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100均用品でのスクリーン設置で、快適な「おうちシアター」ライフ [日々雑感]


家庭用プロジェクターを使っての「おうちシアター」
自宅に居ながらにして迫力ある大画面で映画・テレビ番組・ネット動画などが鑑賞できるのはとても楽しい…のだけれど、「スクリーンの扱いに困る」という方けっこう多いのでは。
えんやこら幕張り.jpg
壁に貼ったり天井や鴨居から吊って固定できればいいのですが、毎回設置と撤去を繰り返すのは意外と面倒なもの。

スタンド無しで
スクリーン設置したい

筆者は昨年暮れに大奮発して買った高輝度プロジェクターで、連日大画面での映画やアニメ三昧の生活を送っております。
投影機器についてはまた別稿で取り上げるとして、今回はスクリーンについてのお話。

こま正面アイコン基本形.jpg

わが家で使っているのは、Amazonで買った格安100インチスクリーン(税込1599円)。
スクリーンで寝る.jpg
本当にシーツとしても使えそうな柔らかいフリース素材で、値段の割に皺になりにくく透けることもなくきれいに投影できています。

以前購入したブルーバック背景幕用T字型スタンドがあるので、これまではそれにスクリーンを吊っていました。
80インチスクリーン.jpg
100インチのままだと狭いわが家では使いにくいので両端を15cmくらいずつ折りこみ、下端を100均突っ張り棒に巻き込んで留めています。

これだとけっこう場所をとり吊りっ放しだと邪魔ですし、こまちが倒して怪我でもしたら大変。 だから毎回おうちシアター楽しんだ後はスクリーンをはずし、スタンドも畳んで部屋の隅に収納。

すると人間は横着なもので、連日設置→撤去を繰り返しているうちだんだん作業が面倒になってきました。
プロジェクター本体も毎回押し入れの天袋にしまわなければいけないので、一杯やりながら映画鑑賞した後などはなおさら億劫。

そこでわが家のスクリーン設置作業のうち「スタンドの出し入れ」のひと手間を省けないかと思案投げ首。
できるだけ追加のお金をかけないで、工具や釘・テープなどを極力使わないでスクリーンを掛ける場所を常設する方法はないか。

考えるアイコン.jpg

結果思いついたのが、
部屋のタンスを利用する手段。

物が多いわが家では、3つあるタンスの上部に鞄や衣類などを入れた簡易収納ボックスをそれぞれ置いています。
このボックスとタンス天板の間に丈夫なしなりにくい棒を差し込んで固定。そこから紐を垂らして輪っかを作り、スクリーンを吊る棒を左右から支えようという発想。
設置工事図解.jpg

手始めに準備
オリジナル部品

この案を実行するにあたりまず最初に準備したのが、こちら。
棒かけリングとマスコット.jpg
お好みの長さに切ったビニール紐をカーテンリングに通して止め結びを作り、片方の端にS字フックを付けた筆者オリジナル「簡易常設スクリーンポール掛け」

これをタンスやクローゼットの上に固定した園芸用支柱に引っ掛け、スクリーン上下を支えるポール(突っ張り棒)の受けとします。
※私は取り外しが楽なようにS字フック使いましたが、直接紐の端を支柱に結び付けてもかまいません。
またわが家ではタンスの上にスタッキング収納ボックスが乗っているのでそれを重しにして支柱を動かないようにしましたが、そうでなければ強力なテープで貼り付ける等の方法も考えられますね。

猫たちと一緒に
楽しく作業

さて、では作業開始。

部屋の入口の方にはすでに太い園芸用支柱を使ってカーテンが吊ってあるので、そこにお手製ポール受けを掛けます。
襖側リング.jpg
続いて反対側の洋ダンスとその上のボックスの間に細めの支柱を差し入れ、同様に受けを設置。
タンス側リング.jpg
なんだかレンジャー部隊の降下訓練中みたいな、クロヤマさんとシロヤマさん。

猫たちがこうして手伝ってくれるので、こちらも遊び感覚で楽しく作業を進められます。

左右の受けができたらそこに突っ張り棒を通し、止め結び目を動かして高さを調整。
突っ張り棒セット.jpg
イラストこまちだけでなく、この後吊るスクリーンともう1本の突っ張り棒を支えるには充分な強度を保って上部がまず完了。

スクリーン畳んで
さらに作業を簡略化

続いて長辺で二つ折りにした100インチスクリーンを、袋状部分を下にして突っ張り棒に吊ります。
※二つ折りにしたのは下の支えになる突っ張り棒をスクリーン下部に差し入れるだけですみ、留めるクリップの数が減って設置&撤去作業がさらに楽になるから。
映画館でも画面全体を見渡せる席が好きな私には、このスクリーンの大きさがベストサイズでもありますし。

できるだけ皺にならないようピンとスクリーンを張りながら、強力クリップと洗濯ばさみで上下を留めます。
上下留める.jpg

下端に差し込んだ100均突っ張り棒がいい感じに重しとなってスクリーンが引っ張られて皺も伸び、はいわが家のおうちシアター完成!
シアター入船亭.jpg

リアル猫は無視…?
いや意外な展開が!

今回簡易常駐スクリーン掛けを作るのに使った材料は、全て100均で買えるものばかり。
私の場合ほとんどの材料は買い置きがあったので、ダイソーで220円の突っ張り棒1本買い足すだけですみました。
わずかな費用と労力で、今日からはスタンド無しで気楽にスクリーンの出し入れができる。
ありがたやありがたや。

こま正面アイコン笑い.jpg

それでは部屋を暗くして、実際に投影してみましょう。
にゃらん鑑賞.jpg
YouTubeに上がっている『じゃらん』CMのキャラクター猫、色鮮やかに映ってますね。

空ちゃんアップ.jpg
スクリーンの出来ばえに納得しながら猫動画を大画面で楽しむ、筆者とヤマト運輸マスコットたち。

そしてもう一猫、ブログ共同執筆者たるリアルこまちは…?
ひとり寝ている猫.jpg
そばで丸くなって、寝ています。
それも私が撮影しながら今回の作業している間、あげられず敷きっ放しになっている女房の布団の中でず~っと。

これだけ人が脇でガサゴソやっている最中、よくここまで熟睡できるものだと感心します。
クロヤマさんとシロヤマさんが声かけても、いっこうに起きる気配なし。
一緒に見ようよ.jpg

(今回の私の苦労、こまちにはまるで無視されちゃったなぁ)。 こんな感想で稿を閉じようとしたのですが…。
なんとこの後、
予想外の展開に!

その件につきましては、
☆『思わぬ発明品に、猫大興奮!
にて。

蔦飾り線.png

お付き合いいただきまして、ありがとうございます。 またのご訪問、お待ち申し上げております。
入船亭扇治拝

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