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珍しい緑の光に出会えた、素敵な船旅 [日々雑感]


明日から、旅の仕事
荷物をこさえていると、
とことこ寄ってくる
黒猫こまち。

今度は、どんなお仕事?
飛行機で行くの、
それとも新幹線?

いやいや、どっちでもないよ。
お父さんは明日から、
船に乗ってお仕事なんだ。

あー、船か。
じゃあ、こういう仕事だね!
漁師大漁.png

海の上の「日本」で過ごす、
素敵な時間

そうじゃないよ、
お父さんが乗るのは
マグロ漁船でも
屋形船でもなくて。

商船三井所蔵の豪華客船
にっぽん丸。
雨に濡れるにっぽん丸.png

釧路の雨に濡れた姿が、
また風情のある美しい船

「ようこそ、
 海の上の『にっぽん』へ」
をコンセプトに、
多彩なクルーズを国内中心に展開。

船の大きさは
「飛鳥Ⅱ」
「ぱしふぃっくびぃなす」
に次いで第3位の、
2万2472トン

いい意味でこぢんまりした
船体を活かし、
細やかなサービスと
おいしい食事でおもてなし。

「食のにっぽん丸」
と言われるくらいで、
お料理のおいしさでは
私は国内船No.1と思っています。

船旅ならではの、
珍しい海洋現象

新型コロナウイルスの影響で、
長い休養とっていたにっぽん丸。

令和2年11月より、
本格稼働再開。

今回のクルーズは
そんなに長くなくて、
2泊3日の小豆島観光

なかなか旅の仕事に
身体が追いつかない私には、
ちょうどいい日程。

旅の模様は
また記事にいたしますが、
その前に過去のクルーズで体験した
珍しい海洋現象についてのお話。


それは
「グリーンフラッシュ」
と言われる、太陽の発光現象

太陽が、
地平線・水平線に沈む直前。
大気の状態により一瞬、
鮮やかな緑の閃光を放ちます。

高い山、そして大海原でしか
見られない神秘的な光

海の場合
海温が高いと雲が発生しやすく、
ベテランの船乗りでも
目にする機会は少ないとか。

私は一度だけ、
世界一周のにっぽん丸デッキ上で。

喜望峰近くの海に輝く、
グリーンフラッシュに
遭遇したことが。

紙焼きの写真、
どこかにあるのかなぁ…。

たとえ画像がなくても。
あの一瞬輝いた緑の閃光、
まぶたの奥に今も
焼きついています。

小笠原近海で、
二度目に遭遇…?

昨年秋に、
やはりにっぽん丸で
小笠原父島へ行った時。
帰りの船上、
雲ひとつない空を沈みゆく
太陽に気づいた私。

これはひょっとして、
生涯二度目
グリーンフラッシュに
出会えるかも?

スマホのバッテリー気にしつつ、
カメラを構えて日没を待ちます。
護衛艦の雄姿_R.jpg

父島が遠ざかるにつれ、
気温はぐんぐん下がって
肌寒いほど。
ろうそく岩と夕日_R.jpg

トイレに行きたいのを我慢して
デッキで30分ほど
粘ったのですが…。
残念、雲が!_R.jpg

残念、日が沈む直前に
雲がかかってしまいました。

でも不思議な形の
「ロウソク岩」と、
ちょうど演習中だった 自衛隊の艦船。
見られたから、
よしとしましょう。
暮れ行く夕日_R.jpg

世界で一番小さな、
グリーンフラッシュ

せっかくネタをふっておいて
「やはり見られませんでした」
では、読んで下さった皆様に
申し訳ない。

代わりというわけでは
ありませんが、
先日うちで見た
ちょっと面白い太陽
ご覧いただきましょう。


午後、外出先から帰宅すると。
壁に、小さな太陽がいます。
壁の太陽.jpg

ドアスコープから射し込む、
西日のいたずら。
ドアスコープ.png

船上のグリーンフラッシュ
思い出して、
手をスコープにかざして
影を作り。

小さな太陽が、
手のひらの影に沈む様子。
撮影した動画がありました。

それを加工してみたのが、
こちら。


はいはい、わかってますよ。
こまちにも読者の方々にも、
喜んでいただける旅みやげ

たくさん、持って帰りますので。
その節は、またご訪問ください。

それでは、行ってまいります。

蔦飾り線.png

ご精読いただきまして、
ありがとうございます。
入船亭扇治拝

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