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目の衰えと楽しく付き合う、ポジティブ眼鏡ライフ [日々雑感]


いろんなフレームが並ぶ、眼鏡屋さん。
眼鏡屋店頭.jpg
人生折り返し点からかなり過ぎた今になって、今まで縁がなかったこの店を訪れることになった筆者。

ぼけるスクリーン
読めない字幕!

先日、大ヒット中のアニメ映画『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』を観に行った時のこと。
いつものようにお気に入りの最後列下手よりに座り、開映をワクワクしながら待っていたのですが…。CM予告に続き場内が暗くなり、本編が始まって驚きました。

画面全体にボーっと霞がかかったようで、映像がピンぼけ。

キャラクターがアップになった時はまだいいのですが、引きの絵になると表情がわかりにくい。激しい戦闘シーンでは、敵味方モビルスーツの判別がつきづらく往生しました。
映画見づらい.jpg

そしてエンドロールのテロップが流れ出すと、小さい字幕は全てつぶれて判読できず。

ここではっきり自覚しました。
目が、かなり悪くなっていることを。

ここ数年映画のスクリーンがなんだか暗く映像の抜けが良くないと感じることは何度かありましたが、たまたまそういう劇場にあたったせいかなと思っていました。

そうではなく、見づらさの元凶は自分自身にあったとは…。
ガンダム登場人物の名セリフに倣うなら、「認めたくないものだな、歳ゆえの目の衰えというものは」といったところでしょうか。

初めての眼鏡体験!

目は心のマナコ・毎日使う大事なものですから、気づいたら早めに対処しようと久しぶりで眼科を受診することに。
猫の視力検査.jpg

その結果、
☆加齢とパソコン作業等目の酷使からくる近視
☆初期の白内障
であると判明。

白内障は喫緊に手術を要する段階ではないので、当面は近視の眼鏡矯正で行きましょうという先生の診断でした。

年相応の衰えをはっきり告知され、昔から目のいいのが自慢だったのでいくらかはがっかりもしましたが…。
「生まれて初めて眼鏡をかけられる」と思うと、それ以上になんだか胸がワクワク。

アニメによく出て来るメガネをかけた女性キャラクターが、私は大好き。
今までは傍で憧れているだけだった「メガネっ子」に、いよいよ自分もなれる。そう思うと今の目のつらい状況もそんな苦にならず、むしろ(初めての眼鏡作りを楽しんじゃおう!)という気持ちに。

近所の店で
機能的な一本を

眼医者さんで処方箋を出してもらい、笹塚駅前の『ビジョンメガネ』を訪れます。

うちから近いチェーン店だと『Zoff』もあるのですが、初めての眼鏡なので少しでも経験豊かな店員さんがいる方がいいかなと、社員資格「眼鏡のマエストロ」制をとっているビジョンさんを第一に訪問してみることに。

結果的にこれが大成功。
眼鏡チェーンでは店舗と店員さんに当たりはずれがあるとよく言いますが、私の場合はいきなりいいスタッフの方に巡り合うことができたのです。

「眼鏡が好きでこの仕事選んだんです!」とおっしゃるAさんは、自身も眼鏡がとても似合う素敵な女性。懇切丁寧な説明をしてくださり、初心者の私にも眼鏡のことがよく理解できました。

こま正面アイコン基本形.jpg

Aさんの親身の接客を受け、今回は「映画や観劇時・人混みなど歩く時に遠くが見える」ことを目的とした近視矯正単焦点の眼鏡を作ることに。

選んだフレームは、こちら。
ケータイフレックス カバー画像.jpg
『ケータイフレックス』昔の携帯電話のアンテナと同じ形状記憶素材使用の柔軟で軽い、ビジョンメガネ看板商品の一つです。

ちょうど春の売り尽くしセールをやっているところだったので、傷防止コーティングのオプションをつけて税込21760円と正規の価格より1万円近くお得に買うことができました!

こま正面アイコン笑い.jpg

注文してから7日後に出来上がり、店頭でフィッティングしてもらってその見え心地とかけ心地に大感動。
レンズはフレームとセット価格の標準的な非球面レンズ(屈折率1.60)ですが視界の歪みやにじみは初めて眼鏡をかける私にはほとんど気になりません。
そしてとにかく軽くて柔らかいフレームは顔に優しくフィットし、かけていることを忘れてしまう快適さ。

いや、いい買い物できました。
店が近所なので購入後の微調整やクリーニングなども気軽に足を運ぶことができるのも、嬉しいポイント。

眼鏡本体をお披露目

それではウキウキと持って帰ってきた私の人生初眼鏡、謹んでここに開陳させていただきます。
専用眼鏡ケース.jpg
サービスで付属する眼鏡ケースは、「K tai FLEX」のロゴ入り。

蓋を開けると…。
眼鏡開封の儀.jpg
ラウンド型アンティークゴールド色の、ふんわりしたデザイン。
眼鏡アップ.jpg

テンプルは糸のように細く柔らかく、そのまま寝転がったりしても大丈夫。
テンプルアップ.jpg

ブリッジ部分は前モデルから改良が施され、より顔面への負担が軽減されているそうです。
ブリッジ部分アップ.jpg

では実際にモデルさんに、眼鏡をかけてみてもらいましょう。
まずヤマト運輸マスコットの、クロヤマさんから。
クロヤマさん試着.jpg
うん、いかにも「仕事ができる男」という感じでいいね。

女の子のシロヤマさんも試着。
シロヤマさん試着.jpg
緑の目にフレームが映えて、こちらもお似合い。

さて、もう一人の猫スタッフ・こまちはどうかな。
お気に入りの箱に入って寛いでいるところへ眼鏡を持っていくと…
眼鏡にそっぽ.jpg
すごく嫌そうにそっぽを向きます。

なおも「こまちー、ちょっとだけこれかけてよー」と近づけると、目をぎゅっとつむって下を向いてしまいました。
こわいよ眼鏡.jpg

どうもわが家の黒猫は、眼鏡が怖いようです。

当猫が嫌いだというのを押さえつけてかけさせるのはかわいそうだし、そんな写真が撮れたとしても公開したら動物愛護団体から訴えられてしまいます。

ではここは合成で、こまちに私の初眼鏡をかけてあげましょう。
中メガネかけたこまち.jpg
どう、似合うかニャ?

蔦飾り線.png

入船亭扇治・記

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