季節ごとの「ちょっと面倒なルーティンワーク」、気の持ちようでぐっと楽しく!~猫と一緒に、ストーブ収納~ [猫のいる風景]
噺家・川柳川柳の名言。
今年も巡ってきた、
雨に降りこめられる季節
雨に降りこめられる季節
冒頭の言葉のように、人間の加齢とともに加速する日々の過ぎ去り方。
ついこの間撮影したばかりのように思える、庭の紫陽花。気がついたらもう、今年の花をつけていました。
ついこの間撮影したばかりのように思える、庭の紫陽花。気がついたらもう、今年の花をつけていました。
葉っぱのところどころ青虫さんに食べられていますが、それでも元気に咲き誇る花たち。
目を下にやると、十薬(ドクダミ)も露に濡れた花弁を広げて自己主張。
目を下にやると、十薬(ドクダミ)も露に濡れた花弁を広げて自己主張。
関東の梅雨入りも間近だろうなと思わせる、朝から雨がそぼ降る一日。
用足しに行った幡ヶ谷駅前のバス停に、こんな忘れ物が。
おそらくバスが来たんで、お母さんが立っていたお子さんをベビーカーに乗せる時。脱がせたのををうっかり、置き忘れてしまったのでしょう。
あとで親切な人が揃えてくれたのであろう、雨の日も楽しくなりそうなかわいい長靴。
あとで親切な人が揃えてくれたのであろう、雨の日も楽しくなりそうなかわいい長靴。
無事、持ち主のところに戻れるといいね。
重い腰をあげて、
暖房器具に別れを
暖房器具に別れを
幡ヶ谷から帰る道々、突然気になりだしたのが 「無精して、まだ片付けてないストーブたち」 のこと。
自分で思った”長靴が戻る”からの連想で、→”元に戻す”→”冬物を整理する”→”ストーブ出しっ放しなんだよなー”に至ったわけです。
自分で思った”長靴が戻る”からの連想で、→”元に戻す”→”冬物を整理する”→”ストーブ出しっ放しなんだよなー”に至ったわけです。
本当なら、ゴールデンウィークの陽気がいい時やってしまえばよかったのですが…。
「連休過ぎて梅雨入り前後、妙に冷えることもあるからな」と頭の中で言い訳して、今日まで来てしまいました。
「連休過ぎて梅雨入り前後、妙に冷えることもあるからな」と頭の中で言い訳して、今日まで来てしまいました。
時期外れの季節家電くらい、家の中で浮いている物もありません。
寒い時は惜しみなく、暖かさをくれて。そのありがたさに、思わず抱きしめたくなるほど愛おしかったのに。
熱が冷めた今では、もう見るのも嫌。
こんな気持ちになるのは暖房器具だけでなく、なんだかほかにもあったような気もしますが…。
熱が冷めた今では、もう見るのも嫌。
こんな気持ちになるのは暖房器具だけでなく、なんだかほかにもあったような気もしますが…。
とにかく思い立ったが吉日、きっかけを逃すと梅雨の長雨で作業がより面倒になりますから。
幸い翌日の 天気予報は、「曇り時々雨」。よほどの土砂降りでない限り、その日にストーブ収納を決行することに。
幸い翌日の 天気予報は、「曇り時々雨」。よほどの土砂降りでない限り、その日にストーブ収納を決行することに。
「箱」とくれば、即参加!
冬場にはあまりエアコン使わないわが家には、電気暖房器具が計6台あります。一番場所をとるダイニングキッチンのシーズヒーターから、トイレの足元用小型ストーブまで。
それら全部と、物置兼用の自家用車に入れてあった空き箱を一間に集めて。
いざ、収納作業開始!
ストーブたちの埃を払い汚れを拭いて、乾かしてから箱に入れていくのですが…。
いざ、収納作業開始!
ストーブたちの埃を払い汚れを拭いて、乾かしてから箱に入れていくのですが…。
「箱」と聞いて黙っているわけがないのが、ボックスマニアのブログ共同執筆猫。
ベランダから作業現場に戻ってみると、窓際のぬいぐるみが一つ増えています。 こっちを見上げて、「何やってんの?」。
ベランダから作業現場に戻ってみると、窓際のぬいぐるみが一つ増えています。 こっちを見上げて、「何やってんの?」。
「この箱は、み~んなこまちのだからね!」
一つの箱の上で、見事な”チキンライス形態”をとって自己主張。
そのうちこっくりこっくり、居眠りを始めます。
ストーブたちよ、また来年!
このままこまちに寝られては、作業は明日に持ち越しです。
部屋に6台のストーブと箱を広げたままでは、足の踏み場もありません。
部屋に6台のストーブと箱を広げたままでは、足の踏み場もありません。
そこでこまちの耳元に口を寄せて、
ことを分けて、
言い聞かせます。
ことを分けて、
言い聞かせます。
はたから見ると、猫に話しかけているやべー奴かもしれませんが…。
飼い主のひいき目だけでなく実際に、長く一緒に暮らしている同居動物は人間の言うことをある程度理解するようになるもの。
飼い主のひいき目だけでなく実際に、長く一緒に暮らしている同居動物は人間の言うことをある程度理解するようになるもの。
こまちも「あ、去年と同じことするのか」と飲み込んで、箱からすぐに降りて…はくれないのですこれが。
そんな想いを込めているのでしょうか、ストーブたちに鼻先をこすりつけてさよならの挨拶。
大型ヒーターを収めた箱に乗っかり、万感の想い胸に迫って。
おいおい、縁起でもない。
ストーブさんたちは、来年また元気で帰ってくるよ。
ストーブさんたちは、来年また元気で帰ってくるよ。
サンタさんの存在を、これっぱかりも疑っていない子どものような。 キラキラした瞳で、私に念を押す黒猫。
それでも別れがたく、梱包が終わった箱にまたスリスリ…
はさすがにウソ、紐にじゃれたいだけでした。
楽しんで進めよう
季節のルーティン作業
季節のルーティン作業
つい億劫だからと先延ばしにしていた作業も、ふたを開けてみればこまちと遊びながらサクサク完了。
苦になるどころか、楽しい時間を過ごすことができました。ブログのネタにも、なりましたしね。
苦になるどころか、楽しい時間を過ごすことができました。ブログのネタにも、なりましたしね。
冒頭の川柳師匠言のように、年々早く感じられる季節の巡り。
暮れの正月支度や、夏冬衣装の入れ替えなど。 毎年の決まったルーティン行事、「今年もまた、これやんのかよー」愚痴をこぼしても誰も代わってはくれません。
だったら今回のように、何か楽しみのスパイスを振りかけて。
自分に言い聞かせてあげると。 面倒に思っていた「やらなければいけない、季節のあれこれ」、がらっと色を変えて見えてくるのでは。
さぁ私も、ストーブ収納の勢いに乗って。
各部屋の敷物交換・夏物衣装の準備などに、とりかかるとしますか。
自分に言い聞かせてあげると。 面倒に思っていた「やらなければいけない、季節のあれこれ」、がらっと色を変えて見えてくるのでは。
さぁ私も、ストーブ収納の勢いに乗って。
各部屋の敷物交換・夏物衣装の準備などに、とりかかるとしますか。
お開きまで
お付き合いいただきまして、
まことにありがとうございます。
ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝
お付き合いいただきまして、
まことにありがとうございます。
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入船亭扇治拝
タグ:猫 イラスト 写真 俳句