非対応iPhoneでも、“ナイトモード撮影”が可能に!~夜景や暗所での撮影に、おすすめアプリご紹介~ [お役立ち情報]
2台のiPhoneを見比べて、
激しく検討中のこまち。
購入後2年半以上経ち、かなりバッテリーがヘタってきた私のiPhone8。
そろそろ、
買い替えどきでしょう。
小型スマホが好きな私にとっての次端末候補は、
2021年8月まではこの2台でした。
両者を天秤にかけた結果、iPhone12miniは
の2点がネックになり第2候補に後退。
「次に持つなら、iPhoneSE(2)だ!」
ほぼ決めていたのですが…。
今年9月のiPhone13シリーズ発売後、12各機がかなり値下がり。
ここから、私の悩みが始まりました。
両端末の差額、
1万6380円。
微妙な数字。
この差が1万円前後だったら12miniに気持ちが傾いたでしょうし、2万円近くなら迷わずSEに決められたと思います。
それが、ちょうど間をとっての1万6380円。
奮発すれば、足せない額ではありません。
SEのチップは12miniより一世代前のものですが、それより古いiPhone8の操作性に何の不満もない私にとってそこは問題なし。
私が安くなった12miniを思い切ることができない大きな理由は、両者のカメラの性能差。
画素数やレンズの明るさのほか、12miniがSEより勝っているのは
この三つ。
①と②は今私の使い方ではあまり必要を感じませんし、どうしても欲しかったら外付けのレンズは安く売っているからそれを買えばいい。
悩みどころは、③の「ナイトモード」。
ナイトモードと、
1万6380円。
二つを天秤にかけて悩んでいる私の前に、ある日救世主が現れました。
なんとあるアプリを入れれば、非対応機種でもナイトモード撮影が可能になるというのです!
そのアプリの名は
"ほぼ”純正のナイトモードと同じような働きをする、買い切り制有料アプリ。
知ってりゃ、去年買っといたのになー。
この値段を見て小心者岐阜県人の私、「Neuralcam Night Mode」購入をちょっと躊躇しました。
(また値下げするかもしんないし、それまでほかの代替手段でごまかせないか?)
お金はありませんが暇だけは潤沢な弱小噺家がまず考えたのは、
という方法。
iPhone標準機能では自分でシャッター速度等の設定をいじることはできませんが、これもサードパーティ製のアプリを入れることで対応可能に。
APPストアで「カメラ」「シャッタースピード」と検索すれば、該当するアプリがずらり出て来ます。
私が入れてみたのは、「M CAMERA」という無料アプリ。
それを使って夜間に廊下からの弱い灯りだけで、縁起物ぬいぐるみ「猫助」をISO値2112・シャッター速度通常の1/3で撮影。
それと普通にカメラで撮ったものを比べてみると…。
(おお、けっこうきれいに撮れてるじゃん!)
これなら730円のアプリ買わなくて済むなと、最初思ったのですが…。
そうは問屋がおろさず、画像を拡大するとざらつきとノイズが目立ちます。
乏しい光量下ISO値を極端に上げると、どうしてもこうなってしまうというのは写真に詳しい方には言わずもがなの常識。
画像レタッチアプリ「GIMP」で補正を試みましたが、ここまで広範囲だと直すのは無理でした。
※「M CAMRA」はビデオ撮影時にも使えるので、暗所で動画撮ってみたらコマ落ちしますがかなり明るい映像を収録できました。怪我の功名です。
iPhoneのナイトモードや一部Andoroid端末の夜間撮影機能できれいに撮れるのは、
それとほぼ同じ働きをするという「Neuralcam Night Mode」を、いよいよ私のiPhoneへ入れてみることに。
チャリーン、
730円課金完了。
これは「調査研究費」で、確定申告の時必要経費にしよう。
アプリを立ち上げると、すぐカメラが機動。
今は横画面ですが、縦にするとアイコンも向きが変わります。
各項目は最初自動、タップすると手動に切り替え可能。
白い丸ボタンでシャッターを切ると、「しばらくカメラを動かすなよ」と指示が出ますのでしっかり端末を保持して待機。
この時こちらや被写体が大きく動いてしまうと、エラーになり次へ進めません。
うまく撮影できれば「作業中」の画面になり、すぐ結果が表示されます。
思い通りに撮れていたらメニューから好きな明るさを選び、三点マークを開いて「Save Image」で端末に画像を保存して完了。
※設定から、「画像の自動保存」も指定可能。
では実際にNeuralcam Night Modeで撮影、M CAMERAでシャッター速度遅くして撮った画像と比べてみましょう。
撮影開始時はまだ午前中だったので、遮光カーテンを引いて室内を暗くします。
脇で女房が(またよからぬこと始めたわよこの人)という目で見てましたが、気にしない気にしない。
先代猫は人形のたぐいを本当に嫌がっていたので、未だに猫避けで窓際に置いてある子どもたちが幼い頃買った・もらったぬいぐるみたち。
まずはそこに、カメラを向けてみましょう。
かなり暗い室内、M CAMERAの画像は明るさは増していますがやはりざらつきが目立ちます。
ここで大トリ、Neuralcam Night Modeの登場。
うん、なかなかいい感じなのでは。
ざらつきはほとんど目立たなくなり、ぬいぐるみの質感が出ています。
続けて先ほどの猫助と、縁起物仲間の「おねがい猫」を撮影。
おっとぬいぐるみばかり撮っていないで、肝心のこまちを撮ってみよう。
カメラの気配に気づいて動いてしまったのでボケていますが、通常撮影の真っ黒な物体よりは目がはっきりし脇の箱も見えるようになりました。
屋内での試し撮りで(Neuralcam Night Mode、けっこう使えるかも)手応えを感じた私、夜の帳が下りるのを待ち兼ねて家を出ます。
ちょうど円楽一門会主催の『両国寄席』に出番があったので、その行き帰りにいろいろ撮ってみることに。
手始めは、地下鉄両国駅そばの交差点。
ビル群がくっきり際立ち、なんだか特撮のセットみたい。
カフェ店頭に飾られたハロウィンディスプレイと、両国寄席の幟。
では、もっと暗いところではどうか?
帰りに西新宿五丁目駅からわが家まで方南通りの脇道を歩いて撮影スポット探したのですが、街灯が50メートルおきに立っていて意外と暗がりってないものなんです。
あってもそこは人様の庭先とか駐車場だったりしますんで、夜中にうっかり入り込んで警察沙汰になったら大変。
なんとかあまり明かりが当たっていない植え込みを見つけたので、疑似ナイトモード起動。
静まりかえった神社の玉垣。
(おお、Neuralcam Night Modeなら彫り込まれた奉納者の名前まで読める!)感動したのですが、考えてみればそこまではっきりさせたいならフラッシュを焚けばいいんですよね。
本家ナイトモードが力を発揮するシーンの一つ、夜景はどうでしょうか。
夜の公園、彼方の高層ビル街と手前の芝生が通常撮影より鮮やかに立ち上がっています。
ここまで善戦してきたNeuralcam Night Modeですが、残念ながら本家には及ばない弱点も。
このように背景にノイズが入ってしまうことが、けっこうあるのです。
iPhoneのナイトモードとNeuralcam Night Modeを比較した方が、
とネット上でコメント。
かと言ってこのアプリ730円も出して入れる価値ないのかというと、決してそうではありません。
先のコメント出された方は、
ともおっしゃってます。
思い立ったが吉日、できるだけ早いうちにオンラインショップで機種変更するとしますか。
あ、おしまいにもう一つ・Neuralcam Night Modeの意外な効果をご紹介しましょう。
昼でもけっこう暗い、わが家の本棚に並んだコミックス。
Neuralcam Night Modeは合成と補正で実際に撮影したものをデコレーションするので、こうして予想外の画像が生成されるのもまた面白かったり。
よろしければ一度、あなたのナイトモード非対応iphoneにもお入れになってみてはいかがでしょう。
激しく検討中のこまち。

色で選ぶんだったら、赤いのがいいんじゃないの。
「SE一択」から
「12mini」に浮気
「12mini」に浮気
購入後2年半以上経ち、かなりバッテリーがヘタってきた私のiPhone8。
そろそろ、
買い替えどきでしょう。
小型スマホが好きな私にとっての次端末候補は、
2021年8月まではこの2台でした。
両者を天秤にかけた結果、iPhone12miniは
の2点がネックになり第2候補に後退。
「次に持つなら、iPhoneSE(2)だ!」
ほぼ決めていたのですが…。
今年9月のiPhone13シリーズ発売後、12各機がかなり値下がり。
私の契約しているA社では、容量64Gタイプが
で販売中。
で販売中。
ここから、私の悩みが始まりました。
悩みどころは
カメラの性能差
カメラの性能差
両端末の差額、
1万6380円。
微妙な数字。
この差が1万円前後だったら12miniに気持ちが傾いたでしょうし、2万円近くなら迷わずSEに決められたと思います。
それが、ちょうど間をとっての1万6380円。
奮発すれば、足せない額ではありません。
SEのチップは12miniより一世代前のものですが、それより古いiPhone8の操作性に何の不満もない私にとってそこは問題なし。
私が安くなった12miniを思い切ることができない大きな理由は、両者のカメラの性能差。
画素数やレンズの明るさのほか、12miniがSEより勝っているのは
この三つ。
①と②は今私の使い方ではあまり必要を感じませんし、どうしても欲しかったら外付けのレンズは安く売っているからそれを買えばいい。
悩みどころは、③の「ナイトモード」。
が売りの、iPhone11から標準装備された機能。
それがないのが、私にとってのiPhoneSE”唯一の泣きどころ”。
それがないのが、私にとってのiPhoneSE”唯一の泣きどころ”。
専用アプリで、
ナイトモードが可能に?
ナイトモードが可能に?
ナイトモードと、
1万6380円。
二つを天秤にかけて悩んでいる私の前に、ある日救世主が現れました。
なんとあるアプリを入れれば、非対応機種でもナイトモード撮影が可能になるというのです!
そのアプリの名は
"ほぼ”純正のナイトモードと同じような働きをする、買い切り制有料アプリ。

去年の8月にはバーゲンセールで370円だったそうですが、今は730円。倍近くします。
知ってりゃ、去年買っといたのになー。
アプリ購入前に
試したこと
試したこと
この値段を見て小心者岐阜県人の私、「Neuralcam Night Mode」購入をちょっと躊躇しました。
(また値下げするかもしんないし、それまでほかの代替手段でごまかせないか?)
お金はありませんが暇だけは潤沢な弱小噺家がまず考えたのは、
という方法。
iPhone標準機能では自分でシャッター速度等の設定をいじることはできませんが、これもサードパーティ製のアプリを入れることで対応可能に。
APPストアで「カメラ」「シャッタースピード」と検索すれば、該当するアプリがずらり出て来ます。
私が入れてみたのは、「M CAMERA」という無料アプリ。
デジタルカメラが感知する光の度合い「ISO値」とシャッター速度を、撮影画面上で直感的に操作できます。
それを使って夜間に廊下からの弱い灯りだけで、縁起物ぬいぐるみ「猫助」をISO値2112・シャッター速度通常の1/3で撮影。
それと普通にカメラで撮ったものを比べてみると…。

露光調整だけでは
やはり画質に限界が
やはり画質に限界が
(おお、けっこうきれいに撮れてるじゃん!)
これなら730円のアプリ買わなくて済むなと、最初思ったのですが…。
そうは問屋がおろさず、画像を拡大するとざらつきとノイズが目立ちます。

画像レタッチアプリ「GIMP」で補正を試みましたが、ここまで広範囲だと直すのは無理でした。
※「M CAMRA」はビデオ撮影時にも使えるので、暗所で動画撮ってみたらコマ落ちしますがかなり明るい映像を収録できました。怪我の功名です。
では思い切って
有料アプリ入れてみよう!
有料アプリ入れてみよう!
iPhoneのナイトモードや一部Andoroid端末の夜間撮影機能できれいに撮れるのは、
という原理。
それとほぼ同じ働きをするという「Neuralcam Night Mode」を、いよいよ私のiPhoneへ入れてみることに。
チャリーン、
730円課金完了。
これは「調査研究費」で、確定申告の時必要経費にしよう。

アプリを立ち上げると、すぐカメラが機動。

各項目は最初自動、タップすると手動に切り替え可能。
白い丸ボタンでシャッターを切ると、「しばらくカメラを動かすなよ」と指示が出ますのでしっかり端末を保持して待機。
この時こちらや被写体が大きく動いてしまうと、エラーになり次へ進めません。
うまく撮影できれば「作業中」の画面になり、すぐ結果が表示されます。
思い通りに撮れていたらメニューから好きな明るさを選び、三点マークを開いて「Save Image」で端末に画像を保存して完了。
※設定から、「画像の自動保存」も指定可能。
まずは屋内で試し撮り
では実際にNeuralcam Night Modeで撮影、M CAMERAでシャッター速度遅くして撮った画像と比べてみましょう。
撮影開始時はまだ午前中だったので、遮光カーテンを引いて室内を暗くします。
脇で女房が(またよからぬこと始めたわよこの人)という目で見てましたが、気にしない気にしない。

先代猫は人形のたぐいを本当に嫌がっていたので、未だに猫避けで窓際に置いてある子どもたちが幼い頃買った・もらったぬいぐるみたち。
まずはそこに、カメラを向けてみましょう。

ここで大トリ、Neuralcam Night Modeの登場。

ざらつきはほとんど目立たなくなり、ぬいぐるみの質感が出ています。
続けて先ほどの猫助と、縁起物仲間の「おねがい猫」を撮影。


おっとぬいぐるみばかり撮っていないで、肝心のこまちを撮ってみよう。

屋外での
夜間撮影に挑戦!
夜間撮影に挑戦!
屋内での試し撮りで(Neuralcam Night Mode、けっこう使えるかも)手応えを感じた私、夜の帳が下りるのを待ち兼ねて家を出ます。
ちょうど円楽一門会主催の『両国寄席』に出番があったので、その行き帰りにいろいろ撮ってみることに。
手始めは、地下鉄両国駅そばの交差点。

カフェ店頭に飾られたハロウィンディスプレイと、両国寄席の幟。

ここまでの画像はすぐ目の前が大きな通りで周りも明るいので、Neuralcam Night Modeも楽に仕事ができているようです。
では、もっと暗いところではどうか?
帰りに西新宿五丁目駅からわが家まで方南通りの脇道を歩いて撮影スポット探したのですが、街灯が50メートルおきに立っていて意外と暗がりってないものなんです。
あってもそこは人様の庭先とか駐車場だったりしますんで、夜中にうっかり入り込んで警察沙汰になったら大変。
なんとかあまり明かりが当たっていない植え込みを見つけたので、疑似ナイトモード起動。

静まりかえった神社の玉垣。

本家ナイトモードが力を発揮するシーンの一つ、夜景はどうでしょうか。

本家には及ばず
でも代わりにはなる!
でも代わりにはなる!
ここまで善戦してきたNeuralcam Night Modeですが、残念ながら本家には及ばない弱点も。


iPhoneのナイトモードとNeuralcam Night Modeを比較した方が、
とネット上でコメント。
かと言ってこのアプリ730円も出して入れる価値ないのかというと、決してそうではありません。
先のコメント出された方は、
ともおっしゃってます。
そういう方々には、Neuralcam Night Modeはとてもぴったりのアプリなのではないでしょうか。
ショップで実際に本家ナイトモードで撮影した写真を見たことがありますが、星空をがっつり撮るなどの目的でなければNeuralcam Night Modeで私は当面大満足。
この記事を書きながら、(よしっ、やっぱりiphoneSE。君に決めた!)決心が固まりつつあります。
思い立ったが吉日、できるだけ早いうちにオンラインショップで機種変更するとしますか。
あ、おしまいにもう一つ・Neuralcam Night Modeの意外な効果をご紹介しましょう。
昼でもけっこう暗い、わが家の本棚に並んだコミックス。

画像が左から右に行くにしたがって、背表紙の文字がはっきりしていきます。
Neuralcam Night Modeは合成と補正で実際に撮影したものをデコレーションするので、こうして予想外の画像が生成されるのもまた面白かったり。
よろしければ一度、あなたのナイトモード非対応iphoneにもお入れになってみてはいかがでしょう。

お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝
入船亭扇治拝