季節は巡り、今年も「猫が落ちる」頃に [猫のいる風景]
陽気がよくなり、涼しい廊下でひっくり返っている黒猫こまち。
寒い冬には見られなかったこの姿に、時の流れを感じる筆者。

センス溢れる
「オリジナル猫用語」
「オリジナル猫用語」
SNS上などでいつの間にか定着している、猫に関する新しいオリジナル用語。
今はあまり使わなくなりましたが、猫のことを「ぬこ」と称するのがいっとき流行りました。
「ぬ」という文字の形が、耳を立てしっぽをくるりんとした猫に見えるところから来ているのでしょうね。


最近では「ニャンモナイト」「アンモニャイト」と呼ぶことが多いですが、ひと頃は猫がこれ以上ないほど丸まっている状態をこんな言葉で表現したものです。
美味しそうな、
「ネコワッサン」。
背中のあたりだけ、ちょっとかじらせてくんないかな。

「ネコワッサン」。
背中のあたりだけ、ちょっとかじらせてくんないかな。

猫が窓際で眼光鋭く外を監視する、「ニャルソック」。
24時間体制の本家『アルソック』に比べて、こちらは気が向いた時だけの特別警戒。けっこうすぐ飽きたりしますね。

文豪にも愛された
猫の悩殺ポーズ
猫の悩殺ポーズ
リラックスしている猫が見せる、この姿。
「香箱座り」。
文字通りお香を入れる四角い箱の形に似ているところから来たこのネーミング、最近のオリジナル猫用語のはしりと言えるかもしれません。

文字通りお香を入れる四角い箱の形に似ているところから来たこのネーミング、最近のオリジナル猫用語のはしりと言えるかもしれません。
森鴎外・芥川龍之介・尾崎紅葉らそうそうたる文豪たちもこの愛らしい仕草にハートを射抜かれたらしく、作品の中で猫の香箱について触れていたりします。
また香箱は平安時代には宮中女性の必需品だったそうですから、清少納言や紫式部あたりがこんな感想を書き記していたのかも。

ぜひ俳句の季語に!
冒頭イラストのように猫が床などに転がって全身伸ばしている様を表す言葉「猫が落ちている」。
明け方まだ薄暗い廊下でこれやられて、踏んづけそうになったことも一度や二度ではありません。




どなたが考えたのでしょう、実に言い得て妙なオリジナル語「猫が落ちる」。
また「香箱座り」に負けないくらい、味わい深い言葉だとも思います。
また「香箱座り」に負けないくらい、味わい深い言葉だとも思います。
「落ち蝉」という語は晩夏の季語になっていますから、ぜひ「落ち猫」も春から夏の季語として俳句に取り入れてもらいたい。
冒頭イラストの情景から、こんな句をひねってみたり。
※落ち蝉については、
でも綴っております。
でも綴っております。
俳人噺家の
猫を詠んだ一句
猫を詠んだ一句
筆者の拙吟を披露したあとは、お口直しに俳人でもあった師匠・扇橋の句をご紹介。
剪定の音きいてゐる猫の耳

この句についての”メイキング事情”を、私は師匠から直接聞かせてもらったことがあります。
というのが、その時の言葉。
というのが、その時の言葉。

生前特に猫が好きだったわけでもない扇橋ですが、この句は猫という生き物の愛らしさ・どこか神秘的なところがよく表れていると思います。
そんな師匠の高座名が、この秋新真打が襲名して復活。
それに先立ち九代目扇橋の直弟子のうち5人が集まる会を、池袋演芸場にて開催いたします。
それに先立ち九代目扇橋の直弟子のうち5人が集まる会を、池袋演芸場にて開催いたします。

師匠の教えを守り、それぞれが自分たちなりに言葉を大切にしているつもりの私ども弟子たち。
こうして一堂に会する機会は意外と珍しいので、よろしけば覗いてやってください!
こうして一堂に会する機会は意外と珍しいので、よろしけば覗いてやってください!

お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。またのご訪問、心よりお待ち申し上げております。
入船亭扇治拝
入船亭扇治拝
タグ:猫 俳句
「わが家の猫とぬいぐるみ」ちょっと複雑・でも素敵な関係 [猫のいる風景]
ある穏やかな春の朝。
目覚めると、窓際に並ぶぬいぐるみが一つ増えていました。

猫避けぬいぐるみ
こまちには通用せず
こまちには通用せず
子どもたちが幼い頃買ったりもらったりしたぬいぐるみ、処分するにはしのびないので(いつか、孫なんてのができたらあげてもいいからな)と後生大事にとってあるわが家。
押し入れに入れっ放しはなんだかかわいそうだし、第一貴重な収納場所が圧迫されます。
そう思って何体かこうして表に出してあるのですがそれが幸いしたというのは、先代猫はとにかくぬいぐるみが苦手。
ぬいぐるみやマスコットがあるところには、決して近づこうとしませんでした。
そう思って何体かこうして表に出してあるのですがそれが幸いしたというのは、先代猫はとにかくぬいぐるみが苦手。

そこでわが家では壊れ物が置いてある高所や、人目につく通りに面した窓際など。猫にはあまり寄ってほしくないスポットに”猫避け”としてぬいぐるみを置いていたのです。
神経質な先代猫には17年間効果絶大だった猫避けぬいぐるみでしたが、大らか(大雑把)な性格のこまちには”カエルの面になんとか”。
陽気がよくなると通りに面した窓も網戸にすると、喜んでぬいぐるみかき分けてニャルソックに駆けつけてきます。
勢い余って、ブタさんの顔を踏んづけるこまち。
陽気がよくなると通りに面した窓も網戸にすると、喜んでぬいぐるみかき分けてニャルソックに駆けつけてきます。


怖がらないが
仲がいいわけでもない
仲がいいわけでもない
このようにこまちはぬいぐるみにあまり抵抗はないようですが、かと言って仲がいいのかというとそうでもありません。
というのが、黒猫こまちのぬいぐるみ観。
というのが、黒猫こまちのぬいぐるみ観。
この冬新しくしたエアコンの温風が当たるスポットを求めて、「おねがいネコ」「阿吽のシーサー」といった縁起物たちの間に無理むり割り込んでくるなんて光景がよく見られました。
「なんでここ、こんなに狭いの!」と言いたげなこまち。


それは、
あなたがいるからです。
その縁起物さんたちはこまちが産まれる前からそこが定位置なんで、優先してあげてね。
あなたがいるからです。
その縁起物さんたちはこまちが産まれる前からそこが定位置なんで、優先してあげてね。
けっこういる
ぬいぐるみが苦手な猫
ぬいぐるみが苦手な猫
猫好きな方々が集まるSNSで、「お気に入りのぬいぐるみを肌身離さず持って歩く猫」といった投稿を何度か見たことが。
その反面わが家の先代猫のように、マスコットや人形のたぐいをひたすら忌避する猫ちゃんが多いというのもまた事実。
その反面わが家の先代猫のように、マスコットや人形のたぐいをひたすら忌避する猫ちゃんが多いというのもまた事実。
私の大好きな佐々木倫子さんの漫画『動物のお医者さん』に、こんなエピソードが。



白泉社刊『花とゆめCOMICS 動物のお医者さん』第8巻より。
菱沼さんが持ち出したのは動くパンダのおもちゃなので、ミケやニャオンでなくても嫌がる猫が多いでしょうが…。
動かなくてもほかの生き物のフォルムをしたぬいぐるみはそれだけで「自分のライバル・外敵」と認識する個体も、またたくさん存在するということなのかなと思います。
かわいいもの同士の
撮影を試みるも…
撮影を試みるも…
猫に、ぬいぐるみ。
どちらも同居人・持ち主にとってはかわいいもの。
どちらも同居人・持ち主にとってはかわいいもの。
その両者を同じファインダー越しに収めた写真や動画が撮れたら、かわいさは×2ではなくて2乗の効果!
ネットで公開したら大評判・SNSでも「いいね」の雨が、あ降るようだァ…なんてことになるんじゃないか。
ネットで公開したら大評判・SNSでも「いいね」の雨が、あ降るようだァ…なんてことになるんじゃないか。
そんな期待を抱いてこまちとぬいぐるみのツーショットを過去に何度も試みているのですが、あまりうまくいきません。

普段はぬいぐるみを近づけただけで逃げることが多いので、寝起きや食後のまったりタイムに撮影会を開くことが多いわが家。
その朝もごはん食べて二度寝にかかったこまちと、この人たちの記念撮影に挑戦。
☆『ひょんなことから参加したキャンペーンで、思わぬニコニコ!~コロナ禍の日常で出会えた、ささやかな喜び~』の経緯でうちにやって来て、☆『ポートレートモードにも負けない、無料アプリ「GIMP」での画像背景ぼかし』などで活躍のヤマト運輸マスコット・クロヤマさんとシロヤマさん。
その朝もごはん食べて二度寝にかかったこまちと、この人たちの記念撮影に挑戦。

という図を撮りたかったのですが…。
当猫はすぐに飽きて、(眠いんだけどー)と不機嫌な表情。
そしてまだ撮影に協力する気満々のクロヤマさんとシロヤマさんそっちのけで、ひとり先に寝てしまいました。


でもせっかく撮った画像なので、
これは設定を変更。
「古代遺跡から巨大ニャンモナイトが出土し、驚く発掘隊」として再利用。
これは設定を変更。

わが家の猫が
ぬいぐるみに変身!
ぬいぐるみに変身!
さてここで話は、冒頭画像に戻ります。
マジックミラーカーテン越しに外を眺めている黒猫に「何が見えるの?」と声をかけたら、「ん?」という表情で振り向いた姿。
猫親バカ全開で、
(か、かわいいー。
ぬいぐるみみたい!)
シャッター切りながらそう思いました。
猫親バカ全開で、
(か、かわいいー。
ぬいぐるみみたい!)
シャッター切りながらそう思いました。
そうだ、この”ぬいぐるみっぽさ”を加工動画で再現してみよう。
思い立つと、さっそく素材を用意。
冒頭画像とできるだけ同じアングルで撮った窓際の背景に、切り抜いたこまちと『魔女の宅急便』ジジのぬいぐるみ。

この3点セットと愛用の無料高機能アプリ『Aviutl』の「モーフィング効果」で、ちょちょいのちょい。
こまちが
みょみょみょみょ~っと
ジジに変身!
こまちが
みょみょみょみょ~っと
ジジに変身!
完成した動画は扇治のTwitter4月27日付にて公開しております。よろしければご覧ください。
☆https://twitter.com/senjitonaraban1/status/1519247905403858944
☆https://twitter.com/senjitonaraban1/status/1519247905403858944
不機嫌そうな顔しながらも結果的には撮影に協力してくれるこまちのおかげで、また1本記事のネタができました。
お礼に夜食で、CIAOちゅ~るあげようね。
やったー!


お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝
入船亭扇治拝
タグ:猫 写真
素敵な古民家空間で過ごす、豊かなティータイム~金沢『カフェくろねこ』さん訪問~ [猫のいる風景]
古都の風情が今も残る、金沢の街。
黒猫こまちが今日やって来たのは、大通りから少し入ったところに佇む素敵な古民家カフェ。
その名も、
『カフェくろねこ』さん!
黒猫こまちが今日やって来たのは、大通りから少し入ったところに佇む素敵な古民家カフェ。

『カフェくろねこ』さん!
趣ある建物
猫がお出迎え
猫がお出迎え
2021年秋にオープンした『カフェくろねこ』。
元映画・ドラマ監督のオーナーさんが、地元に帰って始められたお店。

昔ながらの造りは極力残しつつ快適に過ごせるカフェに産まれ変わった、大正産まれ・築100年の二階建て日本家屋。
そこで春には桜も咲き誇る庭を眺めながら、香り高いコーヒーやオリジナル軽食がゆったり味わえると評判。
そこで春には桜も咲き誇る庭を眺めながら、香り高いコーヒーやオリジナル軽食がゆったり味わえると評判。
今回筆者がその『カフェくろねこ』さんを訪れたのは観光ではなく、以前からお世話になっている方がここで主催してくださる落語会出演のため。

初めて伺う会場なのでどんなところだろうとお店のホームページやSNSでのレビューを調べてみると、
というのも売りの一つだというではありませんか!
というのも売りの一つだというではありませんか!
これを知った猫同居人の私、訪問するのがますます楽しみに。

そして2022年4月18日午後、ワクワクしながら『カフェくろねこ』へとやって来た私。
まず玄関先でいきなり、かわいい猫たちの看板がお出迎え。
やはり猫が踊る戸を開けて中へ入ると、
そこにも猫ねこネコ!



店内いたるところ
溢れる猫と遊び心
溢れる猫と遊び心
17時開演の落語会。会場設営を始める16時までまだ間があるので、まずはゆっくりお店の中を見せていただきましょう。
陽当たりのいい窓際のソファで、名物のバナナジュースを注文してご満悦のこまち。
グラスに敷かれたコースターにも、黒猫が。

グラスに敷かれたコースターにも、黒猫が。

広間の脇には、
半個室のように奥まったスペース。
これこれこまち、ここはお客様が落ち着いて本読んだりするところだから。
かくれんぼなんかして、お邪魔しちゃいけないよ。
半個室のように奥まったスペース。

かくれんぼなんかして、お邪魔しちゃいけないよ。

よく冷えたジュースを飲んだこまち、ここでちょっとお手洗いを拝借。
おや、化粧室の洗面台に猫がいます。
おや、化粧室の洗面台に猫がいます。

個室に入ってみると、足元に揃えられたスリッパも猫柄。

そして化粧室の壁に貼られた「カフェくろねこでの心得」。
思わず(クスっ)と笑ってしまう、遊び心溢れる内容。

ギャラリー兼の
広々とした2階
広々とした2階
昔の日本家屋らしい、急な梯子段を上って2階へと。
仕切りがなく広々とひと間にしてあるお座敷は、下よりさらに陽当たりがいい。
こまちでなくても、ちょっと横になって昼寝をしたくなります。

床の間に掛けられた絵、ご婦人と猫。
女性は、猫に何て声をかけているんでしょうか。

その絵から目を下にやると…猫バンドが、ノリノリで演奏中。
軽快なジャズの旋律が、耳に響いてくるよう。

2階はギャラリーも兼ねており、猫を扱った色んな作品が展示されています。
お客様はそれらを自由に見てまわり、気に入ったものは値段が付いている商品なら下で購入可能。
お客様はそれらを自由に見てまわり、気に入ったものは値段が付いている商品なら下で購入可能。
今回はちょっと慌ただしくて買えなかったのが残念ですが、Tシャツ・手拭い・風呂敷などのオリジナルも豊富な品揃え。
次の機会には、
ぜひ買いたいと思います!
次の機会には、
ぜひ買いたいと思います!
さぁ、会場設営
そして落語会本番
そして落語会本番
一般のお客様が皆さんお帰りになったので、16時少し前から会場設営開始。
身体が大きくて手際のいいオーナーさんと、率先して協力してくださる常連の方々の連係プレーで。私が余計な手を出す間もなく、キッチンカウンター前のこのスペースが。
あっという間に、
こんな素敵な高座に早変わり!

こんな素敵な高座に早変わり!

さぁ開演時刻になり、扇治独演会スタート。
当日1席目は『時そば』、仲入り後は『カフェくろねこ』さんでこの噺をやらない手はないだろうという、『いただき猫』。
後者は浪曲『猫餅』を三遊亭圓窓師匠が落語に直した演目、私が昔から大好きな噺。
後者は浪曲『猫餅』を三遊亭圓窓師匠が落語に直した演目、私が昔から大好きな噺。
会場いっぱい・30名弱のお客様は皆様好意的に反応してくださり、なんとか笑いのうちに1時間半の番組をお開きにすることができました。
会の模様を取材した地元紙の記事を、お客様がTwitterに投稿してくださっています。 ご当人のご了解を頂戴して、以下に掲載させていただきました。ありがとうございます。
今朝の新聞に掲載された。
— garden (@garden_tekuteku) April 18, 2022
猫背で写ってる(笑)
この距離感たまりませんわ。@senjitonaraban1 @cafekurone1921 pic.twitter.com/65WMKPmNKV
わが家の黒猫も
カフェ支店をオープン?
カフェ支店をオープン?
2泊3日の北陸公演を終え帰京した私を、出迎える黒猫こまち。
『カフェくろねこ』さんからいただいてきたオリジナルステッカーを、お土産にあげましょう。
こまちは座っているので全体のフォルムは違いますが、ステッカー猫と同じような瞳の形。

相手も黒猫だとわかるのか、初対面でも警戒することなくステッカーに興味を示すこまち。

こまち
思い立ったら行動が早いわが家の黒猫。
さっそく物件の都合をつけると、2軒同時に『カフェくろねこ』支店をオープンさせました!
さっそく物件の都合をつけると、2軒同時に『カフェくろねこ』支店をオープンさせました!


2年半ぶりに伺い、色んな方のご尽力で務めさせていただいた北陸公演。
これからまた少しづつ、こういった機会が増えてくるといいな。
これからまた少しづつ、こういった機会が増えてくるといいな。
そのためにはいつどこへ呼んでいただいてもいいように、しっかり稽古と準備をしておかなくては。
亡き師・扇橋の教えです。

お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝
入船亭扇治拝
タグ:おすすめスポット 猫 落語
黒猫マスコットの『楽しいままごと劇場』~ダイソー『ミニ洗濯機』体験記・後編~ [猫のいる風景]
イラストこまちから、今回記事のサポートを任されたクロネコヤマトマスコット=クロヤマさん。
※本稿は☆『大人にも人気のままごと玩具、黒猫はどう反応したか?~ダイソー『ミニ洗濯機』体験記・前編~』の続きです。
未読の方は、
ぜひ前編もご覧ください!

未読の方は、
ぜひ前編もご覧ください!
長編ままごと劇場
『クロヤマさんのお洗濯』
『クロヤマさんのお洗濯』
ある日家にやって来た、ピンクの小さなかわいらしい洗濯機。
自分たちマスコットには、
ぴったりの大きさ。

ぴったりの大きさ。

ちょうど今日はいいお天気なので、春物のシーツを洗うことにしたクロヤマさん。
よいしょよいしょと運んできたシーツを洗濯機に入れて、
蓋をします。



税込330円の洗濯機・プラスチック製の蓋は作りが甘いので、洗濯ものが飛び出さないよう上からギューッと。
念には念を入れて、
頭でも押さえておきましょう。

頭でも押さえておきましょう。

しっかり蓋が閉まったら、スイッチを入れます。
出来上がりまで、のんびりお気に入りの漫画を読んで待ちましょう。
おや、
待ちくたびれて寝てしまいました。

出来上がりまで、のんびりお気に入りの漫画を読んで待ちましょう。

待ちくたびれて寝てしまいました。

脱水が始まったのでそろそろ終わるかなと、中を覗き込むクロヤマさん。
自動で蓋が開いて洗濯終了!
※実際のミニ洗濯機は、自動では開きません。


きれいになったシーツを、洗濯槽から取り出します。
勢い余って、
ひっくり返ってしまいました。

ひっくり返ってしまいました。

気を取り直して起き上がり、洗剤のいい匂いがするシーツ抱えて干しに行くクロヤマさん…
ん、なんか忘れ物?

ついでに、
こっちもきれいにしていこう!
大丈夫かーい、しっぽとかちぎれないように気をつけてね。
こっちもきれいにしていこう!

リアル黒猫も
最後は一緒に参加
最後は一緒に参加
平日昼間からピンクのままごと玩具で遊ぶ、いい歳をしたおじさん(筆者)と猫マスコット。
(何やってんだろうこの人たちは)と言いたげに、我関せずと窓際でニャルソック中のこまち…
と思っていたら、トン!と高いところから降りて来て。
おやおや、『ままごと劇場』の最中、向こうを誰か通り過ぎて行きすよ。
見てたら面白そうだから、リアルこまちさんも参加したくなったのかい?


見てたら面白そうだから、リアルこまちさんも参加したくなったのかい?
こまち

はいはい、それでもけっこうですよ。
せっかく降りてきたんだから、イラストこまちも入ってみんなで記念撮影しようよ。
ハイ、チーズ!
せっかく降りてきたんだから、イラストこまちも入ってみんなで記念撮影しようよ。
ハイ、チーズ!



100均ショップで買った330円のおもちゃで、人間も猫もひと時楽しませてもらいブログ記事も2本書けた。
もうじゅうぶん、
元は取れています。
もうじゅうぶん、
元は取れています。
今度はこれへ実際に水を張って、マスクとか洗ってみよう。
そうだ。着物の半襟なんか洗うのにも、ちょうどいいんじゃないかな。
そうだ。着物の半襟なんか洗うのにも、ちょうどいいんじゃないかな。

お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝
入船亭扇治拝
タグ:猫 イラスト 写真
大人にも人気のままごと玩具、黒猫はどう反応したか?~ダイソー『ミニ洗濯機』体験記・前編~ [猫のいる風景]

100円ショップ・ダイソー両国店でお目当ての品が買えて、ご機嫌の黒猫こまち。
大人もハマった!
ままごと用ミニ洗濯機
ままごと用ミニ洗濯機
こまちが買ったのは、こちら。
ダイソーオリジナル玩具
『ミニ洗濯機』。
ミニ掃除機と並ぶ、子どもに人気のままごと用品。

『ミニ洗濯機』。
ミニ掃除機と並ぶ、子どもに人気のままごと用品。
プラスチック製の小さな筐体に、透明な蓋と排水ホースがちゃんと付いている。
単三乾電池2本で、けっこう力強く回る洗濯ファン。


税込330円ながら押さえるべきところは押さえた作りで、なるほどこれなら小さいお子さんは大喜びでしょう。
しかしこのミニ洗濯機、今大人の間でもちょいとしたブームなのだとか。
なんて感想がSNS上に数多く上がっています。
女性の方からは、
という声も。
という声も。
どこのダイソーでも扱っているわけではなく、大人気のため品薄でなかなか手に入らない時期もあったそうです。
両国の店舗に
ずらり並んでいた!
ずらり並んでいた!
私もネット記事で見かけて話のタネに買いたいなと思っていたのですが、近所のダイソー4軒回っても置いてある店はありませんでした。
ところが仕事先でたまたま入った両国のダイソーで、念願のミニ洗濯機発見!

おもちゃ売り場には三つしかありませんでしたが、あらためて店内を見ると2階へ上がる階段の踊り場・その壁になんとこんなに!
ミニ洗濯機がずらり並んだ光景は、いやー壮観。

そばには手間なく一緒に買えるよう、乾電池も置いてある細かい配慮。

本来の用途「ままごと」で
黒猫は遊んでくれるか?
黒猫は遊んでくれるか?
大人もハマった、このミニ洗濯機。
本来の用途は、
もちろん子どものままごと遊び用。
洗濯機自身も、小さい子に遊んでもらった方がよりやりがいがあり嬉しいでしょう。
もちろん子どものままごと遊び用。
洗濯機自身も、小さい子に遊んでもらった方がよりやりがいがあり嬉しいでしょう。
そこでわが家ではマスク洗ったりする前に、まず誰かにままごと遊びで使ってもらうことに。
さて、
誰がやってくれるかな。
さて、
誰がやってくれるかな。
今子どもたち二人、どちらも家にいるのですが…。社会人1年生の娘と大学2年の倅ですから、頼んでもおそらくやってくれないでしょう。
家の中で、ほかに「対象年齢3歳以上」のおもちゃを喜びそうな小さい子…。
家の中で、ほかに「対象年齢3歳以上」のおもちゃを喜びそうな小さい子…。
おお、ちゃんといるじゃありませんか!
愛猫こまち、
現在5歳。
愛猫こまち、
現在5歳。

ちょうどご飯を催促に起きてきたので、「ちょっとこれで、遊んでくれる?」とミニ洗濯機を見せてあげます。
初対面、
警戒心MAX。

警戒心MAX。
「遊ばなくていいから、一緒に写真撮らせてよ。そしたらご飯あげるから」となだめすかし、とりあえずツーショットらしきものは撮れたのですが…。
頑なに、洗濯機と目を合わそうとしません。




それでも撮影を強行していると、だんだんこまち嬢我慢の限界に。
洗濯機の向こうで、静かに怒りをみなぎらせています。
「いい加減にしてよー」と、耳を後足でバリバリ。
「もう疲れたー、撮影ここまでー」
と抗議のダイ・イン。



と抗議のダイ・イン。
リアル黒猫に代わり
華麗にこの人登場!
華麗にこの人登場!
「ごめんごめん、協力ありがとう」とお礼を言ってこまちの食事を支度する、その前にもう一度だけ。
お膳に、
ミニ洗濯機を置いてみます。
やはり最初は目を逸らし、下を向いて(なんでこんなものが、ここにあるんだろう)としばし思案。
そののち顔をキッと上げ、
「ここは、ご飯の場所。
こんなの置いちゃダメ!」
怒られてしまいました。
ミニ洗濯機を置いてみます。



こんなの置いちゃダメ!」
怒られてしまいました。
重ねてこまちに詫びを入れ、待たせてごめんとご飯あげてから。
しみじみミニ洗濯機を眺めつつ、まだ諦めきれない私。
しみじみミニ洗濯機を眺めつつ、まだ諦めきれない私。
そうだ!
リアルの代わりにこちらの言うことをちゃんと聞いてくれる黒猫が、わが家にはもう一人いるじゃないか。
リアルの代わりにこちらの言うことをちゃんと聞いてくれる黒猫が、わが家にはもう一人いるじゃないか。
おーいクロヤマさん、
出番ですよー!
出番ですよー!

☆『ポートレートモードにも負けない、無料アプリ「GIMP」での画像背景ぼかし』でも大活躍のヤマト運輸マスコット、満を持して華麗に登場。
果たしてこの人は、こちらの意図通りミニ洗濯機でままごと遊びをしてくれるでしょうか?
この続きは☆『黒猫マスコットの『楽しいままごと劇場』~ダイソー『ミニ洗濯機』体験記・後編~』にて。

前編のご精読、ありがとうございます。ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝
入船亭扇治拝
タグ:猫 イラスト 写真