長寿人気エッセイに負けじと挑む、”呑気で壮大な観察記録”~あの人気おやつと、猫との関係を再検証~ [猫のいる風景]
本の山に、埋もれるこまち。
新書版41冊におよぶこれらの本は、 東海林さだお・著 『~の丸かじり』シリーズ。
絵も文章も楽しい!
漫画家エッセイストの
記録的長寿連載作品
漫画家エッセイストの
記録的長寿連載作品
「週刊朝日」で1987年に連載が始まった、イラスト入りコラム『あれも食いたいこれも食いたい』。
83歳を迎えてなおお元気で好奇心旺盛な東海林先生・連載は今でも続いており、30数編ずつをまとめた単行本も43巻に達しました。
私は最初の2作『タコの丸かじり』『キャベツの丸かじり』だけは文庫版で所有、あとは新書ソフトカバー版で購入しています。
文庫以外の41冊を積み上げてみると…。
身長15.5センチあるジジの、およそ4倍の高さに。
シリーズ最新刊は2020年11月発行の、『パンダの丸かじり』。
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著者自ら身体を張っての
”呑気で壮大な実験”
”呑気で壮大な実験”
東海林エッセイの魅力については、また後日ゆっくり触れるとして。
今回はある1編にインスパイアされた、私の体験がテーマ。
きら星のごとき作品群の中で、東海林さん自らが「挑戦してみた・やってみた」という内容のものがいくつかあります。
その代表格が、シリーズ第16巻『ケーキの丸かじり』劈頭を飾る「えびせん大実験」。
という全然世間の役にはたたないけれど、でもとても楽しくて面白そうな実験。
その結果は、ぜひ皆様の目でお読みいただきたい。
各自治体の図書館でも所蔵しているところは多いですし、中古品なら通販でも取り扱いがあります。
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なになに、こまちも東海林先生の向こうを張って実験してみる?
こらこら、そんなにすぐ食べちゃったら実験にならないよ。
あの人気おやつ、
猫は何秒で食べるのか?
猫は何秒で食べるのか?
イラストこまちに続いて、リアルこまちにも私の壮大かつくだらない実験に協力してもらうとしましょう。
名付けて、
のCMソング脳内リピートさせながら、あのペースト状人気おやつを愛猫にあげる方々多いことかと。
また普通のカリカリや缶詰よりも、猫たちが本当に嬉しそうに食べてくれるんですよね。
そんな猫好きさんたちの生活にすっかり溶け込んだCIAOちゅ~る、1本与えるのにどれくらい時間がかかるかわかればいいと思ったことありませんか?
猫がちゅ~る完食するのに要する時間を把握していれば、人間側も予定が立てやすいんじゃないでしょうか。
というお声が、大半かとは存じますが…。
さぁそれでは8月高座開店休業中の噺家がお送りする、猫と人間史上初の計測実験。
皆様もぜひ、ご参加ください。
※計測結果は、わが家の当年5歳・体重約3.3kgの黒猫女子の場合。各猫ちゃんによって個体差がありますので、あくまでご参考程度に。
☆『ちゅ~る時間計測』
お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。 ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝