緊急告知 web雑俳再訂正と、テレワーク過労にご注意 [日々雑感]
洒落附 地巻訂正
大変申し訳ございません。
外出機会の減ったお客様方と、高座を失った噺家たちで一緒に楽しもうというコンセプトで展開しております『WEB版言の葉落語会』。
粋な言葉遊び・雑俳に今回は「折句附」「洒落附」の二つのお題をご用意。
広く皆様にご参加を呼びかけましたところ、こちらの予想を上回る数のご投句を頂戴しました。
広く皆様にご参加を呼びかけましたところ、こちらの予想を上回る数のご投句を頂戴しました。
現在噺家選者が互選の真っ最中、お客様にも選句のお誘いを続けております。
しかしここへ来て「洒落附」に3句、お客様からいただいた作品が入っていなかったことが5月4日朝判明しました。
「折句附」転記ミスに続いてのあってはならない不祥事で、ご投句いただきましたお客様と選句中の皆様に再びご迷惑・ご不快をおかけしましたこと深くお詫び申し上げます。
次回からは別に校正を1名以上つけミス防止に努めますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
訂正した地巻は
でご覧いただけます。
洒落附の146~148が追加されています。
洒落附の146~148が追加されています。
パソコン疲れで発熱
あってはならないミスを2回もしてしまった原因を、以後極力同じことを繰り返さないために自分で考察してみました。
結果は
過労による注意力散漫
これに尽きると。
過労による注意力散漫
これに尽きると。
その時点ではとにかく5月6日に企画を完結と意気込んでおりましたので、4月26日23時59分の締切後すぐに作業スタート…。
と申し上げたいのですが、すいません嘘はいけませんので。
実際に集まった作品一覧『地巻』の作成に着手したのは、4月27日の午前5時過ぎから。
実際に集まった作品一覧『地巻』の作成に着手したのは、4月27日の午前5時過ぎから。
鈴本演芸場で毎週日曜にやっている二ツ目の勉強会『早朝寄席』の開演時間が、午前10時。
仲間に急用があって午前11時前に電話すると
「バカ野郎、なんでこんな朝っぱらから電話してくんだよ。今何時だと思ってんだ!」
午前10時45分です。
普通の方は職場に着いて、もうひと仕事終わらせてます。
「バカ野郎、なんでこんな朝っぱらから電話してくんだよ。今何時だと思ってんだ!」
午前10時45分です。
普通の方は職場に着いて、もうひと仕事終わらせてます。
とにかく宵っ張りで朝寝坊なのが噺家。
午前5時なんて白河夜船の世界の人間が眠い目をこすりながらやっているので、最初からベストコンディションではなかったのでしょう。
午前5時なんて白河夜船の世界の人間が眠い目をこすりながらやっているので、最初からベストコンディションではなかったのでしょう。
途中猫の世話をするのに15分。
カップラーメンの調理と摂取に10分。
それ以外はひたすら皆様から頂戴したメールに記載された句を、Excelのシートに写す作業を。
カップラーメンの調理と摂取に10分。
それ以外はひたすら皆様から頂戴したメールに記載された句を、Excelのシートに写す作業を。
午後2時過ぎた頃から指がつって、目が霞んで来ました。
午後6時、作業終了目前で急に肩口のあたりにゾクゾク悪寒が。
午後6時、作業終了目前で急に肩口のあたりにゾクゾク悪寒が。
一旦すべてを転記し終えた頃には、身体中が熱っぽくて節々が痛い。
まさか、COVID-19にやられてしてしまったのでしょうか。
まさか、COVID-19にやられてしてしまったのでしょうか。
噺家で最初の、新型コロナ感染者。
ブログで経過レポート書けば話題にはなるかもしれませんが、それ以前に『WEB版言の葉落語会』はどうなる。
急いで電子体温計を引っ張り出して脇に挟んでみると
37.8度。
平熱が35度台の貧血冷え性噺家には、危険水域の発熱。
とりあえずその日はノートパソコンを閉じ、早めに布団にもぐずり込みました。
37.8度。
平熱が35度台の貧血冷え性噺家には、危険水域の発熱。
とりあえずその日はノートパソコンを閉じ、早めに布団にもぐずり込みました。
自分で決める切り上げ時と、適度な運動
翌日になると熱は37度前半に下がりましたが、動悸が激しくパソコンに向かうと目の焦点が合わず船酔いのように吐き気がします。
それでも滞っているブログの記事執筆と雑俳互選用紙の作成を続け2日間家にこもり詰めでした。
それでも滞っているブログの記事執筆と雑俳互選用紙の作成を続け2日間家にこもり詰めでした。
4月30日、どうしても外せない用があり3日ぶりに外出。
幸い熱はすっかり下がってコロナではありませんでした。
動悸と吐き気は続いていますが表はお天気も良し、散歩がてら新宿まで歩けば気分転換になるだろうと家を出る。
幸い熱はすっかり下がってコロナではありませんでした。
動悸と吐き気は続いていますが表はお天気も良し、散歩がてら新宿まで歩けば気分転換になるだろうと家を出る。
途中で気分が悪くなったら引き返すつもりでしたが、100メートルほど歩くとだんだん気持ちよくなってきます。
そこからは本当にひと足ごとに
動悸が嘘のように治まり
吐き気もしなくなりました。
そこからは本当にひと足ごとに
動悸が嘘のように治まり
吐き気もしなくなりました。
用をすませ帰りも歩いて自宅に戻った時には、すっかり健康体。
あの具合の悪さはなんだったのかとGoogle先生に聞いてみると
あの具合の悪さはなんだったのかとGoogle先生に聞いてみると
体調が良くない時に脳の処理能力を超えるパソコンなどの作業を長時間続けたことによる、一時的な「知恵熱」状態らしいと判明。
無理しちゃ、いけないということですね。
政府はウイルス感染拡大防止のため人と人との接触を当面8割引き下げたい、そのための外出自粛とテレワーク・リモート勤務を呼びかけています。
しかし機材や職場の環境事情等もあり、4月末の時点で実際にテレワークを導入している企業は全国で27%、一番多い東京で52%だそうです。
逆にいうと東京では半数以上の職場の方が、今は自宅でのお仕事。
そこで問題になっているのが、「テレワーク過労」。
そこで問題になっているのが、「テレワーク過労」。
会社で働いていて、終業時間過ぎてもまだ目の前の仕事が片づいてない。
もう少し残って一気にやっちゃうか、と思っても「働き方改革」の時代。
もう少し残って一気にやっちゃうか、と思っても「働き方改革」の時代。
上司の方から
「いつまで仕事してんだ。うちは残業手当出せないんだから、さっさと帰った帰った!」
背中押されて会社の外へ送り出され、後ろでシャッターがガラガラピシャーンはい本日閉店。
「いつまで仕事してんだ。うちは残業手当出せないんだから、さっさと帰った帰った!」
背中押されて会社の外へ送り出され、後ろでシャッターがガラガラピシャーンはい本日閉店。
仕事の切り上げ時を人が決めたくれたり、周りを見て自分も判断しやすい。
それが自宅でひとり仕事を抱え込んでいると、「いつからいつまで勤務!」きっぱりけじめをつけるのが難しい。
ついついほかのことに気をとられたり、逆に「もう少し頑張ろう」と無理して仕事をし過ぎてしまったり。
後者は、真面目で几帳面な人ほど陥りやすい働き過ぎだそうです。
私がそうだと自慢するわけではありませんが、性格的にちゃらんぽらんでずぼらではないつもりなので「真面目で几帳面」の仲間にいれてもらってもいいでしょう。
私がそうだと自慢するわけではありませんが、性格的にちゃらんぽらんでずぼらではないつもりなので「真面目で几帳面」の仲間にいれてもらってもいいでしょう。
額に汗して働く、もちろんいいことですが根をつめ過ぎて身体を壊しては元も子もありません。
「もう少しやれる、やっちゃおう」
と思っても、
「いや、やっぱり今日はここまで!」
きっぱりと切り上げる勇気も必要ですね。
「もう少しやれる、やっちゃおう」
と思っても、
「いや、やっぱり今日はここまで!」
きっぱりと切り上げる勇気も必要ですね。
そして、仕事の後の気分転換と適度な運動。
今回のパソコン過労には、新宿への徒歩での往復が大変有効でした。
今回のパソコン過労には、新宿への徒歩での往復が大変有効でした。
こうして「ちょっと追記」するつもりだったのが、ついついまた長くなってしまっています。
ここできっぱり切り上げ、このあとは幡ヶ谷まで足をのばしてお昼をいただいてきましょう。
ここできっぱり切り上げ、このあとは幡ヶ谷まで足をのばしてお昼をいただいてきましょう。
歩いて健康。
今日のイラストは省エネ、年賀状に使った元気に歩くワンちゃん。
あなたも豆柴と一緒に、表を少し歩いてみませんか?
もちろん、3密は避けて。
お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。
ぜひまた、ご訪問くださいませ。
お待ち申し上げております。
お待ち申し上げております。
入船亭扇治