変わらぬお世話人さんのご尽力・地元の味と有名キャラが旅のパワーをくれる!~3年半ぶりの熊本訪問記①~ [旅のアルバム]
熊本市内の立派な和食料理店の前で、ご機嫌の黒猫こまち。
今夜はここで落語会が開かれるので、その「芸」を楽しみに来たのかな?
時の総理も訪問した
熊本の老舗料亭で落語会
熊本の老舗料亭で落語会
水前寺公園そばの閑静な住宅街の一角に佇む、『日本料理 羅生門』。
板長が腕をふるう繊細で味わい深い料理と、披露宴や会合に使える大広間・個室があることで知られるな熊本の名店。
板長が腕をふるう繊細で味わい深い料理と、披露宴や会合に使える大広間・個室があることで知られるな熊本の名店。
2022年6月24日夜、そこのお座敷で私・入船亭扇治の落語会を催していただきました。
お世話くださったのは、私の出身大学OBである地元在住の信國宏征氏。
お世話くださったのは、私の出身大学OBである地元在住の信國宏征氏。
信國さんとはもう、20年近くに渡るお付き合いになりますか…。
大学の後輩を少しでも引き立ててやろうと「熊本扇治の会」を設立、以来1年~1年半に一度くらいのペースで私の会を色んな場所で企画してくださっています。
大学の後輩を少しでも引き立ててやろうと「熊本扇治の会」を設立、以来1年~1年半に一度くらいのペースで私の会を色んな場所で企画してくださっています。
毎回車を運転して私を送迎・会場では高座設営や出囃子CDの操作なども率先してやってくださる、本当に面倒見のいい先輩。
その信國さんと3年半ぶりに再会。
で綴りました文化庁学校公演の最終日、今回も信國さんは市内からけっこう遠い立地の小学校までわざわざ迎えに来てくれました。
で綴りました文化庁学校公演の最終日、今回も信國さんは市内からけっこう遠い立地の小学校までわざわざ迎えに来てくれました。
車中で久闊を叙しつつ、途中突然襲ってきたゲリラ豪雨をつき目的地の「日本料理 羅生門」に到着。
会場はすでにほかのお世話人の方々が、すっかり準備してくださっています。
前座の黒猫家こまちさん、高座の後ろにある絵は地元抽象画家筆のとても高価なものだそうですから。噺に熱中して、爪で傷つけたりしないようにね。
肥後熊本のお殿様が登場する落語『井戸の茶碗』を40分ほどかけて私が申し上げたあと、いったん休憩。
その時入ったお手洗いの洗面台も、趣のある作り。
その時入ったお手洗いの洗面台も、趣のある作り。
この羅生門には、岸田総理大臣が4月に訪れています。
ひょっとしたら時の首相も、
ここで手を洗ったのかも。
ひょっとしたら時の首相も、
ここで手を洗ったのかも。
東京へ帰ったら、
自慢してみようかな。
自慢してみようかな。
豪華絢爛!
鯨会席料理
鯨会席料理
当夜の催し後半は、熊本の鯨加工販売老舗『株式会社マルホ』協賛による「鯨の食文化を楽しむ会」。
マルホさんが惜しげもなく提供してくださった新鮮な鯨肉を、板場が一品一品工夫を凝らして会席コース料理に。
マルホさんが惜しげもなく提供してくださった新鮮な鯨肉を、板場が一品一品工夫を凝らして会席コース料理に。
冒頭イラストでこまちが言っていた”「げい」を楽しむ”には、落語の「芸」のほか「鯨(げい)肉」がかかっていたんですね。
私も終演後は座に連ならせていただき、お客様と同じ料理を頂戴しました。
以下にその絢爛豪華な会席コース、全品一挙公開!
以下にその絢爛豪華な会席コース、全品一挙公開!
まず彩り鮮やかな先付に始まり。
汁ものは、鯨南蛮そば。
お造りとして、霜降りの尾の身。
焼き物の茄子、上に乗っているのがカリカリに炙った鯨ベーコン。
本皮の素揚げ。
おばけの梅ゼリー寄せ・熊本名物「一文字のぐるぐる」添え。
口中がさっぱりしたところでメインディッシュ、鹿の子肉のステーキ・辛子蓮根とともに。
締めは、鯨のさまざまな部位入りの団子汁。
そして、デザート。
いやー、
おいしかった!
どれも鯨の味を活かしながら、堂々の和食会席の一品になっている。
デザートは、鯨の潮吹きをイメージしているのかな?
おいしかった!
どれも鯨の味を活かしながら、堂々の和食会席の一品になっている。
デザートは、鯨の潮吹きをイメージしているのかな?
今や高級食材である鯨をふんだんに使った料理は、鯨べーや鯨竜田揚げが学校給食の定番メニューだった世代の私には懐かしく嬉しいもの。
全身全てが人間の役にたち、
捨てるところがない鯨の命。
それを自分の身体に取り込み、熊本ツアー初日から鯨パワーで元気溌剌!
捨てるところがない鯨の命。
それを自分の身体に取り込み、熊本ツアー初日から鯨パワーで元気溌剌!
こまちもすっかり鯨が気に入って、帰りは大きなクジラ君に乗っかってお店をあとにします。
定宿に着いたら
あのご当地キャラがお出迎え
あのご当地キャラがお出迎え
信國さんに呼んでいただいた時の熊本での私の定宿は、中央区の繁華街にある『ホテルサンルート熊本』。
経営者の方がやはり大学OBの女性で、とても親切に迎えてくださいます。
経営者の方がやはり大学OBの女性で、とても親切に迎えてくださいます。
そしてそう、
出迎えと言えば…。
出迎えと言えば…。
あの超有名ご当地キャラも、ロビーで3年半ぶり熊本訪問の私を歓待してくれました!
同じ黒仲間なので、こまちもくまモンに会えて大感激。
くまモンのなんともいえず味のある表情を見ていると、
という気持ちになってきます。
という気持ちになってきます。
さぁ、鯨と熊・そして何より親身なお世話人さんに元気の素をもらって。
明日の熊本ツアー2日目に、備えるとしましょう!
明日の熊本ツアー2日目に、備えるとしましょう!
お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝
入船亭扇治拝
タグ:旅 グルメ 猫
2022-07-24 18:19
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