気に入った段ボールなら、とことん楽しみ尽くす!~猫と箱との素敵な関係(5)~ [猫のいる風景]
「月に雁」
「カレーに福神漬け」
などと並ぶベストマッチ、
「猫と箱」。
「カレーに福神漬け」
などと並ぶベストマッチ、
「猫と箱」。
こまちさん、段ボール箱に囲まれて楽しく仕事するのはけっこうだけど。
運んでる一番上の箱、
今にも落っこちそうだよ。
運んでる一番上の箱、
今にも落っこちそうだよ。
大好きな箱
愛用期間記録更新中
愛用期間記録更新中
狭いところを好むネコ科の生き物にとって、箱はうってつけの狩場だったり寛ぎの場だったり。
わが家のこまちは、
猫いちばい箱が大好き。
猫いちばい箱が大好き。
宅配便の箱やいただいたお菓子の容器など、新しい物は真っ先に飛び込んでチェック。
気に入った箱でしばらく遊んだり昼寝したりするのですが、だいたい1週間から10日くらいで飽きてしまい次の箱を催促。
ところが8月初めに通販で買った隙間ラックが入っていた箱、なんでもない段ボール製のこれがお嬢様はいたく気に入ったよう。
当記事を書いている10月2日現在まだ使っていますから、かれこれ2か月も同じ箱を愛用しています。
これはこまち今までの箱遍歴中、最長の期間。
朝からすっぽり中におさまって、箱ライフを満喫。
時折り寝返りをうち、思い思いの姿勢で箱に馴染んでいます。
ほとんど段ボール箱と一体化。
「いいねー」声をかけると
言わんばかりの形相でこちらを威嚇。
はいはい、誰もとらないから大丈夫だよ。
自家製枕で
居住空間さらに快適
居住空間さらに快適
けっこう早いサイクルでお気に入りが変わる過去の箱たちに比べ、この段ボール箱の何が特別こまちの琴線に触れたのでしょうか。
箱のサイズや材質・置いてある場所などにもよるのでしょうが、もう一つ思い当たる理由が。
梱包材のクラフト紙の切れ端を入れておいたら、それをいい塩梅に縒って手製の抱き枕にしている!
もちろん一からこまちが内職でこさえたわけではなく、箱の中で寝返りをうっているうち自然にこうなったのでしょうが…。
それを自分の楽な態勢になるよう、うまく切れ端枕の位置を変えて寛いでいます。
寛ぎ過ぎて
こんなところに寝癖が
こんなところに寝癖が
長時間枕にもたれて熟睡していると、寝起き顔に寝癖がけっこうくっきりとついていることが。
アップにすると、顔面左側の毛並みがぺったんこになっているのがわかります。
カメラの気配に「ハっ!」と目覚めた瞬間。
いかによく寝ていたとはいえ、猫とは思えぬ凄いご面相。
まだまだ続くよ
楽しい段ボール箱暮らし
楽しい段ボール箱暮らし
これだけ長く使っていますから、かなり箱のあちこちが傷んできています。
それはそうでしょう、そんなに厚手ではない段ボール箱・中で寝るだけではなく遊びのフィールドでもあるんですから。
おもちゃを投げ入れてやると凄い勢いで飛び込み、箱の中で獲物に猫キック猫パンチ。
そうやってボロボロにした箱の中、やはり擦り切れてヨレヨレになった枕を引き寄せて寝ているこまちの姿。
なんだか、新宿大ガードの下で暮らしている”段ボールの人”みたい。
そろそろ新しい箱に引っ越したらとも思うのですが、当猫にはまるでそんな気は無し。
「まだまだ、ここで暮らすニャ!」
そうかいそうかい、だったらこの箱は捨てないでもう少しとっておこうね。
満足そうなこまちのそばで、お父さんは☆人気あり過ぎて品薄の『アサヒマルエフ』、芳醇で深い苦みを体験してみた!でご紹介の『アサヒ生ビールマルエフ』缶で乾杯。
あちこち擦り切れてボロボロでもヨレヨレの箱でも、猫が気に入っているうちは素敵なマイホーム。
黒猫こまちの優雅な”段ボール箱ライフ”は、これからもまだまだ続いていくことでしょう。
こまちとほかの箱のお付き合いについては、
でも触れております。
お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝
入船亭扇治拝
タグ:猫 写真 イラスト