SSブログ

年末大活躍の黒猫たちと、新しい「12月の和名」 [猫のいる風景]


2023年も押し詰まってきた12月半ば。
窓に面した机に向かって年賀状を書いたりしていると、うちの前の道を宅配便の車が行き交うのが目に入ります。

お歳暮・クリスマスプレゼント・年越し用品のまとめ買い等でで物流が増え、連日朝から晩までフル稼働の宅配ドライバーさんたち。飛脚やカンガルーなどいろんなロゴの入った宅配トラックが行き来しますが、猫同居人にとって一番目に留まるのはやはりこの会社の車。
忙しい猫たち.jpg

日に何度もクロネコヤマトカーを見ているうちに、ふとこんな言葉が頭に浮かんできました。
『猫忙月(ねこぼうづき・びょうぼうつき)』。

12月という月の和名は「師走」。人から師と呼ばれ尊敬されている高僧も、暮れの気ぜわしさについ小走りになる…というのが、言わずと知れた語の由来。
現代では師だけじゃなくこうして黒猫のマーク付けた車が毎日忙しそうに走り回っているんだから、12月のことを洒落で「猫走」といってもいいんじゃないかな。
いや猫は普段から走る動物だから、もっと慌ただしさを強調して「猫忙」はどうだろう。そうすれば「猫の手を借りたいほど忙しい」にもかかっているし。
そんなところから思いついた12月の新和名『猫忙月』。

こま正面アイコン笑い.jpg

この言い換えをしたら自分でもちょっと面白くなってきたので、ほかにも12月を表すオリジナル熟語を考えてみました。
たとえば…

☆『一日改宗月』
他宗旨の方の多くが、12月のこの日だけは何の抵抗もなくキリスト教のお祝いをする。だから「一日警察署長」なんかと同じ、こんな言い方もできるのでは。

☆『開直月』
限られた時間内で大晦日までにやるべきこと全て片付けようとするのは、無理して体調崩したりストレスが溜まったりしてかえって良くない。
「年内の大掃除はこことここだけ、ほかはまた暖かくなってから!」「年賀状は、来た人にゆっくり返事を書けばいい!」と、時と場合によってはいい意味で開き直って年を越すことも必要。

☆『温懐月』
1月の和名は「正月行事で家族や仲間が集まって仲睦まじく過ごす」ことから『睦月』。
12月もお歳暮や年賀状のために名簿を見返して(あの人今どうしてるかな…)と思いを馳せたり、人の温もりが恋しくて久しぶりで郷里へ電話してみたり。そんな懐かしい気持ちが、ひと際募る月ではないでしょうか。

あんまりうまくはありませんが、こんなのを考えてみるのもけっこう楽しいものですよ。
暮れの慌ただしい時だからこそ、たまには皆様もひと息ついて呑気な言葉遊びに興じられてはいかがでしょう。

こま正面アイコン基本形.jpg

本記事を書いている間にも、前の道をヤマトカーが何度も行ったり来たり。

表だけじゃなく、うちの中でもリアル黒猫が愛車とともに働いています。
がんばる宅急猫.jpg
年末バイトも加わって、わが家の猫宅配チームは元気いっぱい・やる気満々。
助っ人登場.jpg

トラックに楽しい話題を詰め込んで、皆様のもとまでお届けするニャ!
二匹で協力.jpg

蔦飾り線.png

入船亭扇治・記

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ペット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。