
これなら730円のアプリ買わなくて済むなと、最初思ったのですが…。
そうは問屋がおろさず、画像を拡大するとざらつきとノイズが目立ちます。 乏しい光量下ISO値を極端に上げると、どうしてもこうなってしまうというのは写真に詳しい方には言わずもがなの常識。
画像レタッチアプリ「GIMP」で補正を試みましたが、ここまで広範囲だと直すのは無理でした。
※「M CAMRA」はビデオ撮影時にも使えるので、暗所で動画撮ってみたらコマ落ちしますがかなり明るい映像を収録できました。怪我の功名です。
では思い切って
有料アプリ入れてみよう!
有料アプリ入れてみよう!
iPhoneのナイトモードや一部Andoroid端末の夜間撮影機能できれいに撮れるのは、
という原理。
それとほぼ同じ働きをするという「Neuralcam Night Mode」を、いよいよ私のiPhoneへ入れてみることに。
チャリーン、
730円課金完了。
これは「調査研究費」で、確定申告の時必要経費にしよう。
アプリを立ち上げると、すぐカメラが機動。 今は横画面ですが、縦にするとアイコンも向きが変わります。
各項目は最初自動、タップすると手動に切り替え可能。
白い丸ボタンでシャッターを切ると、「しばらくカメラを動かすなよ」と指示が出ますのでしっかり端末を保持して待機。
この時こちらや被写体が大きく動いてしまうと、エラーになり次へ進めません。
うまく撮影できれば「作業中」の画面になり、すぐ結果が表示されます。
思い通りに撮れていたらメニューから好きな明るさを選び、三点マークを開いて「Save Image」で端末に画像を保存して完了。
※設定から、「画像の自動保存」も指定可能。
まずは屋内で試し撮り
では実際にNeuralcam Night Modeで撮影、M CAMERAでシャッター速度遅くして撮った画像と比べてみましょう。
撮影開始時はまだ午前中だったので、遮光カーテンを引いて室内を暗くします。
脇で女房が(またよからぬこと始めたわよこの人)という目で見てましたが、気にしない気にしない。
先代猫は人形のたぐいを本当に嫌がっていたので、未だに猫避けで窓際に置いてある子どもたちが幼い頃買った・もらったぬいぐるみたち。
まずはそこに、カメラを向けてみましょう。 かなり暗い室内、M CAMERAの画像は明るさは増していますがやはりざらつきが目立ちます。
ここで大トリ、Neuralcam Night Modeの登場。 うん、なかなかいい感じなのでは。
ざらつきはほとんど目立たなくなり、ぬいぐるみの質感が出ています。
続けて先ほどの猫助と、縁起物仲間の「おねがい猫」を撮影。
おっとぬいぐるみばかり撮っていないで、肝心のこまちを撮ってみよう。 カメラの気配に気づいて動いてしまったのでボケていますが、通常撮影の真っ黒な物体よりは目がはっきりし脇の箱も見えるようになりました。
屋外での
夜間撮影に挑戦!
夜間撮影に挑戦!
屋内での試し撮りで(Neuralcam Night Mode、けっこう使えるかも)手応えを感じた私、夜の帳が下りるのを待ち兼ねて家を出ます。
ちょうど円楽一門会主催の『両国寄席』に出番があったので、その行き帰りにいろいろ撮ってみることに。
手始めは、地下鉄両国駅そばの交差点。 ビル群がくっきり際立ち、なんだか特撮のセットみたい。
カフェ店頭に飾られたハロウィンディスプレイと、両国寄席の幟。
ここまでの画像はすぐ目の前が大きな通りで周りも明るいので、Neuralcam Night Modeも楽に仕事ができているようです。
では、もっと暗いところではどうか?
帰りに西新宿五丁目駅からわが家まで方南通りの脇道を歩いて撮影スポット探したのですが、街灯が50メートルおきに立っていて意外と暗がりってないものなんです。
あってもそこは人様の庭先とか駐車場だったりしますんで、夜中にうっかり入り込んで警察沙汰になったら大変。
なんとかあまり明かりが当たっていない植え込みを見つけたので、疑似ナイトモード起動。
静まりかえった神社の玉垣。 (おお、Neuralcam Night Modeなら彫り込まれた奉納者の名前まで読める!)感動したのですが、考えてみればそこまではっきりさせたいならフラッシュを焚けばいいんですよね。
本家ナイトモードが力を発揮するシーンの一つ、夜景はどうでしょうか。 夜の公園、彼方の高層ビル街と手前の芝生が通常撮影より鮮やかに立ち上がっています。
本家には及ばず
でも代わりにはなる!
でも代わりにはなる!
ここまで善戦してきたNeuralcam Night Modeですが、残念ながら本家には及ばない弱点も。
iPhoneのナイトモードとNeuralcam Night Modeを比較した方が、
とネット上でコメント。
かと言ってこのアプリ730円も出して入れる価値ないのかというと、決してそうではありません。
先のコメント出された方は、
ともおっしゃってます。
そういう方々には、Neuralcam Night Modeはとてもぴったりのアプリなのではないでしょうか。
ショップで実際に本家ナイトモードで撮影した写真を見たことがありますが、星空をがっつり撮るなどの目的でなければNeuralcam Night Modeで私は当面大満足。
この記事を書きながら、(よしっ、やっぱりiphoneSE。君に決めた!)決心が固まりつつあります。
思い立ったが吉日、できるだけ早いうちにオンラインショップで機種変更するとしますか。
あ、おしまいにもう一つ・Neuralcam Night Modeの意外な効果をご紹介しましょう。
昼でもけっこう暗い、わが家の本棚に並んだコミックス。
画像が左から右に行くにしたがって、背表紙の文字がはっきりしていきます。
Neuralcam Night Modeは合成と補正で実際に撮影したものをデコレーションするので、こうして予想外の画像が生成されるのもまた面白かったり。
よろしければ一度、あなたのナイトモード非対応iphoneにもお入れになってみてはいかがでしょう。
お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝
入船亭扇治拝
気に入った段ボールなら、とことん楽しみ尽くす!~猫と箱との素敵な関係(5)~ [猫のいる風景]
「月に雁」
「カレーに福神漬け」
などと並ぶベストマッチ、
「猫と箱」。
「カレーに福神漬け」
などと並ぶベストマッチ、
「猫と箱」。
こまちさん、段ボール箱に囲まれて楽しく仕事するのはけっこうだけど。
運んでる一番上の箱、
今にも落っこちそうだよ。
運んでる一番上の箱、
今にも落っこちそうだよ。
大好きな箱
愛用期間記録更新中
愛用期間記録更新中
狭いところを好むネコ科の生き物にとって、箱はうってつけの狩場だったり寛ぎの場だったり。
わが家のこまちは、
猫いちばい箱が大好き。
猫いちばい箱が大好き。
宅配便の箱やいただいたお菓子の容器など、新しい物は真っ先に飛び込んでチェック。
気に入った箱でしばらく遊んだり昼寝したりするのですが、だいたい1週間から10日くらいで飽きてしまい次の箱を催促。
ところが8月初めに通販で買った隙間ラックが入っていた箱、なんでもない段ボール製のこれがお嬢様はいたく気に入ったよう。
当記事を書いている10月2日現在まだ使っていますから、かれこれ2か月も同じ箱を愛用しています。
これはこまち今までの箱遍歴中、最長の期間。
朝からすっぽり中におさまって、箱ライフを満喫。
時折り寝返りをうち、思い思いの姿勢で箱に馴染んでいます。
ほとんど段ボール箱と一体化。
「いいねー」声をかけると
言わんばかりの形相でこちらを威嚇。
はいはい、誰もとらないから大丈夫だよ。
自家製枕で
居住空間さらに快適
居住空間さらに快適
けっこう早いサイクルでお気に入りが変わる過去の箱たちに比べ、この段ボール箱の何が特別こまちの琴線に触れたのでしょうか。
箱のサイズや材質・置いてある場所などにもよるのでしょうが、もう一つ思い当たる理由が。
梱包材のクラフト紙の切れ端を入れておいたら、それをいい塩梅に縒って手製の抱き枕にしている!
もちろん一からこまちが内職でこさえたわけではなく、箱の中で寝返りをうっているうち自然にこうなったのでしょうが…。
それを自分の楽な態勢になるよう、うまく切れ端枕の位置を変えて寛いでいます。
寛ぎ過ぎて
こんなところに寝癖が
こんなところに寝癖が
長時間枕にもたれて熟睡していると、寝起き顔に寝癖がけっこうくっきりとついていることが。
アップにすると、顔面左側の毛並みがぺったんこになっているのがわかります。
カメラの気配に「ハっ!」と目覚めた瞬間。
いかによく寝ていたとはいえ、猫とは思えぬ凄いご面相。
まだまだ続くよ
楽しい段ボール箱暮らし
楽しい段ボール箱暮らし
これだけ長く使っていますから、かなり箱のあちこちが傷んできています。
それはそうでしょう、そんなに厚手ではない段ボール箱・中で寝るだけではなく遊びのフィールドでもあるんですから。
おもちゃを投げ入れてやると凄い勢いで飛び込み、箱の中で獲物に猫キック猫パンチ。
そうやってボロボロにした箱の中、やはり擦り切れてヨレヨレになった枕を引き寄せて寝ているこまちの姿。
なんだか、新宿大ガードの下で暮らしている”段ボールの人”みたい。
そろそろ新しい箱に引っ越したらとも思うのですが、当猫にはまるでそんな気は無し。
「まだまだ、ここで暮らすニャ!」
そうかいそうかい、だったらこの箱は捨てないでもう少しとっておこうね。
満足そうなこまちのそばで、お父さんは☆人気あり過ぎて品薄の『アサヒマルエフ』、芳醇で深い苦みを体験してみた!でご紹介の『アサヒ生ビールマルエフ』缶で乾杯。
あちこち擦り切れてボロボロでもヨレヨレの箱でも、猫が気に入っているうちは素敵なマイホーム。
黒猫こまちの優雅な”段ボール箱ライフ”は、これからもまだまだ続いていくことでしょう。
こまちとほかの箱のお付き合いについては、
でも触れております。
お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝
入船亭扇治拝
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