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電力会社とライフスタイルを見直して、電気代をお得に! [お役立ち情報]

回る電気メーター.jpg

自宅の電力メーターが凄い勢いで回るのを見て、自分も目を回しそうな黒猫。


厳しい冷え込みに
消費電力量急上昇

2022年が明けて2週間が過ぎ、呑気な噺家もそろそろ正月気分が抜けようかという1月15日。
わが家が契約している電力会社「ENEOSでんき」から届いた請求額通知を見て、驚きました。
2022年請求確定.jpg
2021年12月10日~2022年1月9日(31日間)の電力消費量、412kw。金額にして、1万1761円

これまでうちの消費電力と支払い額は、過去2年に少ない時で200kw弱・4000円台、一番多い時が380kwくらいで9000円弱。

400kw・1万円、どちらもわが家では初めて突破するライン。

気の小さい岐阜県人にして弱小噺家の私、こまち以上に頭がクラクラ。


棒グラフで
電力消費を直感的に把握

ENEOSでんきのwebアプリ(PC・スマホ共通)では、スマート電力メーターからの情報が反映された月・日・時間ごとの電力使用量を確認可能。
2022年1月分確定.jpg
直感的に理解できる棒グラフで見てみると、なるほど今年の1月分が昨年2月と並んで電力消費が多いのがよくわかります。

この期間を、日別で見てみましょう。
1月日別.jpg
元日と2日・娘が帰ってきた5日に電力消費が多いのは、「正月くらい景気よく行こう!」と惜しげもなく家中の電気暖房と照明をフル稼働させたから。

その中でも24.1kwと一番多く使った1月1日を、さらに細かく時間別でチェック。
1月1日時間別.jpg
私が寄席から帰り、家族で新年の宴を楽しんだ19時~22時台にたくさん電気を使っています。
就寝後の23時台も減っていないのは、家族3人分の布団を寝しなにそれぞれ乾燥機で暖めたから。

こうして細かく自分たちの使った電気の量がわかると、普段の生活サイクルでの節電をどうしたらいいのかの指標になりますね。

昔のアパートなどにあった、硬貨を入れる電力・ガスメーターを思い出したりも。


この機会に
電力会社も再チェック

「412kw・1万1761円」という具体的な数字を目の当たりにして、(今の電力会社のままでいいのかな?)急に心配になってきました。

電力小売り販売の自由化がなされてから間もなく6年、わが家でずっと使ってきたENEOSでんき。
わが家はENEOSでんき.jpg

東京の一般家庭で「従量電灯B・30アンペア」の場合、料金設定はこうなっています(金額は全て税込み)。
ENEOSでんき料金体系.jpg
☆基本料金858円
☆従量料金  
①120kwまで19.88円/kw   
②300kwまで24.54円/kw  
③301kw~26.22円

電気のみ単体契約時の「東京電力エナジーパートナー」より②以降の従量料金が2~3円以上安いので、6年前こちらに乗り換えたのです。
キャンペーンで最初の3か月がサービス期間でしたし、Tポイントも貯まりますからね。

こま正面アイコン基本形.jpg

でも今はその当時よりさらに多くの業者が電力販売を手掛けているのですから、実はもっと安いところがあるのでは?
電力会社いろいろ.jpg

バナーがかわいいのでこまちはこれが気に入ったようですが、
ソフトバンクおうちでんき.jpg
私はau使っているのでソフトバンクの恩恵にはあずかれません。

アイコン集.jpg

ではたとえば”価格・サービス・満足度全国1位!”をうたい、ネットでも評判のいい「Looopでんき」はどうでしょう。

この会社の売りは
「基本料金・段階制無し、1kw当たり一律の料金設定」。
東京での「おうちプラン」では、26.4円/kw

この単価に、わが家が2022年1月に使った412kwを掛けてみると…。
1万876円。
ENEOSでんきの1万1761円より、なんと885円も安い!

愕然としました。
こんなにお得な新電力会社があるとはつゆ知らず、Tポイントに目がくらんで今日まで毎月損を重ねてきていたのか…。


忘れていた
電気代に加算されるもの

一時は座り込んで立ち上がれないほど落ち込んだのですが、気を取り直してゆっくり考えてみると(この価格差はちょっと極端過ぎないか?)と思えてきました。

落ち着いてENEOSでんきのweb明細とLooopでんきの料金プランを見比べているうち、先ほどの比較計算に大きな誤りがあったのに気づきます。

ENEOSからの請求時に電気代とともに加算・適用されている「再生可能エネルギー賦課金」「燃料費調整額」をあてはめないまま、26.4円×412kwの計算だけをしてしまっていたのです。

☆再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)
”電気事業者がコストの高い再生可能エネルギーで発電される電気を買い取るための費用となり、最終的には再生可能エネルギーの発電設備の投資回収に充てられます。”

☆燃料費調整額
”燃料費調整額は、各月の燃料費調整単価に使用電力量を乗じて算定します。基準とする燃料価格と比較して燃料価格が上昇した場合は燃料費調整単価がプラスとなり、燃料価格が低下した場合は燃料費調整単価がマイナスとなります。”

※以上2項、ENEOSでんき公式ページより引用。

なんだかややこしい説明ですが、
☆前者が「将来に向けた再生エネルギー設備のための先行投資額を、利用者が一律に負担する協力金」。 
再エネ賦課金.jpg

☆後者は「原材料仕入れ価格の変動で、利用者と電気会社双方が損を被らないようにバランスを取るシステム」。
マグロ価格調整.jpg
こんな解釈でいいでしょうか。

わが家の該当月の再エネ賦課金は1384円、燃料費調整額はー218円
これをLooopでんきの1万876円に足し算・引き算してやると…。
1万2042円

ENEOSでんきの方が逆に、281円安いという結果に。
色付き拍手こまち2.gif


自分の環境に合った
賢い電力会社選択を

やるじゃないかENEOS、
今日まで贔屓にしてきてよかった!

さっき(高いんじゃないか)疑ったのはすっかり忘れて、さらにお得になるENEOSでんきの2年契約にいそいそと申し込みをする私。
にねんとく割.jpg

ただこれはわが家に限ったことで、電力の単価が東京よりずっと高い北海道やオール電化で消費電力の多い・逆に一人暮らしで少ないご家庭など。
地域や生活様式で、Looopでんきの方がお得なケースも多いと思います。

こま正面アイコン笑い.jpg

また今回比較した2社に限らず本当に多くの会社が様々なサービスを提供していますし、ガスやネット回線、携帯・スマホ契約とセットだとお安くなるプランもありますからね。

入学・就職や転勤などで引っ越しが増えるこれからの時期、各電力販売会社がいろんなキャンペーンを展開してくると予想されます。

そういった情報を楽しみつつ収集・比較検討。
ご自分の環境に合ったトクする電気を、賢く探してみましょう!

こまち電気.jpg


蔦飾り線.png

お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝  

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