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予想以上で大満足、絶景スポット『青い池』~美瑛町初訪問記その②~ [旅のアルバム]


愛用のカメラを首から下げ、趣きあるレンガ造りの駅舎前に立つ黒猫こまち。
美瑛駅.jpg
今日は一日たっぷり、
美瑛町観光するのです!

期待を裏切らない
美瑛町の定番スポット

美瑛町での公演翌日、私は完全オフ。
それに合わせてわざわざ休みをとってくれた、お世話人のUさん。今日これからご夫婦で、出不精な噺家を方々案内してしてくださろうというのです。
あぁありがたや、
持つべきものはいい知人友人。

Uさんがこちらに越して来てから自分で車を走らせ見つけた、個人的な穴場スポットも沢山あるそうですが。
美瑛初心者の私のためにUさんがまず振り出しとして選んでくれたのは、『青い池』
美瑛市街から20キロ弱の場所に位置する、美瑛にとどまらず北海道を代表する定番景勝地の一つ。

こういった名所には、知名度・期待値の高さを裏切る「三大がっかり」的なところも多いのですが…。
時計台小さい.jpg

私にとっての『青い池』は(実際に訪れることができて、本当に良かった!)と心底思える、予想以上の感動スポットでした!

二つある散策ルート
池に近い小道がおすすめ!

『青い池』のベストビューポイントは、池の北側に沿う遊歩道。
駐車場から遊歩道へ向かうと途中分岐点があり、左へ別れる外道の方が北側へはまっすぐ早く到達します。
それに対し右の小道ルートは最初にけっこう急な石段を降りる必要がありますが、外道よりも池の様子を間近で長い距離堪能することができる。

私は慣れたUさんにすすめられ小道を選び、これが大正解
白樺トンネル遊歩道.jpg

遊歩道の始まりから池を眺められるので、北へ向かって歩を進めるにつれ水底の深さによって水面の色が変わる様子がよくわかるのです。
1青い池入り口.jpg
2少し青くなる.jpg
3ススキを入れて.jpg
4池に映る.jpg

絶妙のアクセント、
青い空に浮かぶ雲

十勝岳噴火時の泥流被害を防ぐため築かれた堰堤、そこに美瑛川の水が溜まってできたのが『青い池』。
川の源流が湧き出す山の岩肌にはアルミニウム・硫黄・石灰が豊富に含まれており、それらが絶妙の割合で水に溶け込むことによって青い色になるのだそうです。

自然と偶然が産み出した、幻想的な青い水をたたえる池。

小道を進み、いよいよ北側ベストビューポイントにさしかかります。
6曲がり角.jpg

白樺越しにのぞむ、カラマツと山の稜線を映す青い水面。
7白樺越し.jpg

この日は好天に恵まれ、風も時折り池の表に小さくさざ波をたてる程度。
8ベストショット.jpg

そして青く高い空に刷毛で描いたように浮かぶ雲。
9雲がいい味.jpg
これが、実にいいアクセントとなっています。

写真撮影は玄人はだしのUさんも、
「あまりピーカン天気に撮った写真は、後で補正して雲を足してやりたくなる時あるよ」
と言ってました。

風景のあとは
”池より○○○”

口コミで人気が高まると美瑛町役場は、『青い池』を正式名称と定め観光資源にすることを決定。
池のそばに有料駐車場(町民の方は無料)と、売店を設営。
10売店.jpg

こぢんまりとした可愛らしい売店の、看板商品がこちら。
まんじゅうとソフトクリーム.jpg
う~ん、青い饅頭って…。味はともかく、見た目は微妙だな。

青いラムネ味のソフトクリームは人気があって、500円というお値段ながら私が見ている間にもよく売れてました。
キタキツネの絵入りウェハースを添えたソフトクリーム、こまちも欲しがるので一つ買ってあげましょう。
青いアイス食べる.jpg
頬っぺたに、クリームがついてるよー。

幻想的な青い池を堪能したあとは、皆さん”花より団子”ならぬ”池よりアイス”。
おいしそうに青いソフトクリームなめながら歩く人波に混じって、私たちも駐車場に停めてあるUさんの愛車へ戻ります。

次なる美瑛の絶景スポットへ向けて、さぁ出発!


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ご精読いただきまして、ありがとうございます。またのご訪問、お待ち申し上げております。
入船亭扇治拝

タグ:旅 猫
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