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寒い時の読書にも助かる、100円ショップの優れもの [お気に入り・おすすめ]


参考資料を見ながらのパソコン作業。
脇に広げたレシピ本を傍らにお料理。
色んな用途に役立つ「読書台」
今回はそんな読書台の中から、100円ショップで買えるこの商品をご紹介。
価値ある220円.jpg
ダイソーのロングセラー『タブレットスタンドにも使える読書台』、税込220円也。

本を読む時両手が空くと、冬場にはこんなメリットもあるんですよ!

猫の手も借りたい
かじかむ冬の読書

諸物価高騰が止まらぬ2022年暮れの日本。
なかでも電気料金の値上がりは著しく、弱小噺家としてはこれまで以上の節電を心がけねばなりません。

その日も日が暮れてからぐっと冷え込んできましたが、帰宅した私は暖房つけるのを我慢して厚着でまず対応。
着ぶくれた状態で座卓に向かい、腰から下は毛布・肩からはひざ掛けを被ってパソコン作業に励みました。

それがひと段落してさぁ休憩と、好きなミステリを読み始めたのですが…。
さ、寒い。
身体はけっこうあったまっているのに、本に添えた手が冷たい。
右手はページを繰り終わったらいったん毛布の中にに退避できるからまだいいとして、本を押さえっ放しの左手はかじかんでだんだん感覚がなくなってきました。

もう限界と暖房をつけるのはたやすいことですが、もう少し頑張ってみたい。
そうだ、誰かが本を支えてくれたら助かるな。
そしたらこちらは手を毛布の中に入れたまま、読書ができる。

そう思いついたのですが、その時は女房も倅もまだ帰ってきておらず家には私だけ。
いや正確には、ほかに一人いることはいました。 敷いたままになっている女房の布団の中で、ぬくぬく寝ているこの人が。
猫の手貸さない.jpg

(こまちが本持ってくれたらいいのになー)一瞬真剣に考えたほど、その時は指先が冷え切っていました。
でも頼んだみたところで、この寝坊助が「お困りですなどうぞどうぞ」と猫の手を貸してくれるとは思えません。
仮に手伝ってくれたとしても、こうなるのがオチでしょう。
こまちが持つ本.jpg

今でも売られている読書台

そこで私が子どもの頃使っていた「読書スタンド(台)」のことを思い出しネットで調べてみると、今でもけっこう扱いはあるのです。
上は伸縮自在のアームを備えベッドサイドに取り付けて使える多機能高級品から、下はAmazonに出品されている1000円くらいの簡易的な物まで。

さらに安いのが、
ダイソーの220円商品。

これが「けっこう使える」というレビューも多く見られることから、とりあえず最安値の読書台というのはどんなものか実際に買ってみることにしました。

一番近所にある笹塚駅前店には置いてなかったので少し足を延ばした中野坂上の中規模店にて、無事ゲットに成功。
読書台.jpg

基本的に『タブレットスタンドにも使える読書台』が置いてあるのは事務用品・文房具コーナー。
店舗によっては、パソコン・スマホ関連商品売り場や在宅ワークコーナーに並んでいたりします。

シンプルな構造
ハードカバー本を保持

北風吹く中買ってきた読書台、さっそく開けてみましょう。
座って7cmのヤマト運輸マスコットたちと並べて、サイズ感をご覧いただきます。
マスコットたちと読書台.jpg

作りはいたってシンプル。
表に組み込まれたバーで開いた本を押さえ、
表のストッパー.jpg
裏のアジャスターで読書台の角度を調整。
裏のアジャスター.jpg

傾斜度9で四六版ハードカバー・437ページの本をセットしてみます。
白骨街道開く.jpg
ちゃんと見開きで読める状態で保持され、ページ押さえも文章にかかっていません。
アップ白骨街道.jpg

プラスチックのバーは本体の溝との摩擦で止まっているだけなので、かえって本を傷めにくくページも繰りやすい。

(おおっ、220円にしてはけっこう使えるじゃない)というのが第一印象。

文庫本はきついが
対処法はあり

気を良くして今度は文庫本を乗せてみると…。
文庫本よくない.jpg
よほど開き癖をつけてやらないと、巻頭や巻末では見開きページ数が少ない方の押さえがききません。
ページ押さえが下の方の字にかかってしまっていますし。

まぁこの辺が値段相応ということかなと諦めかけたのですが、一応ダメ元で応急手当してみることに。
厚紙を畳んで輪ゴムで留めたものを下にかって、本を嵩上げ。
補整道具.jpg
さらに別の厚紙を、本のページ数の少ない側の裏にあてがってやります。
調整したところ.jpg

結果が、こちら。
ちゃんと開いた文庫本.jpg
やっつけ仕事ですが、なんとか文庫本も読める程度には見開きで保持することができました。

こま正面アイコン笑い.jpg

ありがたやありがたや、これで当面手をかじかませないで読書に専念できる。
不都合を感じたら、その時はもっと高い読書台を検討してもいいんだし。

両手を毛布に入れ、ぬくぬくしながら本を読んでいると…。

読書台向こうから覗く.jpg

蔦飾り線.png

お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。またのご訪問、お待ち申し上げております。
入船亭扇治拝

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