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ミニ寄席・黒門亭でじっくり語る、扇治の新作人情噺 [落語情報]


五代目柳家小さんの「若手噺家の勉強会などで気軽に使える場所を作りたい」という想いから落語協会事務局ビルの2階に設けられた、定員40名の畳敷スペース。 そこで毎週末開催されるのが、『黒門亭』。 前座を入れ計5名でお届けする、こぢんまりしたミニ寄席です。
手のひらサイズの寄席.jpg

その黒門亭に、私・入船亭扇治がトリで出演。

☆日時:10月20日(日)12時〜14時 *扇治の出番は13時30分頃

☆会場:台東区上野1-9-5 落語協会事務局2階

☆木戸銭:1000円均一

☆出演:金原亭馬太郎 弁財亭和泉 花島世津子(マジック) 入船亭扇治



黒門亭のトリはあらかじめ演目を決めることになっており、今回私が演じますのは、自前の新作落語『二十年目の前座』

入門後4~5年で二ツ目に昇進するのが普通の世界にあって、異例の二十年間前座のままでいる噺家が主人公。
芸も人柄も良くこれといったしくじりがあるわけでもない彼が、なぜこんなに長く下積み暮らしに甘んじ続けているのか。 先に真打昇進し売れっ子になっている弟弟子からその訳を問いただされた二十年目の前座はやっと重い口を開き、亡き師匠と生前交わした「ある約束」について語り始めるのだった…。

私がシリーズで何本か拵えている噺家のバックステージものの一つ。ちょいと人情味がかったストーリーで、過去に演じた時にはお客様方おおむね好意的な反応で迎えてくださいました。

久々の再演にあたりまたあらたに細部を練り直し稽古を重ねて、当日の高座に臨むべく精進している最中でございます。

ほかの出演者も、師匠譲りの粋な芸が光る二ツ目・独自の新作落語で人気の女流・安定のベテランマジシャンと多彩な顔ぶれ。
秋の休日に飽きない番組の黒門亭、ぜひ足をお運びになられてはいかがでしょう。ご来場、心よりお待ち申し上げております。
黒門亭お待ちしてます.jpg

蔦飾り線.png

入船亭扇治・記

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