何気なく見過ごしている自動販売機、値段の違いを知っておトクに利用! [日々雑感]
お財布片手に、自販機の前で考えるこまち。
50mの距離で
飲み物の値段が違う!
飲み物の値段が違う!
残暑まだまだ厳しき令和3年8月お盆過ぎ、午前中に訳あって税務署まで二回往復することになった私。
わが家から中野税務署まで徒歩片道30分弱、なだらかだけれど長い坂を二つ越して行かねばなりません。
当日の最高気温36度・容赦なく照りつける太陽、滂沱と流れる汗。
さすがに二回目の帰り道は暑さに耐え兼ね、道端の自動販売機で冷たいドリンク購入。
アサヒ飲料の『ぐんぐんグルト』、乳酸菌が入って身体にもよさそう。
小ぶりな飲み切りサイズで、ワンコイン100円。
「あ~、生き返った!」
日陰でゆっくり味わい、喉を潤してまた歩き出し。
日陰でゆっくり味わい、喉を潤してまた歩き出し。
50mほど坂を下ったところにある、別の自販機に何気なく目をやって驚きました。
さっき飲んだばかりのぐんぐんグルト、ここでは110円で売っているのです!
最近は自販機によって値段が違うのは知っていましたが、こんな近い距離隔てただけで10円の差があるとは。
小市民で倹約家(ケチとも言う)の私は、10円儲かっただけでもういい気分。
「フルオペ」自販機でも
ディスカウントが主流に
ディスカウントが主流に
自動販売機の運営は、
の二形態。
の二形態。
前者の場合オーナーの収入は売り上げの20~30%。
セミオペなら、儲けはそっくり自分の懐に。
だったらそこいら中セミオペ自販機ばかりになりそうなものですが、管理の手間ひま考えると自分で何でもやるのはかなり大変でコスパも長い目で見るとあまり良くない。
そんな理由から普段私たちが目にする自動販売機の約8割は、フルオペレーションで運営されているのだそうです。
飲料・自販機メーカーが管理するフルオペ機でも、今では
といった経営努力によるディスカウント販売が当たり前に行われています。
雨後のタケノコのごとく道端に林立する自販機どうし、またそれ以上にコンビニとの競争に生き残るための策なんでしょうね。
そのおかげでリーズナブルに自販機利用できるのなら、こちらとしては願ったりかなったり。
各機工夫を凝らす
目を惹く安売りポップ
目を惹く安売りポップ
私たちの周りにあるたくさんの自動販売機には
「うちはお安いですよおトクですよ!」
とアピールする看板ポップが、それぞれの筐体に踊っています。
「うちはお安いですよおトクですよ!」
とアピールする看板ポップが、それぞれの筐体に踊っています。
たとえばわが家の目の前にある、タバコ屋さんの自動販売機。 慌てなくていいよこまち、ここのはもう3年以上”期間限定”で安売りしてるから。
通りのどちら側から歩いてきても目に入る、リバーシブルの看板。 「100」が目になっているのと”これもなにかの円”の洒落に、思わず
と言いたくなります。
炎天下私が飲み干した100円ぐんぐんグルトを売っている自販機を管理運営するのは、豊玉に本社がある『日東商会』。
公式サイトトップのイラストに描かれた犬のキャラクターは、『ワンコインちゃん』。
”ワンコインちゃんの飼い主になりませんか?” と明るくかわいく、自販機オーナーにおなんなさいよと勧誘。
この表示と自販機上部に貼られたポップは暑い中ぐんぐんグルト飲んだ時撮影しなかったので、後日雨の中出直して撮ってきました。
記事の読後に、
喉湿しをどうぞ!
喉湿しをどうぞ!
その気になって各自販機を比べてみると、けっこう同じ商品でも値段が違うんだなとあらためて実感。
やはりうちの近所、間150m隔てて三ツ矢サイダーとカルピスソーダ20円の差が。
それにしても、モンスターエナジーの210円は強気だな。
という発想の私には、通りすがりに自販機でこれを買うのがどんな人なのか…。
ちょっと想像がつきません。
ちょっと想像がつきません。
まぁコンビニやスーパーと違って、ふと思い立って買うのが自販機の飲み物でしょうから。
10円20円のことであまりコセコセすると、心が貧しくなってしまうかもしれませんが…。
ご近所やよく通る道沿いの自動販売機・それぞれの価格設定に普段からそれとなく気を配っていると、ちょっとだけおトクな買い物ができるかも。
それではご精読の皆様に、御礼兼ねてここで喉湿しを。
世界のブランドCoca-Colaならぬ、”こまコーラ”をご賞味あれ。
お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。
ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝
ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝
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