同居人の贔屓チーム応援を、猫が妨害？

横浜DeNAベイスターズのマスコット『DBスターマン』で、中日ドラゴンズの『ドアラ』をやっつける黒猫こまち。

一つのチームに
極端な負け越し

2022年も9月に入り、プロ野球ペナントレースも終盤戦。
岐阜県人である筆者が贔屓にする名古屋のドラゴンズは、目下セ・リーグ堂々の最下位街道驀進中。

9月2日まで日試合終了時点での勝敗借金、積み重ねて14。
なんとそのうちのほとんどは、
ベイスターズ相手の負け越し分。

我らがドラゴンズの今季対DeNA対戦成績、ここまで3勝15敗1分け。
「相性が良くない」ではもはやすまないこの負けっぷり、いろんな要因が考えられますが…。

一つ大きな理由が筆者の身近にあることに、最近気づきました。
それは、うちのこまちはどうも私と一緒になってドラゴンズを「積極的に応援してくれない」ということ。
いやそれどころか、彼女は私の贔屓チーム天敵であるベイスターズの方が好きらしいのです！

野球観戦を
邪魔する黒猫

私の自宅での野球観戦は、主に配信サービス『DAZN』での中継をタブレットで見るというスタイル。
座卓にタブレット乗っけてこっちがのんびり野球を見ていると、わざわざ画面の前に来てひっくり返るこまち。

そのまま寝てくれるのなら頭が画面に少しかかるくらいで、我慢して見ていられないこともないのですが…。

そのうち目でちらっとこちらの様子をうかがい、顔を上げて。

完全に画面を隠すこまち。

そりゃ見たいよ。
もうちょっと頭下げるか、身体の向き変えるかしてよー。

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こまちがこんな具合に私の野球観戦にちょっかい出しに来るたび、記事のネタになるかなと写真を撮っておきました。
それを整理してみると、こまちがタブレット観戦邪魔したのは今シーズン計5回。
そのうち１回が対巨人戦、あとはみんなベイスターズ戦でした。

偶然にしては、
出来過ぎのような気が。
これはもう確信犯的にこまちが、自分の好きなチームがドラゴンズ相手に分が悪い試合運びをしている時を狙って。 私の応援の邪魔をしに来ていると言ってもいいのでは。

こまちの妨害がなければ、中日の対横浜戦績は7勝9敗１分け。
少しは、見栄えのいい数字になっていたかもしれません。

父のモットー
家族みんなで応援

亡くなった私の父は、熱狂的なドラゴンズファン。
晩年までテレビとラジオの中継を一緒に視聴しつつ応援していました。

その頃はプロ野球にあまり興味がなかった私は、中日が負けるとよくその父から小言を食らったものです。
父いわく、

「お前たちほかの家族も一緒に応援せんから、またドラゴンズ負けてまった！」

当時は子ども心にも(理不尽なこと言うなー)と思ったものですが…。
今になってみると父は、好きな野球チームを家族みんなで応援して盛り上がりたかったんでしょうね。

自室で好きなお酒飲みながら、一人であまり強くない頃の中日ドラゴンズ応援していた父。
今だったら私も、
もう少しちゃんと相手したのにな。

こまちさんも、たまにはお父さんの贔屓チーム一緒に応援しようよ。

お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。 またのご訪問、お待ち申し上げております。
入船亭扇治拝

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