2024年ご来店御礼 落語協会謝楽祭『入船亭』繁盛記 [落語情報]
落語協会ファン感謝イベント・謝楽祭、『入船亭』ブースでお客様を待つ看板猫こまち。
早朝から開店準備
2024年9月8日(日曜)。
筆者(と共同執筆猫こまち)が謝楽祭の屋台で販売する一門オリジナルグッズを持って湯島天神男坂下へ到着したのは、午前8時過ぎ。
筆者(と共同執筆猫こまち)が謝楽祭の屋台で販売する一門オリジナルグッズを持って湯島天神男坂下へ到着したのは、午前8時過ぎ。
境内にはまだお客様の姿はほとんど見られません。
「午前中は早朝」という感覚を持つ宵っ張りかつ寝坊助なのが噺家。その同居猫であるこまちも例外ではなく、見ているこっちが飲まれるかと思うような大あくび。
「午前中は早朝」という感覚を持つ宵っ張りかつ寝坊助なのが噺家。その同居猫であるこまちも例外ではなく、見ているこっちが飲まれるかと思うような大あくび。
これこれ、天神様のご境内で不謹慎だよ。
ちゃんと前足で顔洗って、空いているうちに本殿にお参りしておきなさい。
ちゃんと前足で顔洗って、空いているうちに本殿にお参りしておきなさい。
参詣をすませて一門ブースに行ってみると、メインの「冷やし焼き芋」販売チームが先に来て準備を着々と進めていました。
焼いたさつま芋をこよなく愛した九代目扇橋に因む一門オリジナルスナック、その看板の下で十代目の新しい扇橋が立ち働く姿に時代の流れを感じます。
「冷やし焼き芋」の素材となるのは、クーラーボックスで冷たーくした長崎県五島市名物のごと芋『きらりちゃん』。
(一緒にCIAOちゅ~るのパック入ってないかな)虎視眈々と見つめる黒猫。
販売台にオリジナルグッズ・名入り扇子も並べて、こちらの開店準備はOK。
午前10時になると木遣りの先導で各ブース責任者たちが境内を練り歩き、さぁ2024年謝楽祭の始まり。
各屋台からは賑やかな呼び込みの声があがり、開店を待ちわびていたお客様たちがガイドブック片手に境内を行き交い始めます。
サプライズゲストに
お客様大喜び
お客様大喜び
いざ開店すると時間はあっというまに経つもの。
手前ども『入船亭』へもたくさんのお客様が来てくださり、それこそ黒猫こまちの手も借りたい忙しさ。
手前ども『入船亭』へもたくさんのお客様が来てくださり、それこそ黒猫こまちの手も借りたい忙しさ。
メインの冷やし焼き芋お目当ての方・一門の噺家それぞれをご贔屓のお客様が多い中、「Xやブログで見てこまちちゃんのポーチ楽しみに来ました」という方もいらして同居人としては嬉しいかぎり。
冷やし焼き芋は午後1時過ぎには完売。
「勘定は合ってるか」と屋台の後ろで売り上げを確認。
こうやってお金を数えている噺家に脇から「今、なん時だい?」とか茶々を入れないように。食いつかれる恐れがあります。
芋なき後もオリジナルグッズ・扇子手拭いはポチポチご要望があったのでもう少し販売を続けていると…。
会津若松での仕事を終えた筆頭弟子・入船亭扇遊師が、旅帰りのその足で立ち寄ってくれました!
サービス精神旺盛な筆頭弟子は、おそらく昨夜もお世話人方の打ち上げにつき合ってかなり疲れていたはず。それをものともせず一番陽射しと暑さが厳しくなる午後2時頃に顔を出してくれ、お客様から求められればにこやかにサインや記念撮影に応じる扇遊師。
落語ファンの方はもとより楽屋仲間からも愛される人柄だった九代目扇橋の生き方は、ここにしっかり受け継がれているんだなと実感しました。
落語ファンの方はもとより楽屋仲間からも愛される人柄だった九代目扇橋の生き方は、ここにしっかり受け継がれているんだなと実感しました。
さて扇遊師がお客様サービスを存分にしてから帰った後、午後3時前には私担当のオリジナルグッズもクリアファイルは実質完売・キャンバスポーチも目標販売数に達したのでそろそろ店仕舞いへと向かうことに。
早朝の準備からずっと店を守り続けてきた、常駐メンバーの皆さんお疲れ様! ※写真左より 扇七・扇蔵・扇橋・扇里
早朝の準備からずっと店を守り続けてきた、常駐メンバーの皆さんお疲れ様! ※写真左より 扇七・扇蔵・扇橋・扇里
それに私も加わって、もう1回パチリ。
みんなけっこう、日に焼けたかなー。
そして最後に、隣で日本酒屋台『青菜』を出していた桂三木助師を交えて。
現三木助師は九代目扇橋が最初に師事した三代目三木助の血縁、「一門みたいなもんなんだからそっちも入んなよ」と噺家らしいノリでの記念撮影。
西の空を仰ぎ見ると、暑いながらも秋を感じさせる太陽がだいぶ傾いてきています。
そろそろ帰り道になるお客様・店仕舞いして看板を下ろし始めた屋台が目立つ境内。祭りの終わりが近いことを感じさせる風景に、イラストやコラ画像で手伝ったこまちも(もう、おしまい?)とちょっと寂しげな表情。
だいじょうぶだよ、きっと来年も一門みんなで楽しいお店を出せるから。その時はこまちもまた一緒に手伝っておくれ。
さぁ後をきれいに片づけたら、祭りの後のお楽しみ「打ち上げ」にLet's Go!
今日の売り上げと筆頭弟子が「みんなで一杯やんな」と置いていってくれた分も合わせれば鬼に金棒、ここはおおいにお疲れ暑気払いをいたしましょう。別イベントで忙しかった遊京さん扇太さんも合流して、
かんぱーい!
今日の売り上げと筆頭弟子が「みんなで一杯やんな」と置いていってくれた分も合わせれば鬼に金棒、ここはおおいにお疲れ暑気払いをいたしましょう。別イベントで忙しかった遊京さん扇太さんも合流して、
かんぱーい!
さらに、謝楽祭ライブで大活躍の扇辰師とお弟子さんの辰之助・辰ぢろさん、そしてもう一匹の助っ人も加わりもう一度
ニャンぱーい!!
ニャンぱーい!!
猫の手を借りて芋掘る祭りかな
※2024年開運入船亭オリジナルキャンバスポーチは現在若干の在庫があり、ご希望の方には1枚800円+送料250円にて通信販売でのご注文を承ります。
までメールにてお問い合わせください。
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入船亭扇治・記
タグ:入船亭扇治 落語 猫
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