夏の日除け まめに取り替えるなら100均すだれがおすすめ! [お気に入り・おすすめ]
梅雨入りしてからの東京は、気温30度前後の日が多く蒸し暑い陽気が続いています。
本格的な夏到来を前に、早めでおトクな暑さ対策を心がけましょう!
この時期のちょっとした準備が、快適な7月・8月につながります。
雨ニモ負ケズ、数年ぶりで窓の簾を交換
6月11日の強風で、浴室の窓に取り付けてあった目隠し用の簾が飛ばされてしまいました。
梅雨の時期、窓を開けずにお風呂に入るのはとても無理。
でも目隠し無しだと、入浴シーンが表から丸見え。
私や高3の倅・還暦近い女房はなんとかなるとしても、週末3ヶ月ぶりで一人住まいの宇都宮から帰ってくる大学生の娘が気の毒。
そこで一念発起、6月13日土曜日の午前中に新しい簾を取り付けることに。
当日は朝から風雨が強かったのですが、年頃の娘に不自由な思いをさせまいと雨の切れ間をぬってちゃちゃっと作業完了。
雨脚が強くなってきたので周りを片付け、いったんうちへ入り浴室内から出来栄えを確認します。
猫は、意外とまめに働く管理人
猫は、意外とまめに働く管理人
の記事の通り、我が家の敏腕管理人・黒猫こまちも仕上がりをチェック。
前の簾が長持ちしたので、正確には憶えていませんが取り替えるのは5・6年ぶりのはず。
けっこう簾自体ホコリが溜まっており、窓も外側から掃除できなかったので汚れが気にはなっていました。
その長年の暮らしの垢をさっぱり落とし、簾越しに聴く雨の音。
なかなかに風流なものです。
『枕草子』に出てくる、白楽天の有名な漢詩の一節。
遺愛寺の鐘は枕を欹(そばだ)てて聴く香炉峰の雪は簾を撥(かか)げて看る
負けじと我が家のこまちは、
中野区南台3丁目の雨は 100均簾に穴を開けて覗く
こらこら、そんなことほんとにするんじゃありませんよ。
買い置きしてあった100円簾
で書いた足元ラグの敷き替えに続いての夏支度、あとは扇風機を出せば完璧。
今回取り付けた簾は、昨年秋に浅草のダイソーで買い置きしておいた
横74センチ✕縦90センチ、本体価格100円の『天津すだれ』。
本当は一回り大きい
88センチ✕112センチ、200円
が欲しかったのですが、買ったのが9月下旬か10月に入ってからでもうこれしか売ってなかったのです。
ダイソーにはほかに
88センチ✕220センチ、500円
まで100円刻みのバリエーションがありますが、けっこう場所を取る商品なのでお盆過ぎるとどんどん店頭から整理されていきます。
もし100円均一のお店で簾購入をご検討中の方いらしたら、シーズン早めのお買い物が選択肢が多くおすすめ。
ちなみに私が買ったのと同じサイズの品を近所の雑貨屋さんでは本体価格278円、ホームセンター『コーナン』では248円で販売。
Amazonや楽天市場を覗いてみると最低価格500円代からで、これはもう品質が違うんですね。
一生ものより、あえて100均を選んだ方がいい時も
今や私たちの暮らしにすっかり溶け込んだ100円均一のお店。スマホケースや中華鍋まで取り扱い、「えっ、これが100円?!」という品も多く店内を見て回るだけで楽しい。
過度に期待しないで、値段相応の買い物と割り切れば100均はとても使い勝手がいい小売り形態だと思います。
100均の電池は元々蓄電量が少なく設計されていますし、スナック菓子やレトルト食品はスーパーで売られている品より量が少なめ。
そんなに電力を食わない目覚まし時計や、ダイエット中・ひとり暮らしの食事には有効なのではないでしょうか。
プラスチックやポリプロピレン製品なども、お値段お高いものとはやはり耐久力はかなり劣ります。
でも単身赴任の出張先で取り急ぎ必要な収納用品・調理器具など、「一生もの」でなくてもいい買い物なら「100均で充分」という考え方をすればぐっと気が楽に。
もちろん地球環境保全には配慮しつつ、定期的に取り替えた方が衛生的にも自分の気持ち的にもいい品は「安かろうそれなりだろう」でいいのではないでしょうか。
今回の簾もどれだけ長持ちするかはわかりませんが、100円ですから。
半年もったら大当たり、1年なら万々歳。
外から貼る窓の目隠し、いったん設置してしまうとわざわざ外して掃除するのは億劫なもの。
我が家の先代浴室簾は長持ちしましたから、その間まるで簾本体と窓の外側は清掃せず。
今度窓枠に付けた目隠しが傷んだら、それは掃除と新しいものに取り替える機会を100均簾がくれたということ。
これからも上手に、楽しい「100円均一ワンダーランド」で遊んでいきたいと思います。
お開きまでお付き合いいただきまして、ありがとうございます。
ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝