お洒落でかわいくて楽しい雑貨店で、面白スマホグッズを購入してみた! [お気に入り・おすすめ]
新宿駅南口Flagsビル3階。
デンマーク産まれのかわいくて楽しい雑貨ショップ『FLYNG TIGER COPENHAGEN(フライングタイガー・コペンハーゲン)』を訪れた、黒猫こまちと筆者。
デンマーク産まれのかわいくて楽しい雑貨ショップ『FLYNG TIGER COPENHAGEN(フライングタイガー・コペンハーゲン)』を訪れた、黒猫こまちと筆者。
若い女性を中心に
人気のファンシーショップ
人気のファンシーショップ
デンマークの露店から始まり、日本には2011年大阪に初上陸のフライングタイガー。
独自のパーティーグッズ、おもちゃ、キッチン用品、文房具を幅広く取り揃え、毎月新アイテムが続々登場。
若い女性を中心に支持されるこのショップ、今では日本全国で数十店舗を展開。東京では新宿のほか、表参道・二子玉川店があります。
子ども向けの知育玩具も充実しているので、小さいお子様がいらっしゃる親御さんにも人気。
お手軽に
スマホ画面を拡大
スマホ画面を拡大
いい歳をしたおじさん(私)とイラスト黒猫はちょっと(かなり)場違いな、お洒落かわいい雑貨店。
そこへ初めて足を踏み入れるきっかけになったのは、ネットで見たこんな記事の見出しと画像。
フライングタイガーのオリジナル商品『スマートフォンTV』。
フライングタイガーのオリジナル商品『スマートフォンTV』。
レトロなブラウン管テレビ型筐体前面の大型レンズで、後部に置いたスマートフォンの画面を拡大するという仕組み。
本格的にスマホ画面を大きなモニターで見たいのなら、ミラーリングや大画面端末にデータを移す方法がありますが…。
そこまでしなくても、スマホで撮った写真や動画を気軽にみんなでワイワイ見たい時。
そんなパーティグッズ感覚で(話のタネに、買ってもいいかな)と思わせる『スマートフォンTV』。
そんなパーティグッズ感覚で(話のタネに、買ってもいいかな)と思わせる『スマートフォンTV』。
お値段も税込1000円ちょうど(ネット通販だと1100円)とお手頃。
そして何より、この懐かしいテレビの形が私のハートにピンズド。
ネット記事を見てから速攻、スマートフォンTVを求めて新宿へと出かけることに。
かわいい雑貨に
目移りする店内
目移りする店内
自宅から徒歩30分で、新宿到着。
東口のヨドバシカメラ店頭で、巨大ニンテンドースイッチのディスプレイに驚くこまち。
大きなゲーム機を見て、「スマホ画面拡大用品」購入意欲がさらに高まります。
さあFlagsビル内・フライングタイガー新宿店へとやってきました。 店頭には若い女性が多くちょっと気おくれしましたが、店の奥を見ると男の人もちらほらと。それに励まされて、私とこまちも店内へと突入を敢行。
ショップスペースにぎっちりと並べられたグッズの数々、どれもかわいくて楽しくてついつい目移り。
幅も高さも30センチ近くある、大きなヒヨコの貯金箱。
これいっぱいにお金貯めるのに、どれくらい時間がかかるのでしょうか。
※店内商品の撮影には、お店の方の許可をいただいております。
※店内商品の撮影には、お店の方の許可をいただいております。
楽器のコーナーで、小型アコーディオン発見。
噺家の前座時代・余興で音楽漫談家の物真似をするため、ちょうどこんな感じの玩具アコーディオンを東京中探し回ってやっと三鷹で見つけた時の苦労を思い出します。
あの頃に、フライングタイガーあればよかったなー。
おっ、こっちにはこまちにちょっと似た猫の小皿があるぞ。
いやー、見てるだけで楽しいなー。
あれもこれも、欲しくなっちゃうな。
あれもこれも、欲しくなっちゃうな。
でもここは早くスマートフォンTVを体験して、記事にしなくちゃいけない。
後ろ髪引かれながら、スマホ関連コーナーへ。
ありましたありました、スマホ用簡易プロジェクターと並んで、箱が積み上げられています。
筐体のカラーは何種類かあり、私は学生時代持っていたのと同じ赤いテレビ型のにしました。
実際の使用感は?
いそいそと帰宅、まずは箱入りのまま外観を撮影。
裏には、実にシンプルでわかりやすい商品説明が。
開封してビニール袋から取り出します。
薄いプラスチックとレンズだけで構成され、いい意味でのチープ感がまた楽しい。
正面にある4つのボタンとスピーカー孔はもちろん飾りで、作動はしません。
それではいよいよ、本体にスマホをセット(後ろに立てかけるだけですが)してみましょう。
それではいよいよ、本体にスマホをセット(後ろに立てかけるだけですが)してみましょう。
おおっ、
ホントに大きくなった!
と感動して撮影、したのですが…。 レンズで拡大されているのは人間の網膜に映る「虚像」ですから、カメラでそのまま撮ることはできないのです。
ホントに大きくなった!
と感動して撮影、したのですが…。 レンズで拡大されているのは人間の網膜に映る「虚像」ですから、カメラでそのまま撮ることはできないのです。
代わりに、”これくらい大きくなるよ”という体感画像を。
動画を再生してみたら、かなりの迫力がありましたよ。
懐かしの
”昔テレビあるある”
”昔テレビあるある”
もちろん安価なレンズで拡大しただけですから画面はぼやけて見えるのですが、そこがかえってレトロ感満載の筐体に合ってていいなと私は思いました。
先に書きましたように、こっちはこれで本格的にスマホ画面大きくしたいわけではないんですから。
パーティグッズとしてひと時盛り上がれたら、それで1000円の元は充分とれているんです。
パーティグッズとしてひと時盛り上がれたら、それで1000円の元は充分とれているんです。
そして今回スマートフォンTVを購入してみたのは、そういった”話のタネ”としてだけではなく。
私が幼少期を過ごした、高度成長期前後の日本。
その頃のテレビは大型で脚付きタイプ、多くの家庭において重々しく床の間に鎮座ましましていたものです。 どっしりとした小型の緞帳のような埃避けの布をかけているお宅も、多かったですね。
当時のテレビ周辺機器としてポピュラーだったのが、こちら。
昔の家庭用テレビは本体に対してブラウン管が小さく視野角が狭いので、それを補うためのグッズ。
スマートフォンTVと同じ発想が、もうあの当時からあったんですね。
スマートフォンTVと同じ発想が、もうあの当時からあったんですね。
このレンズ、もともと凸レンズなので前面に湾曲しているのですが。
長く使っているうちブラウン管からの熱で変形が進み、湾曲が激しくなってきたものをテレビに装着すると…。 テレビ画面が、こんな魚眼レンズみたいに見えたものです。
長く使っているうちブラウン管からの熱で変形が進み、湾曲が激しくなってきたものをテレビに装着すると…。 テレビ画面が、こんな魚眼レンズみたいに見えたものです。
そしてこのテレビスコープの進化版として、わが家では使っていませんでしたがこんなものもありました。
カラー放送が多くなってきても、まだまだ対応するテレビは高かった時代。
わが家でもカラーテレビが初めて茶の間に置かれたのは、私が小学校4年生の時でした。
わが家でもカラーテレビが初めて茶の間に置かれたのは、私が小学校4年生の時でした。
新聞テレビ欄に「カラー」の記載がある番組なのに白黒でしか見られない家庭では、こういった器具で少しでもカラーテレビ気分を味わおうとしていたのです。
今からすると、なんだか笑っちゃうようなことですが…。
当時の平均的庶民はみんなこんな涙ぐましい工夫をして、テレビを見ていたんだなーと。
当時の平均的庶民はみんなこんな涙ぐましい工夫をして、テレビを見ていたんだなーと。
けっして経済的に豊かではなかったけれど、将来への希望に満ちあふれていたあの頃の日本。
その時代に少年だった私の懐かしい日々を、思い出させてくれたスマートフォンTV。
その時代に少年だった私の懐かしい日々を、思い出させてくれたスマートフォンTV。
これで1000円なら、私にとっては大変なお買い得。
留守番の黒猫にも
おみやげを
おみやげを
スマートフォンTVの箱がかなり嵩張るものだったので、フライングタイガーでほかに欲しい品はたくさんあったのですが当日は我慢。
また日をあらためてのんびりゆったり店を訪問するつもりですが、実はもうひと品だけその時買ったものが。
ポンポン付きのかわいいボールペン、税込150円。
もちろん筆記用具としても使いますが、購入の第一目的は留守番のリアルこまちへのおみやげ。
うんうん、ちょっとだけでも興味を示してくれればお父さん嬉しいや。
こちらも、150円の投資は早々に回収成功!
お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝
入船亭扇治拝
タグ:おすすめグッズ 猫