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おトクなクーポンいっぱいの「センキョ割」で、楽しく投票! [日々雑感]


2024年10月27日(日)。
第50回衆議院議員選挙の投票を終え、こんなカードもらった黒猫こまち。
投票所前にて.jpg

こまちが持っているのは、中野区選挙管理委員会発行の「投票済証」
今回初めてこれをもらってみたきっかけは、鍋屋横丁のラーメン屋さん『どうげんぼうず』で見かけたこの看板。
どうげんぼうず店頭.jpg
どうげんぼうずの選挙割.jpg
投票証明書を提示か「投票したよ」という申告で、味玉を一個サービスしてくれるというのです!

どうげんぼうずはラーメンがおいしいだけでなく、かなり前から独自の投票者サービスを通じて選挙への参加啓蒙にひと役買っている意識の高いお店。
このところしばらくご無沙汰だったので久しぶりで行ってみるか、それについてはせっかくのサービスを使わにゃ損々と、投票済証をもらってきたという次第。

こま正面アイコン基本形.jpg

そしてこの機会に、最近の国政・地方選挙の際よくネットで目にするようになった「センキョ割」について、あらためて調べてみました。
センキョ割トップページ.jpg

センキョ割
若年層を中心に低下傾向にある選挙投票率向上に繋がればと、民間主導で始まったサービス。2007年に早稲田の商店街有志が実施したのが嚆矢とされる。現在は「選挙割協会」「センキョ割学生実施委員会」によって運営され、協賛企業・個人店と連携して各選挙ごとに投票済み者向けサービスを実提供。2021年から多くの自治体で行われるようになり、2024年には2000以上の企業・店舗が参加。 詳しくはホームページ『全国版センキョ割』https://senkyowari.com/をご覧ください。

公式サイトでどんなお店でサービスを受けられるか見てみると、たとえば企業単位だとこんな感じ。
参加企業 センキョ割.jpg
サンリオピューロランド・ビックカメラ(豊島区内)・東武ストア・ジャンカラなどバラエティ豊か。 安楽亭・七輪房・焼肉の和民・花炎亭と、焼肉屋さんが多くてスタミナがつきそう。

こま正面アイコン笑い.jpg

HP内には「模擬投票webアプリ」へのリンクがあり、ここから18歳以下の方でも投票体験・投票済証の発行ができます。
アプリ模擬投票.jpg
『センキョ割アプリについて』 https://www.mogitohyo.jp/

以下、スマホ用画面でセンキョ割アプリの流れを見ていきましょう。
ログイン画面.jpg

初めて利用する時はメールアドレス・パスワードを登録してログイン、ニックネーム・性別等のプロフィールを入力するだけですぐ模擬投票に参加可能。

今回投票したい選挙内容・選挙区を選択。
選択画面模擬投票.jpg
すると実際の候補者名が顔写真付きで表示され、本当に選挙に参加しているような臨場感が味わえます。
スマホで投票.jpg

候補者を決めたら、紙の投票済証か投票所入り口看板の写真を添付して送信。
投票画面.jpg
即、デジタル投票済証明書が発行されます。
デジタル投票証明書.jpg

あとはアプリの「店舗検索」から好きなサービスを探してそのお店に足を運び、デジタル証明書かクーポン画面を提示すればOK。
今回だと投票日の10月27日までサービス提供というところが多いようですが、11月中旬頃まで適用可の店舗もけっこうあります。



「選挙啓蒙運動と営利活動は分ける必要がある」「利益誘導による組織票取り込みに繋がる危険がある」「投票済証の転売が多く行われており、選挙の健全性を損なう」とセンキョ割に反対の声も多く聞かれますし、何より本来国民の権利たる投票を鼻の先にニンジンぶら下げて促すというのも情けない気もしますが…。

毎回50%前半いけばいい方という低水準まで落ち込んでしまった日本の投票率向上に少しでも貢献できるのであれば、「不健全な経費の使い方はしない」との条件付きでセンキョ割は意味があると、私は思います。協賛した企業・店舗にも、地域経済活性化に繋がるメリットがありますしね。



次回投票する機会があってこのサービスが続いていたら、また積極的にセンキョ割を使ってみたいもの。

まずはセンキョ割の公式特典ではないけれど、本記事書くきっかけをくれた『どうげんぼうず』に行って選挙割でラーメン食べてこよう。手揉みちぢれ麺にコクがありながらもスッキリしたスープがよくからむ「塩そば」に、サービスの味玉入れてね。
味玉塩そば.jpg

蔦飾り線.png

入船亭扇治・記

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