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粋で楽しいweb言葉遊びで、みんな一緒に素敵なお正月! [web雑俳]

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いきなりこの寒空のもと、頭から滝の水を浴びている黒猫こまち。

当猫も、伊達や酔狂でやっているわけではございません。

当ブログ共同執筆猫として、身体を張ってある落語会の告知をしているところ。

web○○が帰って来る!

その企画については、こちらの特報動画をご覧ください。

ご試聴後おすすめ動画に浮気しないで、ちゃんと記事に戻って来てくださいね。



そう、コロナ禍による長い長い自粛期間。 当ブログで、お客様と噺家がネットで繋がろう!というコンセプトで展開。

たくさんの方にご参加いただいた、粋な江戸言葉遊び「雑俳」web版。

お待たせしました!

この年末年始、またネットとリアルで皆様のご機嫌を伺わせていただきます。

題して、
『雑俳寒稽古
 ~歌会始スピリッツ』!

「雑俳の女神」降臨。

今回の企画は私の『言の葉落語会』ではなく、元祖雑俳落語会『スピリッツ』シリーズの一環。

江戸言葉遊びへの、ひとかたならぬ熱意と愛情から。

「歴女」「リケ女」のように、敬意をこめて仲間から「雑俳女子」=「雑女」と呼ばれる古今亭駒子師。

その「雑俳の女神」プロデュース公演、なんと1月の毎土曜日3週連続で開催!

会場はホームグラウンドの落語協会2階を飛び出し、お江戸日本橋亭へと。

椅子席の間隔を開けてゆったりご観覧、換気と消毒にも細心の注意を払っているスペース。

雑俳大好き噺家連の高座のほか、毎回違う言葉遊びの大喜利も楽しみ。

現在お客様からの、事前投句・ご予約のお申込み受付中!

『雑俳寒稽古』
各日出演者と兼題


~その一~1月16日(土)

・出演:古今亭駒子
    古今亭志ん陽
    古今亭志ん丸
    三遊亭金八
    柳家小ゑん

・兼題:洒落附「年始・正月に関する物事一切」

本来ある言葉の最初の語を言い変えて、別の意の言葉・文に洒落ます。

【例句】
羽根つきあうも他生の縁
お屠蘇で遊ぶ


~その二1月23日(土)

・出演:三遊亭金朝  
    三遊亭窓輝
    古今亭菊志ん
    入船亭扇治
    五明楼玉の輔

・兼題:院山寺号
吉祥山永平寺・知恩院大谷寺のように、正式には○○山・○○院という山号院号がつくお寺の名称。

洒落っ気を発揮して、「いん」「さん」「じ」を詠みこんだ作品を作ってみましょう。

①○○院○○山○○寺
②○○山○○院○○寺
③○○院○○寺
④○○山○○寺
いずれの形式でも可。

【例句】
会員番号3なかじ
ライン拡散絵文字

※特報動画では「山号寺号」と紹介してしまいましたが、雑俳兼題としては「院山寺号」が正式です。失礼しました。


~その三~1月30日(土)

・出演:入船亭扇蔵
    三遊亭司
    入船亭扇里
    柳家小せん
    三遊亭吉窓


・兼題:立入(たちいり)川柳

魚の名前・二つ以上 魚の名を二つ以上立ち入らせて(織り込んで)、川柳を詠みます。

句の内容の完成度+入れた魚の数で高得点に。 魚の名が多く入っても、意味の通じない句では上位はのぞみにくいです。

【例句】
このご時世むしろ避けます超満員
(鮭・鱒)
常夏の東南アジアタイランド
(鯵・鯛)

※ご投句の際、立ち入らせた魚の名を付記していただく必要はございません。

『雑俳寒稽古』
各日共通詳細

☆会場:お江戸日本橋亭
  (地下鉄三越前駅A10出口) 

☆開場17時15分
 開演17時30分

☆料金:ご予約2000円
    当日2500円

☆ご予約・ご投句先

kokontei.chiyorin@gmail.com
 古今亭駒子

☆ご投句上限数
 各題とも、お一人様10句まで。
 ※それ以上いただいても、
  受け付けられません。

☆ご投句締め切り  
1月5日(火)厳守!

☆ご投句の際のご注意

お客様のご投句は、必ず当日ご当人か代理の方がご来場いただける会の兼題のみ受け付けさせていただきます。

当日噺家による互選の際、入選された方がその場にいらっしゃらないという事態はちょっと寂しいので。

その点をご理解賜りまして投句のみでのご参加は、恐れ入りますがご遠慮くださいますようお願い申し上げます。

☆その他ご不明点は、上記アドレスにて駒子師にお問い合わせください。

※具体的な雑俳作法・約束事については、柳家小ゑん師匠の「新・雑俳の手引き」をぜひご参照ください。


※『web版言の葉落語会』の経緯につきましては、当ブログ「web雑俳」カテゴリー記事をご高覧いただけましたら。

みんなで迎えよう、
雑俳の新年!

いかがでしょう、この企画。

私は記事を書いていて、4か月ぶりの「雑俳魂」がメラメラと燃え上がってくるのを感じます。

よーし、頑張るぞー!

扇治は出演日のほか、23日も投句と互選で参加させていただく予定。

皆さんもぜひご一緒に、雑俳で明るく楽しく新年を迎えませんか?

大掃除しながら、五七五。
年賀状書きつつ、頭をひねる。
お屠蘇気分で、詠む名句。

投じていただいた作品は、私ども噺家選者が「キキ」で盛り上げ選ばせていただきますよ!

高座から、ご自分の句が読みあげられた時の「やったぜー!」感。また味わっていただける好企画。

実は私も令和3年春先以降に、『言の葉落語会』第4回を考えております。

今回の『雑俳寒稽古』ご参加のお客様には、私企画の会の際 「入場料ご優待」「投句上限数アップ」などの特典を予定。


この暮れへ来て国のトップに立つ方が、「Go toしてね!」「あ、やっぱりタンマ!」と大迷走。

あげくの果ては、「静かな年末年始を過ごしましょう」との要請。うんざりなさっている方も多いかと。

でもこんな時こそ、洒落と笑いで明るく楽しく前向きに。 皆様と噺家が一体となって、雑俳の輪でつながって。
雑俳の輪.gif

手を携えてコロナ禍吹っ飛ばし、希望に満ちたお正月を過ごしましょう!

もちろんご投句なさらなくても、ご観覧でじゅうぶんお楽しみいただけますよ!

黒猫こまちからも、皆様からのたーくさんのご投句とご参加。隅から隅までずずず~いと、お願い申し上げる次第でございます。
投句お願い歌舞伎調.gif
おっとそうそう、1月9日(土)中野での、私の独演会も。よろしくお願いいたします。
2021年正月独演会 .png

蔦飾り線.png

お開きまでお付き合いいただきまして、
まことにありがとうございます。
ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝

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