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絶妙のタイミングでピンポイント、新聞の読みたいところを占拠する猫 [猫のいる風景]


7月10日からは、いよいよ観客を入れての試合が始まるプロ野球。
もちろん人数制限はありますが、ファンの声援が聞こえる球場でのプレーは「新しい日常」への期待を感じさせます。

観戦できるだけで幸せな、今季プロ野球


岐阜出身の私は、名古屋を本拠地とする中日ドラゴンズの大ファン
しかしチームは世代交代がうまくいかない・補強やドラフト戦略のまずさ・選手とベンチの意思疎通が「?」なことが多いなどの諸原因から、長く低迷の時期が続いています。

例年ならネット配信の中継にかじりつき、勝てば大喜びで祝杯・負ければやけ酒。
2019年シーズンの成績は68勝73敗のリーグ5位、試合後は半分以上が悔し酒だったことになります。

負け試合でも選手個々にはいいプレーが出たりすることも多いですから、そっちで溜飲を下げようとは思うのですが…。
やはり贔屓のスポーツチームが勝てないのは、けっこうストレスが溜まるもの

さて今年はどうなるかなと期待して迎えるはずだった今季の日本プロ野球は、新型コロナウイルスの影響で開幕延期を余儀なくされました。
シーズン中は野球があるのが当たり前だった私にとって、あまりに長い球音が聞かれない日々

やっと無観客で練習試合再開した時の感動は、
プロ野球練習試合再開! 復活のDAZN観覧記
に書かせていただいております。

ああ、プロ野球観戦ができる幸せ。 その喜びをかみしめつつ、私は誓いました。
今年だけは、試合を観られることでまず満足しよう。
どちらが勝っても負けても、全力で戦った選手たちを讃えよう
目先の星取りで一喜一憂するのはやめよう、と。

贔屓チームの勝利記事、閲覧禁止!


7月4日現在、我がチームは6勝8敗で定位置の5位
先発投手が一発を浴びたり、ここ一番で得点できない打線など昨年からの課題は克服されず。
それでも6月30日からの対阪神3連戦は、相手チームが絶不調なこともありすべて白星。

3連勝なんて今季あと何回お目にかかるかわかりませんから(達観)、7月3日朝大喜びで東京新聞朝刊スポーツ面を読もうとしたら…。
冷蔵庫上のお気に入りスポットで寝ていた我が家のこまち、新聞を広げる音で目を覚ましヒラリ降臨。

「どーれ」 と私のお目当て記事の上でくつろぎ始めます。
新聞見せないこまち.png

猫好きの方なら再三ご経験の、新聞雑誌・書籍や教科書・広告に書類なんでも「人間の一番読みたいもの」ピンポイントで乗っかってくる猫の得意技。
かの文豪・谷崎潤一郎もしばし執筆中の原稿を猫に占拠され、「やれやれ」と筆を置き猫の背中をなでていたそうです。

大谷崎が排除できなかった手練れの生き物、私でどうなるものではありません。
でも記事は早く読みたいので猫の目を見ながら

「ねえこまち、ネコ科仲間のタイガース負けて残念かもしんないけど、昨日ドラゴンズ勝利投手になった岡野君という選手はとっても苦労人なんだよ。 おととしのドラフトでは指名されず悔しい思いをしたんだろうけど、腐らないで一年東芝でしっかり技術を磨いて去年ドラ3で中日入団。

この間の初先発では勝てなかったけど、2試合目できっちり結果を出したんだ。
その岡野投手がとってもいい顔してウイニングボール掲げてる写真が載ってるんで、ちょっとでいいからそこどいて記事読ませてくれないかな?」

ことを分けて頼むと、そこは地上に生きる生命どうし。
「しゃーねーなー」という顔をしながらも、ちゃんと場所を譲ってくれました。

新聞見せてくれたこまち.png

その様子を、動かしてみた!


ここまでのいきさつと写真は、先日Twitterで呟き済み
でもせっかく当ブログご訪問くださる読者の皆様に、使い回し記事では申し訳ない。 最近は定番とさせていただいている、動く「GIF画像」に加工したいという気持ちがムラムラと。

7月6日に喋らなければいけないちょっと面倒な噺、今日の分の稽古はもう済んだから野球観ながらこしらえちゃおう。
雑俳互選整理はながらでやるとミスが怖いんで、後日ということで。

愛用のフリーソフト・GIMPで写真のこまちを切り抜き、新聞の上で動かしてやればいいだけなのでそんな難しい作業ではありません。
どうせなら「7月3日付朝刊は、女房が古紙回収に出してしまった」 という設定で、こまちを切り取ったあとの新聞を合成してみようかとも思ったのですが…。
新聞切り抜き.png

2枚撮影したアングルと距離が微妙に違い、こまちの身体があったところも重なっているためうまくつながりません。
素人が、紙切りの稽古をした抜け殻みたい。

ここは芸の上の嘘・演出ということで、3日朝刊を見開きでもう一度撮影。
そこでこまち、存分にゴロゴロしてもらいました。


新聞こまち.gif


ありがとう、ゆっくり読ませていただくよ。
皆さんに喜んでいただけるよう、こまちの動かし方もっともっと研究しておくからね。


7月31日(金)13時からの
末廣亭余一会昼の部『文治・扇治二人会』
特製グッズ付きの定員制桟敷自由席、7月4日現在15席ほど余裕がございます。 ご予定決まられましたらお早めに
senji1365@gmail.com
090-8455-8996 扇治
までお申し込みください。 お待ち申し上げております。
蔦飾り線.png

お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。
ぜひまた、ご訪問くださいませ。
入船亭扇治拝

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