ミニ寄席・黒門亭でじっくり語る、扇治の新作人情噺 [落語情報]
五代目柳家小さんの「若手噺家の勉強会などで気軽に使える場所を作りたい」という想いから落語協会事務局ビルの2階に設けられた、定員40名の畳敷スペース。 そこで毎週末開催されるのが、『黒門亭』。 前座を入れ計5名でお届けする、こぢんまりしたミニ寄席です。
その黒門亭に、私・入船亭扇治がトリで出演。
黒門亭のトリはあらかじめ演目を決めることになっており、今回私が演じますのは、自前の新作落語『二十年目の前座』。
私がシリーズで何本か拵えている噺家のバックステージものの一つ。ちょいと人情味がかったストーリーで、過去に演じた時にはお客様方おおむね好意的な反応で迎えてくださいました。
久々の再演にあたりまたあらたに細部を練り直し稽古を重ねて、当日の高座に臨むべく精進している最中でございます。
ほかの出演者も、師匠譲りの粋な芸が光る二ツ目・独自の新作落語で人気の女流・安定のベテランマジシャンと多彩な顔ぶれ。
秋の休日に飽きない番組の黒門亭、ぜひ足をお運びになられてはいかがでしょう。ご来場、心よりお待ち申し上げております。
秋の休日に飽きない番組の黒門亭、ぜひ足をお運びになられてはいかがでしょう。ご来場、心よりお待ち申し上げております。
入船亭扇治・記
タグ:入船亭扇治 落語
コメント 0