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受け継がれる師匠の名跡、そして芸~第3回『入船亭一門会』ご案内 [落語情報]

2022年一門会呼び込み.jpg

池袋演芸場前で、盛んに落語会の呼び込みをする黒猫こまち。


池袋にて
三回目の一門会

師匠存命中には扇辰師の肝煎りで『扇橋一門会』を、なかの芸能小劇場でかなりの回数開催。
扇橋が雲の向こうへ旅立ってからは、私の借りている池袋演芸場特別番組枠で『入船亭一門会』を過去2回催しました。

冒頭画像でこまちが宣伝しているのは、5月30日に開催される3回目の一門会。
第3回2022年5月チラシ.jpg
第三回・入船亭一門会
☆とき:令和4年5月30日(月)18時15分~20時45分 ※開場は17時45分を予定しております。

☆会場:池袋演芸場 tel.03-3971-4545

☆出演:入船亭扇遊・入船亭扇好・入船亭扇治・入船亭扇辰・入船亭扇里

☆料金:前売2500円・当日2800円 ※全席自由

☆お問合せ
090-8455-8996 
senji1365@gmail.com
扇治

この秋誕生する、
十代目・入船亭扇橋。

その披露目前に直接の弟子7人のうちこのメンバーが集まることができるのも、亡き師匠の導きかもしれません。
師匠と一門の弟子たち扇子.jpg
新扇橋への前祝いを兼ねて、楽しくまた充実した会を心がけます。
皆様のご来場、出演者一同心よりお待ち申し上げております。

お得な前売入場券は、演芸場窓口・扇治にてお取り扱い中。 
※電話・メールでのご予約は扇治のみ。

お歳暮スピリッツお願い.gif


恒例グッズ
今回も新作をご用意

過去2回の『入船亭一門会』では事前ご予約特典として会オリジナルクリアファイルを作製、配布・販売させていただきました。

1回目は忘年句会で詠んだ弟子たちの句を、師匠が短冊に書いてくれたものをコラージュ。
2回目は、各出演者の直筆色紙とブロマイド写真を散りばめてみました。

そして3回目、満を持して九代目扇橋の句をクリアファイル化!
2022年5月クリアファイルご紹介.jpg
チラシと同じモチーフですが、”使い回し”とは思わないでいただきたい!
こちらのデザインが先にできて、チラシはそれをアレンジして作ったのですから。

自身も気に入っていた、この時期にふさわしい紫陽花の句。
その色紙を高座に飾ればほら、天国の扇橋が久々に寄席に降臨!
というのがデザインコンセプト。

こまちが見せている面の反対側には、師匠が常日頃弟子たちに説いていた金言が入っています。

毎回丁寧な仕事をしてくれる専門店『小口屋』さん謹製の、丈夫で手触りのいいオリジナルクリアファイル。
OPP袋にお入れしての価格、
税込300円!

当日会場のみでの先行限定販売となりますので、この機会にぜひ池袋へご来場のうえお求めください!


入船亭扇橋
懐かしの一枚

5月30日の高座では、各演者が思いおもいに師匠のエピソードを語るかもしれませんが…。

本記事では、こんな画像をご覧いただきましょう。
上野口上.jpg
2001年9月・上野鈴本演芸場にて、私の真打昇進披露口上風景。
協会専属カメラマンの横井洋司氏が撮影・焼き増ししてくださったもの。

画像左奥から、
三遊亭圓窓 
鈴々舎馬風 
扇治
九代目・入船亭扇橋 
二代目・古今亭圓菊
という豪華メンバー。

幹部連がそれぞれ口上を述べたあと、お開きの手締めをしようという場面を切り取った一枚です。

自分で音頭をとると言い出した馬風師匠が「わが読売巨人軍のためにお手を拝借、あれっ違ったっけ?」とボケている隙に、大先輩の圓菊がさっさと「いよーっ!」声を発して三本締めに。
あっけにとられている鈴々舎、
ほかのメンバーは涼しい顔。

当時お約束だったこのギャグ、頭を下げながら間近で聞いたのが懐かしく思い出されます。

蔦飾り線.png

お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝      

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