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なかなか変わらない「月次支援金ステータス」対処法〜待ちと攻めを使い分けて給付を勝ち取れ!~ [お役立ち情報]


赤いグローブとトランクス姿も勇ましく、タイトル戦のリングに立つ黒猫こまち。
月次支援金とボクシング.jpg
挑むはあの強敵、「月次支援金」!

※支援金申請後まるで音沙汰がなくてお困りの方に、当記事が少しでもご参考になれば。

※新作イラストも何点かありますから、「関係ないよ」という方もざっとご覧いただけたら嬉しいです!


月次支援金対応は
長期戦と覚悟

2021年4月以降の月間売上が、昨年か一昨年に比べ50%以上減少した中小企業法人・個人事業者の救済措置「月次支援金」。

私は7月初めに3か月分をまとめて申請・5月6月分は1か月弱で振り込まれましたが、4月分は不備があり再申請することに。





8月16日に再度新規申請してから、4週間が過ぎても支援金マイページのステータスは「申請内容確認中」のまま変わらず。
申請内容確認中.jpg

4月分1回目の時も不備連絡があったのは申請してから36日後だったので、現在の月次支援金事務局の対応は時間がかかる場合が多いようです。

月次の事務局が一時支援金と同じシステム・人員で運営されているとすると、一度で済んだ一時に比べ毎月最大3倍の件数(「簡単申請」導入でかなり効率化されてはいるが)を処理することに。

ある程度の増員はなされているかもしれませんが、そのマンパワーで対応できる作業量の限界が「月次は一時より遅い」要因の一つかもしれません。

中には2か月近く放置というケースもあるそうですので、私のように「けっこう待たされてんだけど、どうなってんの?!」という方。
まずは落ち着いて、1ヶ月を目安にもう少し様子を見られてはいかがでしょうか。

ただその前に支援金事務局コールセンターにダメもとで問い合わせてみることも、まだでしたら絶対一度はおやりになった方がいいです。

"不備グループ"に入れられて、後回し の可能性もありますので。

今回の私がズバリ、そのケースでした。


問い合わせから
1時間後に変化が

そろそろ7月と8月分の申請をしたいのですが、4月分が宙ぶらりんのままではスッキリしない。

そこで9月15日午後一で、コールセンターに電話。混んでいる時は5分ほど待たされることもありますが、この時はすぐつながりました。

そこでオペレーターの方に
①4月分は、こちらの不備による再申請である(修正ではない)。

②その再申請からもう1か月たつので、こちらとしても不安を感じている。

③東京都独自の給付金申請には、月次支援金との連携が必要。4月分の締切は10月31日なので、できたらそれまでにはステータスを確定してほしい。

④事務所兼用の自宅賃貸物件の契約更新があったばかりで、早く支援金が入るととても助かる。
以上を苦情でなくお願いという形で、言葉を荒らげることなく説明しました。

「ご心配おかけして申し訳ございません。それでは上の者に申し伝えます」という担当の方のお返事に礼を言い、電話を切ってから1時間もしないうちに

事務局から
「4月分申請で修正必要事項がありますので、マイページをご確認ください」
メールが届きました!

打てば響くとは、まさにこのこと。

ちょうど向こうが連絡してくるタイミングと、私の電話がたまたま一致したという可能性もゼロではありませんが…。

ここは問い合わせがあったので事務局が確認した結果だと考える方が、より自然というものでしょう。


1か月以上待たされ痺れを切らして電話したら、「その翌日ステータスが変わった」体験談も少なからずネット上に見られますので。

心配だったらまずコールセンターへの問い合わせ、重ねておすすめする次第です。


気づかなかった
こちらのケアレスミス

さて、事務局から指摘のあった今回の不備事項は…。

不備内容説明.jpg

「取引先情報」として売り上げが発生した仕事先を2件記入しなくてはいけないのですが、その2019年1件目に何を勘違いしたのか私自身の芸名と住所を入れてしまったのです!

本名の私と芸名の自分の間に、商取引なんて成立しようもありません。

もしあったとしたら、落語『花見酒』のような究極の自給自足経済ということになるでしょうか。
取引先は当人.jpg


本当に単純な記入ミス。自分がそんなことしていたの、今日までまるで気づきませんでした。

自分では意識していないこういったケアレスミスやデータのアップロードエラーのせいで審査が滞っていることもあるので、やはり問い合わせてみることは大切かと。

こま正面アイコン笑い.jpg

基本的に支援金は不当申請でなければ途中どう時間がかかっても、最終的には給付されるというのがこれまでの私の体験。

この記事がステータス変更をお待ちになっている間のストレス軽減に、少しでもお役にたてたなら幸いです。


お口直しに
名作漫画のひとコマを

ここまで支援金がらみの、所帯じみた話題で失礼いたしました。

それではおしまいに、あの名作漫画の抜粋で気持ちをリフレッシュしていただきましょう。

当ブログでは以前にもイラスト世界に遊ぶ猫が、あの名作漫画を連れて来る!などで取り上げている、佐々木倫子さんの『動物のお医者さん』。



今回ご紹介するのは、主人公ハムテル(西根公輝)がこんな感慨を抱くシーン。

海外での音楽活動が多く、ほとんど北海道の自宅にいないハムテルの両親。
珍しく年末に帰ってきた二人を交えて、和やかに家族麻雀が始まる。

何局か囲んだあと少しダレてきた雰囲気を変えるため、派手好きな母親がこう提案。
「最下位になった人が、屋根の雪下ろしとかして働くのよ!」

さあ家族団らんから一転、壮絶なサバイバルゲームの様相を呈してきた西根家の麻雀勝負。

気の強い祖母と母に押され、劣勢を強いられる男性軍(ハムテルと父)。
最後の局に入る前に、諦観に満ちた表情でこう思うハムテル。
自分を手伝う.jpg
※『動物のお医者さん』(白泉社刊)第5巻より抜粋。

「自分で自分を手伝うのは、いかにも大変そうだ」

う~む、漫画のひとコマとは思えぬ深い言葉。

今回の月次支援金ミス 「取引先相手に、うっかり自分を指定してしまった」 からの連想で、思い出したこの名セリフ。


佐々木倫子さんの作品はどれもネーム(吹き出し)の間が良くて、何回読んでも飽きません。

今でも版を重ねている、
動物漫画の名作。

夜長に向かうこれからの季節、ご就寝前などにぜひ手に取られてみてはいかがでしょう。

蔦飾り線.png

お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝

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