慌ただしい師走、猫と一緒にひと時のんびり [猫のいる風景]
2024年の冬至は、12月21日。
1日の用を済ませ、早めのお風呂でゆず湯につかりました。
1日の用を済ませ、早めのお風呂でゆず湯につかりました。
今年は不精して本物のゆずではなく、入浴剤『バブ』を入れた簡易版。でもちゃんとゆずの香りはするし、おはだツルツルで身体の芯からポッカポカ。
お風呂で気持ちよくなったあとの晩酌では、もう一つの冬至アイテムが食卓に並びます。
冬至かぼちゃ。
女房がスーパーで買ってきた4分の1カットのかぼちゃ、種をとって皮の固いところも剥いてあるのでそのままふた口サイズに切り、ザルに入れて全体に水をくれてからポリ袋に入れてレンジでチン。お手軽蒸しかぼちゃにします。
でもその前に、レンジの管理をしているこの方にどいてもらわなくてはいけません。
「本日は冬至につき、縁起ものであるとともに健康に配慮した食材であるかぼちゃを、光熱費を節約しつつ調理したい」旨を真摯に申告すると、番猫さんは
を条件に電子レンジから下りてくれました。
を条件に電子レンジから下りてくれました。
蒸し上がりの状態を確認しながら何度か加熱を繰り返し、いい塩梅にホコホコの温かぼちゃが完成。 器に盛ったかぼちゃ、赤みがかった黄色の実がいかにもおいしそう。
黒い身体のこまちと見た目の彩りもいいので、食べる前に番猫にかぼちゃを近づけてみます。
「ふんふん、これがさっきレンジで作ったものだな」と検閲。 興味深げに顔を寄せて、 匂いを確認。 「うん、よくできました。食べてよし!」
「ふんふん、これがさっきレンジで作ったものだな」と検閲。 興味深げに顔を寄せて、 匂いを確認。 「うん、よくできました。食べてよし!」
こまちのお許しが出たので、女房と二人で今年の冬至かぼちゃをいただきましょう。少し固めの実で「ねっとり」よりは「ポクポク」という食感、生野菜と一緒にドレッシングで食べるにはこの方が合います。
さぁ無事冬至の儀式も済み、慎ましい暮らしながらそれなりに良い年を迎えられそうな気がしてきました。スーパー特売で買ったかぼちゃで身も心も満足、まんぞく。
何かと気ぜわしくなりがちな暮れ。
たまにはこんな吞気ブログを書いたりして、ひと時のんびり過ごすのも悪くありませんね。
たまにはこんな吞気ブログを書いたりして、ひと時のんびり過ごすのも悪くありませんね。
瑣事忘れ猫と戯る冬至かな
入船亭扇治・記
タグ:入船亭扇治 猫
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