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ひょんなことから参加したキャンペーンで、思わぬニコニコ!~コロナ禍の日常で出会えた、ささやかな喜び~ [日々雑感]


些細なことで揺れ動く、私たちの感情。
ついつい心がマイナスの方へ振れがちな、最近のコロナ日常。

でも宅急便のこんなキャンペーンに参加しただけで、スッと気持ちが晴れやかになりました…。という体験談・画像とともに。

クロネコヤマト スタンプキャンペーン.jpg

クロネコヤマトの
地域・期間限定キャンペーン

冒頭イラストで、こまちが畳んで持っている用紙。 広げると、中身はこういうスタンプカード
クロネコヤマトスタンプカード.jpg

城西地域のヤマト運輸直営センターへ荷物を一つ持ち込むごとに、スタンプが一つ(デジタル送り状だと二つ)押してもらえます。
※フリマ商品・法人の発送は対象外。

4月~6月の期間内に、スタンプを3個貯めるとクリアファイルが。 6個でステッカーorハンドタオル、9個達成でぬいぐるみ(白猫・黒猫どちらか)またはミニヤマトカーがもらえるというキャンペーン。

※このキャンペーンは地域支社単位で不定期に行う販促活動で、ヤマト運輸公式ページには出ていませんでした。2020年2月に関西限定で、同様のキャンペーンが行われたそうです。



4月に客船にっぽん丸で使う衣装を出しに行った、最寄りの弥生町直営センターで発見(その時対応してくれた人は、特に教えてくれなかった)。

その時点でスタンプは一つ押されていることでもあり、「締切までにクリアファイルくらいもらえっかなー」と軽い気持ちでスタンプカード持って帰ってきたのです。


景品受取後も、
継続するスタンプ

5月6月は、仕事開店休業状態だった私。 次にクロネコヤマトで荷物を出したのは、6月26日(土)のこと。

その日はスタンプカードもらった、うちから一番近い直営センターはお休み。 そこで土日も営業している、地下鉄中野新橋駅そばの本町センターまで足を延ばしました。

借りていたSDカードをコンパクトで、会のチラシを小型宅急便で発送。 両方ともデジタル送り状作ってあったので、新たにスタンプ4個押印。

4月の分と合わせて計5個、晴れてクリアファイルゲット!

2種類あるデザインのうち、私はこちらをいただきましたよ。
クロネコヤマトクリアファイル.jpg

受け付けてくれた女性の方に、お礼を言って帰ろうとすると…。
その女の人(以下、”ヤマトおばさん”と呼称)が、こう教えてくれました。
「一つ景品お受け取りになってからも、スタンプは継続して押させていただきますよ。お客様あとお荷物1個出していただくと、ハンドタオルかステッカー。2個ですと、さらにミニカーかぬいぐるみ差し上げますんで。よろしければ6月30日までに、また当店をご利用くださいね」

えっ、そうだったのか!

私は勝手に「景品もらうごとに、それまで貯めたスタンプはリセット」と思い込んでいたので、この新情報に欣喜雀躍。



親切なヤマト姉さん好感度upしたので、名称変更)は、実際に景品も見せてくれました。

ハンドタオル。
クロネコハンドタオル.jpg

ぬいぐるみたち。
クロネコぬいぐるみ.jpg
白猫ぬいぐるみ.jpg

子どもたちが小さい頃・別のキャンペーンでわが家はもうミニヤマトカーもらってあるので、そちらはパス。
宅急便ミニカー.jpg

ハンドタオルは何枚あっても、邪魔になるもんじゃなし。

クロネコヤマトの景品でもらった黒猫マスコットなんて、うちのこまちと並べて写真撮ったらブログやTwitterのネタにもなるな。

そう思い
「ありがとうございます!ぬいぐるみもらえたら、うちの子きっと喜びますから。じゃあ来週また、こちらで荷物出させてもらいますね!」
ヤマト姉さんにこう答えて、クリアファイル大事に抱えて店を出ます。

この時私が言った”うちの子”はもちろん、大学生の娘・倅ではなくこまちのことなんですが…。

私の何気ない発言が後半の「伏線」になってきますんで、ちょいと胸にお留め置きください。


直営センターへの、道はるか

せっかくヤマト姉さんが教えてくれたんだし、スタンプ9個のうち5個までもう貯まっている。

「よしっ、毒を食らわば皿までだ!」
たとえはまるで適切ではありませんがこんな気持ちで、スタンプコンプリートを目指すことに。

そう心を決め、宇都宮で一人暮らしの娘に仕送りの荷物をこしらえ始めます。彼女が好きなレトルト食品やサプリなどを、小さい箱二つに分けて荷造り完了。



週明けて6月29日、それを持ってうちを出発。
その日は平日ですから、最寄りの弥生町センター持ち込みでもよかったのですが。

親切なヤマト姉さんの恩義に報いようと私が向かったのは、そこより倍以上の距離がある中野新橋の本町センター。

当日午前中に降った雨で、昼過ぎからは大変な蒸し暑さ。
荷物自体はさほど重くはありませんが、それでも2個抱えて1.6km歩くのは結構しんどい

したたる汗を拭きながら、途中道に迷い遠回りの末なんとかヤマト姉さんの店に到着。

デジタル送り状準備のため、店頭でスマホ取り出そうとして。
「いけねっ、クロネコメンバーズカード忘れた!」
えらいことに気づきます。


クロネコメンバーズカード
ヤマト運輸独自の電子マネー。 このカードで支払うと、宅急便送料が10~15%割引に。

なんだい、割引ったって1000円ちょっとの荷物代の1割=100円くらいだろ。
それのためにわざわざ、うちまでカード取りに戻ったりしないよな普通。

皆様は、そうおっしゃるかもしれませんが…。

ひといち倍気の小さい岐阜県人・損をするのが大嫌いな私は、ためらわず踵を返していったんうちまで帰ることに。

それも暑い中、
荷物を抱えて。

今考えたら前まで行ってたんですから、ヤマト姉さんとこで預かってもらえばよかったんです。

でもその時は夢中なので、そこまで気が回らず。
片道20分かけ青息吐息でとんぼ返りした私を、心配して出迎えてくれるこまち。

クロネコメンバーズカード呼びかけ.jpg


初心貫徹の、
思わぬごほうび

こまちからカード受け取り、再び本町直営センターへ。

正直、その時点でかなり心が動きました。

中野区南部はけっこう起伏の多い土地柄で、暑い中荷物抱えての行ったり来たりはかなり身体に応えます。

どうせ、もらえる景品は同じなんだから。
うちから近い方の、弥生町センターにしようかな…。

いやいや、男が一度決めたことを引っ込めちゃいけない。
ここはどう疲れてても、初志貫徹だ!

小心者の割に強情でもある私は、30度近い気温の中もう一度1.6kmの道のりを辿り始めます。



頭から水を浴びたように汗をびっしょりかいて、転がり込んだ本町直営センター。
幸いその日の応対も、ヤマト姉さんでした。

トントンと荷物発送の手続きと支払いを済ませ、スタンプを4個押してもらいます。

そして選べる景品の中から、「ハンドタオルと、黒い方の猫を!」意気揚々とリクエストする私。

「はい、わかりましたー」言いながらパーティションの奥に消えたヤマト姉さん、ほどなくして景品二つを持ってきてくれました。

「ありがとうございます!」受け取って帰ろうとすると姉さん、「あ、お客様。ちょっと、お待ちください」もう一度奥へ。

そして、
ヤマト姉さん
「もしよかったら、この白い方の子も一緒にいかがですか?」

もう一つのぬいぐるみも、くださるというのです!


「ええっ、よろしいんですか?!」

ヤマト姉さん
「ハイ、お客様続けてうちをご利用くださいましたし、キャンペーンは明日までですから。 残った景品は支社に返すだけなんで、もしお子様が喜んでくださるのならぜひお持ちくださいな」

そう、私が先日何気なく放った「うちの子」という言葉を、ヤマト姉さんは人間の幼な子のことだと受け取っていたのです!

(ちょっと、違うんだけどな…)内心思いながらも、ここは先方さんのご好意ですから。


「それじゃあお言葉に甘えて、両方頂戴します!"うちの子"きっと喜びます、ありがとうございます!」

カウンター越しにヤマト姫(好感度MAXにつき、再改名)の手を握らんばかりにお礼を言って、センターを後にする私。


さて "うちの子"の反応は?

帰りは先ほどと違って、飛ぶような足どりでわが家に到着。

手洗いうがいする間ももどかしく、寝ている”うちの子”こまちを起こして景品を見せます。

黒白猫とご対面.jpg

初めはいつものように、ぬいぐるみとはあまり目を合わせたくない様子。

ぬいぐるみ様子をうかがう.jpg
おっ、少し興味を示したかな。


なんだ食べ物じゃないのか.jpg

と思ったら、「なーんだ、食べるものじゃないのか」と 耳をガリガリ。

まぁまぁこまちさん、
そうおっしゃらず。

せっかくのヤマト姫心尽くし、ブログ用にちょいと撮影協力お願いしますよ。

何とか説得して、カメラ目線(らしきもの)もらうことに成功。
ぬいぐるみたちと記念撮影.jpg

この調子で、ジジとマグネット猫も入ってニャンショット
遠巻きに撮影参加.jpg

こまち、そんな奥にいないで前に出てきな。

しょうがないなー。
もっとそばで撮ろうよ.jpg

もう、これでいいでしょ!
アタシくたびれた!
もう写真疲れた.jpg

おやおや、ひっくり返っちゃった。

じゃあ、こまちには休んでもらって。
ほかのみんなで、
ハイ撮るよー。
ぬいぐるみたちで記念撮影.jpg




10cmに満たない景品マスコット、おまけで一つ余計にもらえただけで。
心晴ればれとして、ブログ記事を1本書き上げることができました。


なかなか落ち着かぬ、東京などの新規感染者数。スムーズに進まない、ワクチン接種。各種対応に不安を残しながら、開幕日が近づくオリンピック。

コロナありきの毎日は気が滅入りがちですが、こういう時こそ明るい話題を探しましょうよ。

日常の中の「ちょっといいな」というエピソードで、あなたご自身と周りの方々の心にも素敵な虹をかけられるかも。

当ブログの駄文も、そのお役に少しでも立てましたら幸いでございます。

蔦飾り線.png

お開きまで
お付き合いいただきまして、
まことにありがとうございます。

ぜひまた、
ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝

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