長く厳しい夏もひと息、日々の暮らしと猫に感じる秋の気配 [日々雑感]
近所の公園にて。
入り口の「犬を園内に入れないでください」の看板に、「猫が自分で入る」のはいいのかな?と首をかしげる黒猫こまち。
一夜にして落葉
訪れる秋の気配
訪れる秋の気配
筆者は別に一休さんの「このはし渡るべからず」みたいなとんち話を書きたくて、冒頭画像を撮影したわけではありません。
6月末から始まった、記録的に暑い2022年東京の夏。
その酷暑が8月29日久しぶりにおさまり、朝夕は肌寒さを感じる陽気に。
気温が急に下がったので、公園の桜が一夜にして大量の葉を落としていました。
その様子を撮りたかったのです。
その酷暑が8月29日久しぶりにおさまり、朝夕は肌寒さを感じる陽気に。
気温が急に下がったので、公園の桜が一夜にして大量の葉を落としていました。
その様子を撮りたかったのです。
人影のない平日午前中の公園、散り敷く落ち葉。
いつもなら元気に立ち漕ぎをするこまちも、急に訪れた秋の気配におとなしく座ってブランコに揺られています。
季節の変化は
いろんなところに
いろんなところに
日々の暮らしの中いろんなところで感じとることができる、夏から秋への季節の移ろい。
たとえば波が高くなり、クラゲが出て来る晩夏の海とか。
こまち宗匠、のんびり俳句詠んでないでクロヤマさんとシロヤマさん助けてあげてください。
街の中華屋さんのメニューから「冷やしもの」が姿を消すと、やはり夏はおしまい。
「冷やし中華始めました」の貼り紙はよくありますが、「やめました」は見たことないですね。
買い物で立ち寄るスーパーの店頭にも秋刀魚などが並んで、秋の訪れを感じさせてくれます。
魚や野菜など食材だけでなく、お菓子たちも「秋を先取り」。
何より私のようなお酒好きには真っ先に目に入る、スーパー店内の秋風景。
そして
わが家の黒猫も…
わが家の黒猫も…
久々の涼風を感じながら、表で買い物と撮影を済ませて帰宅すると…。
おとといまではお気に入りの涼しい場所でのびていたこまちが、女房の布団で寝ています。
ひんやりした空気がちょっと寒いのでしょう、やがてキュッと縮こまって。
うちに居ながらにして、猫の寝相でお手軽に秋を感じることができる。
それなりに風流…なのかな。
それなりに風流…なのかな。
ご精読、ありがとうございます。またのご訪問・他記事へのご回遊、よろしくお願い申し上げます。
入船亭扇治拝
入船亭扇治拝
タグ:猫 イラスト
お稲荷様の境内に響く、涼やかな風鈴の音 [日々雑感]
赤坂の豊川稲荷東京別院。
山門前できれいな風鈴を手に、ご機嫌の黒猫こまち。
コロナ禍に負けるな
お稲荷様の風鈴祭り
お稲荷様の風鈴祭り
京都正寿院を筆頭格に、夏に日本全国各地で行われる「風鈴祭り」。
たくさんの風鈴を一堂に吊り、音と見た目で涼しさを感じてもらおうという催し。
たくさんの風鈴を一堂に吊り、音と見た目で涼しさを感じてもらおうという催し。
愛知県の豊川稲荷本院でもコロナ禍を吹き飛ばそうと、「表参道発展会」主宰で2021年7月から「ご縁風鈴まつり」が開催されています。
願い事をしたい方は、地元土産物店で1000円納めて風鈴を入手。
短冊に願いを書いて奉納、風鈴は催し期間内お稲荷様境内に飾りつけられます。
願い事をしたい方は、地元土産物店で1000円納めて風鈴を入手。
短冊に願いを書いて奉納、風鈴は催し期間内お稲荷様境内に飾りつけられます。
参拝客の方にも好評だったのでしょう、今年(2022年)夏からは東京別院でも同様の風鈴祭りが行われることに。
普段から別院のお稲荷様にはお世話になっている筆者、さっそく参詣と取材を兼ねて東京の「ご縁風鈴まつり」へ足を運んでみました。
立秋過ぎてもまだまだ厳しい陽射しが照りつける、猛暑の東京・赤坂。
都会の真ん中にもっこりと、緑の杜がそこだけ別世界の雰囲気を醸し出しています。
一礼して山門をくぐり、授与所を抜けた先に奉納風鈴がずらり並ぶ様は壮観。
短冊に込められた
心からの願い
心からの願い
三基の棚に吊られた風鈴の短冊には、それぞれ奉納した方の真心込めた願い事が記されています。
「家内安全」「良縁祈願」などの願い事もありますが、やはりお稲荷様と言えば”現世利益”。
より具体的な願いが多く見られました。
「家内安全」「良縁祈願」などの願い事もありますが、やはりお稲荷様と言えば”現世利益”。
より具体的な願いが多く見られました。
「スタッフにたくさんお給料が払えますように!」
コロナ禍でお客様が減った経営者の方でしょうね。 自分の事よりも先にスタッフを気遣うところ、泣かせるじゃありませんか。
コロナ禍でお客様が減った経営者の方でしょうね。 自分の事よりも先にスタッフを気遣うところ、泣かせるじゃありませんか。
「声優で大成功しますように」
ただの成功ではなく”大成功”。
いいぞいいぞ、若いうちの望みは大きい方がいいんだ。
アニメ好きおじさんである筆者も、陰ながら応援しているよ。
ただの成功ではなく”大成功”。
いいぞいいぞ、若いうちの望みは大きい方がいいんだ。
アニメ好きおじさんである筆者も、陰ながら応援しているよ。
「SNSのアベレージを落さず ずっとバズって欲しいです。」
ふた昔前にはまず見られなかったであろう、現代情報社会ならではの願い事。
呑気ブログの訪問者数が日々気になる私には、この短冊を書いた人の気持ちが痛いほどよくわかります。
ふた昔前にはまず見られなかったであろう、現代情報社会ならではの願い事。
呑気ブログの訪問者数が日々気になる私には、この短冊を書いた人の気持ちが痛いほどよくわかります。
「クリエイティブな勉強に注力する為の お金のエネルギーをくださってありがとうございます。」
う~ん、言わんとするところがわかるようなわからないような…。
”クリエイティブな勉強”にいそしむ人らしく、言葉遣いも独特。
海外の方なのかな?
う~ん、言わんとするところがわかるようなわからないような…。
”クリエイティブな勉強”にいそしむ人らしく、言葉遣いも独特。
海外の方なのかな?
それに対して、この短冊は単純明快。
「お金に余裕のある生活ができますように」
これぞ、「ザ・お稲荷様へのお願い」。
べらぼうにお金をくださいとは言いません。
ほんのわずかだけ、暮らしにゆとりがあればそれで幸せなんです。
これぞ、「ザ・お稲荷様へのお願い」。
べらぼうにお金をくださいとは言いません。
ほんのわずかだけ、暮らしにゆとりがあればそれで幸せなんです。
ブログ主も
想い込めて風鈴を奉納
想い込めて風鈴を奉納
ほかの方の短冊をいろいろ拝見したところで、さぁ自分も一つ風鈴を納めさせていただくとしましょう。
申し込みは、お札などを扱う授与所にて。
申し込みは、お札などを扱う授与所にて。
本院の1000円に対し、
別院の奉納料1500円。
このあたり愛知県豊川市と東京の、物価の違いということでしょうか。
別院の奉納料1500円。
このあたり愛知県豊川市と東京の、物価の違いということでしょうか。
奉納金が高い分というわけでもないかもしれませんが、本院の方が別院より願い事によって色が違う短冊が2種類多い。
本院の7種類に加え、「芸能運」の白・「美容運」の黒が別院オリジナル。
本院の7種類に加え、「芸能運」の白・「美容運」の黒が別院オリジナル。
私は噺家ですから白の短冊にしようかとも思ったのですが…。
芸については本来自分が努力精進すべきものですから、いきなり神頼みというのも気がひける。
やはりここはコロナ禍でガクっと減った高座数を増やしてもらうよう、「仕事運」赤の短冊で。
芸については本来自分が努力精進すべきものですから、いきなり神頼みというのも気がひける。
やはりここはコロナ禍でガクっと減った高座数を増やしてもらうよう、「仕事運」赤の短冊で。
我ながら下手な字ですが、炎天下一生懸命書いたんですからお稲荷様も大目に見てくださるでしょう。
初めての風鈴奉納を済ませ、そろそろ帰り道。
私を含め大勢の人の願いを受けて揺れる風鈴の音を背に石段を降り、ふと振り返れば山門の向こうに広がる緑と残暑の空。 今日もまだまだ、
気温が上がりそうです。
私を含め大勢の人の願いを受けて揺れる風鈴の音を背に石段を降り、ふと振り返れば山門の向こうに広がる緑と残暑の空。 今日もまだまだ、
気温が上がりそうです。
※東京別院で涼やかに揺れる風鈴たちの姿を、音声入り動画でTwitterに投稿しております。
※2021年に公開しました『黒猫こまち風鈴』動画はこちら。
※稲荷神の「現世利益」については、
にて詳しく綴っております。
にて詳しく綴っております。
ご精読、ありがとうございます。よろしければまたお立ち寄りくださいませ。
入船亭扇治拝
入船亭扇治拝
タグ:落語 猫 日記
粋でいなせで話がわかる!頼れる江戸の町方与力 [江戸のトリビア]
腰に大小たばさんだ侍が銭湯の女湯へ入って行くのを見て、不審がる町娘こまち。
朝の女湯は
貴重な情報源
貴重な情報源
この侍は、別に出歯亀の不審者ではありません。
江戸南町奉行所の、
れっきとした町方与力。
江戸南町奉行所の、
れっきとした町方与力。
「よりき」はもともと「寄騎」と書き、いざ有事の際馬に乗って駆けつけ身分の高い者に加勢する中級武士のこと。
徳川泰平の世になると「力で与(くみ)する」という意の表記に変わり、各奉行職直属の配下が与力という役職になります。
徳川泰平の世になると「力で与(くみ)する」という意の表記に変わり、各奉行職直属の配下が与力という役職になります。
時代劇によく登場するのは南北各町奉行所に所属する、25騎ずつ計50騎の町方与力。
江戸庶民の行政・治安全般に責任を持つ町方与力には、いくつかの職務上の特権が与えられていました。
いちばん有名なのは「江戸七不思議・女湯の刀掛け」。 町方与力は屋敷のある八丁堀界隈の女湯朝風呂にフリーパスで入浴することができた。
いちばん有名なのは「江戸七不思議・女湯の刀掛け」。 町方与力は屋敷のある八丁堀界隈の女湯朝風呂にフリーパスで入浴することができた。
その理由として、以下のようなことが挙げられます。
③については後付け説で、史実としての信憑性は薄いとする意見もありますが…。
ホントに「女湯で諜報活動」が行われていたと考えた方が、時代劇としては面白いじゃありませんか。
ホントに「女湯で諜報活動」が行われていたと考えた方が、時代劇としては面白いじゃありませんか。
身ぎれいで粋な
「江戸三男」筆頭
「江戸三男」筆頭
朝湯だけでなく、毎日出仕前に「自宅に職人を呼んでの髪結い」も町方与力だけの特権でした。
『幕末日本図絵』より
ほかの武士たちは、基本的に家臣の者に頭と顔の手入れをさせる。家来のいない最下級武士は、寂しい懐と相談して何日かおきに髪結い床へ行く。
そんな時代に町方与力だけは、公費を使い自分の屋敷でのんびりヘアーカットとフェイスエステができた!
そんな時代に町方与力だけは、公費を使い自分の屋敷でのんびりヘアーカットとフェイスエステができた!
もちろんこれもただの贅沢ではなく、商売上世間の広い髪結い職人からいろいろ話を聞き出すという職務上の目的はあったようですが…。
結果的に毎日月代と顔をあたって髷を結い直し、常に身ぎれいでさっぱりとしていられたのが江戸の町方与力。
結果的に毎日月代と顔をあたって髷を結い直し、常に身ぎれいでさっぱりとしていられたのが江戸の町方与力。
常に町人と間近に接し市井の犯罪にも関与するので「不浄役人」とみなされ、武士としての町方与力の地位は一段低いものとされていました。
ほかの武士がそんな自分たちに向ける眼差しへの、反骨心もあったのでしょう。 町方与力の身なりや言動は、次第に武士であっても町人寄りになっていきます。
ほかの武士がそんな自分たちに向ける眼差しへの、反骨心もあったのでしょう。 町方与力の身なりや言動は、次第に武士であっても町人寄りになっていきます。
小銀杏という独特の細髷を結い上げ、武張らず粋な着こなしで江戸っ子口調が様になる「八丁堀の旦那衆」。
「与力さま素敵!」
と女性はもちろん。 男連中からも憧れの的であった町方与力は大相撲力士・火消しとともに「江戸三男」とされ、その筆頭に数えられました。
「与力さま素敵!」
と女性はもちろん。 男連中からも憧れの的であった町方与力は大相撲力士・火消しとともに「江戸三男」とされ、その筆頭に数えられました。
副業は禁止だが
豊かだった与力の暮らし
豊かだった与力の暮らし
与力の年俸は、
知行200石=約600万円。
現代からするとまぁいいサラリーのように思えますが、部下を大勢召し抱え付き合いも多い役職を鑑みるとあまり高給取りとは言えません。
知行200石=約600万円。
現代からするとまぁいいサラリーのように思えますが、部下を大勢召し抱え付き合いも多い役職を鑑みるとあまり高給取りとは言えません。
下で働く同心たちは生活のための副業が認められていましたが、中間管理職たる与力自身には許されませんでした。
では江戸の正義の味方・」与力たちは、みな清貧のうちに暮らしていたのでしょうか?
答えは否、町方与力の多くは江戸の役人としてはけっこう豊かな生活を送っていたようです。
答えは否、町方与力の多くは江戸の役人としてはけっこう豊かな生活を送っていたようです。
給料以外の収入源としては、まず各方面からの「付け届け」。
ことに100万都市江戸では人口半分を占める町人階級の暮らしを守る町方与力の存在感は大で、大商人・大名などから月々盆暮れ「これでよしなに」というものが八丁堀の住居に届けられる。
ことに100万都市江戸では人口半分を占める町人階級の暮らしを守る町方与力の存在感は大で、大商人・大名などから月々盆暮れ「これでよしなに」というものが八丁堀の住居に届けられる。
その住まいがまた豪勢で、町方与力たちは300坪という敷地に冠木門付きの大きな屋敷を構えていたそうです。
そしてさらに敷地内には、貸し屋敷を設けることも許されていました。
誰にでも屋敷を貸していいというわけではなく医者・学者に限定されていましたが、それはかえって社会的地位が高い知識階級のみが入居するということで貸し手としては大歓迎。
誰にでも屋敷を貸していいというわけではなく医者・学者に限定されていましたが、それはかえって社会的地位が高い知識階級のみが入居するということで貸し手としては大歓迎。
そんな優良物件からの家賃収入も、町方与力の重要な財源でした。
話のわかる
警察官僚兼検事
警察官僚兼検事
時代劇でお馴染みのお白洲で町奉行が咎人に言い渡すのは、最終的な罪状とそれに対する量刑。
罪状認否自体はお白洲での調べの前に、町方与力の方で済ませておかなくてはなりません。
部下である同心・非公式の配下岡っ引きと目明したちが集めてきた証拠証言をもとに、与力が被疑者の罪を確定。
江戸町方与力の職務は、現代の警察官僚と検事の役を兼ね備えていたと言えます。
江戸町方与力の職務は、現代の警察官僚と検事の役を兼ね備えていたと言えます。
当時は基本的に自白が必須とされていたので、被疑者は複数の与力から「きりきりと白状いたせ!」と厳しく取り調べられます。
「石抱き」「釣り責め」など名前からして恐ろしげな責め苦も時して用いられたようですが、それには町奉行の許可が必要。
「石抱き」「釣り責め」など名前からして恐ろしげな責め苦も時して用いられたようですが、それには町奉行の許可が必要。
ですから町方与力は、むやみと拷問を行っていたわけではありません。
むしろ、その逆。
むしろ、その逆。
拷問までしなければ被疑者の口を割ることができない役人は、まだまだ未熟者。
取り調べを担当する「吟味方与力」はいかにして拷問を行わず説得で相手に罪を認めさせられるか否かで、職務上の実力が問われました。
「暴力でなく、口で被疑者を落とす」。 現代の取り調べ室での、「話のわかるベテラン刑事とカツ丼」なんて絵柄を思い起こさせます。
取り調べを担当する「吟味方与力」はいかにして拷問を行わず説得で相手に罪を認めさせられるか否かで、職務上の実力が問われました。
「暴力でなく、口で被疑者を落とす」。 現代の取り調べ室での、「話のわかるベテラン刑事とカツ丼」なんて絵柄を思い起こさせます。
町方与力の取り調べ現場に立ち会い「封建社会でありながら、比較的公平に行われている」という感想を抱いた海外の人が、こういう絵も残しています。
『幕末日本図絵』より
わが家の
治安維持隊出動
治安維持隊出動
筆者がここまで書いてきた記事を読み、自らも正義感に目覚めた黒猫こまち。
「アタシも与力のように、
うちの平和を守るんだ!」
部下のクロヤマさんシロヤマさん・専用パトカーとともに、わが家の治安維持隊いざ出動!
うちの平和を守るんだ!」
部下のクロヤマさんシロヤマさん・専用パトカーとともに、わが家の治安維持隊いざ出動!
…と思ったら。
今日も30度を超す厳しい残暑に、維持隊一同ひっくり返って。 う~む、うちの与力は
思ったより「非力」だなぁ…。
今日も30度を超す厳しい残暑に、維持隊一同ひっくり返って。 う~む、うちの与力は
思ったより「非力」だなぁ…。
お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝
入船亭扇治拝
タグ:江戸豆知識 猫
リアルとイラスト黒猫がお届けする、楽しい宅急便 [猫のいる風景]
暁告げる鶏鳴に、
目覚める黒猫宅配ドライバー。
目覚める黒猫宅配ドライバー。
さぁ出発!
と思いきや…
と思いきや…
巨大ニワトリの鳴き声に、敏腕ドライバー・こまちの両眼がキラリ。
今日は休み明けの月曜日・たっぷり休養とって充電したから、心機一転また配達頑張るぞ!
スックと立ち上がり、愛車ヤマトカーに搭乗していざ出発…かと思ったら。
その場でグルリひと回りしてから、また脚をクテクテと畳んで。
どてっとそのまま横倒しになり、完全にまた休めの態勢。
やがてこちらが飲み込まれそうなあくびを一つ、
ハイそれじゃおやすみなさい。
ええーっ、
今日も配達行かないの?!
今日も配達行かないの?!
リアルに代わって
この人たち出動!
この人たち出動!
まぁでも、こういった具合に気まぐれなところが猫の持ち味ですから。
今日も朝から暑いことだし、こまちドライバーにはもう一日お休みをあげましょう。
今日も朝から暑いことだし、こまちドライバーにはもう一日お休みをあげましょう。
でも荷物の到着待っている人がいるから、誰か配達には行ってもらいたいなー。
「だったら、私たちにお任せ!」
筆者の呟きにすかさず応えてくれたのは、そのものズバリのヤマト運輸マスコット・クロヤマさんとシロヤマさん。
息の合った運転で、さっそくヤマトカー出発進行。
後ろでジジ先輩が見送っています。
配達先に到着、
後ろに回って車の扉を開けると…。
イラストこまちが携えてきたプレゼントボックスの中には、また新しい話題や楽しい画像がいっぱい。
記事にて順次ご紹介していきますので、これからも呑気ブログへのご贔屓よろしくお願い申し上げます!
記事にて順次ご紹介していきますので、これからも呑気ブログへのご贔屓よろしくお願い申し上げます!
※ヤマト運輸マスコットたちについては、
などでも綴っております。
巨大ニワトリの紹介記事は、
よろしければご一読を。
などでも綴っております。
巨大ニワトリの紹介記事は、
よろしければご一読を。
お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝
入船亭扇治拝
タグ:猫 写真
製造販売元も喜んでくれた、黒猫の新しき箱ライフ~猫と箱との素敵な関係(5)~ [猫のいる風景]
知り合いの方から頂戴した、新潟『加島屋』さんのおいしいギフト。
「何が入ってるのかなー」と、ヤマト運輸マスコットたちワクワク。
リアル黒猫、
すかさず参戦!
すかさず参戦!
このギフトに興味津々なのは、マスコットだけではありません。
私が中味の『さけ茶漬』などの瓶詰を冷蔵庫にしまっていると、すかさず空いた箱をチェックしに来るわが家のリアル黒猫。
素早く前脚を箱に入れて、所有権を主張。
「手付けうったんだから、これはアタシのものね」ということでしょうか。
こうして手に入れた加島屋別荘、まず箱の方に入ってみるこまち。
二重構造のしっかりした17cm×25cmの箱は化粧箱は、伸ばした全身1m近くある成猫の身体にはいかにも窮屈だったのでしょう。
箱本体にはすぐ見切りをつけ、柔らかい蓋の方に引っ越しすることに。
箱よりは融通が利くので、なんとか自分の身体の形に蓋を合わせようともぞもぞ試行錯誤。
そして背中をはみ出させながらも、根性で蓋に収まった黒光りする物体。
まるで、
耳の生えた漬物石。
耳の生えた漬物石。
箱のためなら
努力惜しまず
努力惜しまず
しばらく漬物石状態で蓋にはまっていましたが、息苦しくて我慢できなくなったのでしょう。 ギョロンと目を剥くと、
上体を起こして「ああ、苦しかった!」とひと息。
その時の様子を横から撮ると、
蓋と猫が一体化しているかのよう。
蓋と猫が一体化しているかのよう。
いくら箱好きなこまちでも、「これは小さ過ぎるねー」と諦めるかと思いきや…。
「隣にある、さっきの固い箱も一緒に使えばいいんだ!」大発見したこまち。
箱と蓋を連結させて身体を伸ばし。
最終的には蓋に入り箱の縁をヘッドレストにして、寛ぎポーズ完成。
ほかに箱がないわけではないのに、とにかくわが家の敷居を新しくまたいだ箱はすべからくチェックし使ってみようという。
こと箱については努力を惜しまない、こまちの「箱愛」。
好きなものにここまで打ち込める猫のライフスタイル、怠け者の私には見習うべきところ大かもしれません。
こと箱については努力を惜しまない、こまちの「箱愛」。
好きなものにここまで打ち込める猫のライフスタイル、怠け者の私には見習うべきところ大かもしれません。
さて本記事と同じ内容をTwitterで呟いたところ、意外なところから「いいね」を頂戴しました。
なんと、
加島屋さん公式アカウント!
加島屋さん公式アカウント!
こうして猫も人間も楽しませてもらっている加島屋さん、これからも贔屓にさせていただきますよー。
※こまちと箱については、
などもご覧ください。
などもご覧ください。
お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝
入船亭扇治拝
タグ:猫 写真