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web雑俳 延長なのは選句締切だけじゃない [落語情報]

 あらためまして雑俳、選句のお誘い

新型コロナコロナウイルス感染拡大防止のため窮屈な暮らしを強いられている皆様と、仕事がなくてヒマな噺家たちが一緒にワイワイ!
と企画しました

粋な言葉遊び・雑俳をネットで楽しむ『web版言の葉落語会』


皆様から頂戴したたくさんの秀句の中から、現在選者を務める噺家たちが鋭意優秀作を選んでいる真っ最中。
その結果発表を待つ間、今度は皆様ご自身でも優秀作品の選句をしてみませんか?
投句してくださった方もそうでない方も、どなたでもご参加いただけます。
投句一覧と選句応募要項は



可能なら、選んだ句に「キキ」をつけると楽しさ倍増!


ご応募受付の締切日、延長

当初は皆様からの選句ご応募締切を

5月4日午前10時

とさせていただいておりましたが、諸事情鑑み

5月6日23時59分

へと変更いたしました


私のミスで、お客様からお預かりした句を転記する際に漏れがあることが判明。急きょ訂正版と差し替えました。

訂正まで2日余計な時間もかかってしまい、投句者ご当人様と読者の皆様に多大なご迷惑おかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。


訂正版以前から地巻をご覧いただいた方々に、あらためて完全に句が揃った状態で鑑賞・選句をしていただく期間を設けたかったというのが、締切日変更した理由の一つ。


いま一つは、
私の処理能力が体力的・時間的に限界に近づきつつあるのを感じたから。


体力的なことは別記事で触れる予定ですが、まずは時間的な限界。

いかに仕事がないとはいえ、私も雑俳専業(そうしたいんだけど)で日々暮らしているわけではございません。

ざっと思いつくだけでも、朝起きてから夜床に就くまで

➀洗顔・歯磨き
②猫の世話
③掃除・炊事・食材買い出しなど家事
④朝昼兼用のカップラーメンとバナナ1本を摂取
⑤ブログ記事執筆
⑥読書
⑦「持続化給付金」の申請
⑧録りためたり配信サービスでアニメ鑑賞
⑨スマホのリズムゲーム『バンドリ!ガールズバンドパーティ』のイベントに参加。
⑩居酒屋我が家で晩酌


これだけのスケジュールをこなさなくてはなりません。
⑦以降はなくてもいいんじゃないかとのご指摘あるかもしれませんが、人間息抜きも必要。


この合間をぬって雑俳事務作業を続けてきましたが、ほかのメンバーの協力があっても企画時に想定していた
4月14日投句募集開始
5月6日までには選句結果発表
の日限に、このままではどう猫の手を借りても物理的に間に合わないだろうというのが見えてきました。


自分の選句も、まるで手つかずなくらいですから。

もう、GW中の企画完結でなくていい

そもそも5月6日を企画大団円の日に設定したのは、国の緊急事態宣言の当面の期限がその日だったから。
映画演劇コンサート展覧会寄席、娯楽教養に触れられない隙間を少しでも埋められたらというのが趣旨の『web版言の葉落語会』。


世間が日常に戻ったら実際に小屋を借りてお客様に来ていただけばよろしいので、不要不急外出自粛で皆様が無聊をかこってらっしゃるうちにお開きにしないと間が抜けてしまう。


そんなわけでまず5月6日ありきで投句募集日を逆算して設定、選者メンバーとともに番頭の私もここまで走り続けて来ましたが…。
状況は、web言の葉企画時と大きく変わりました。


いくらなんでもひと月近く辛抱すれば劇的に感染者数減っているだろうという私たちの願望は、残念ながら叶っていない現状。


「5月7日から日常に戻るのは、困難だと思う」
安倍総理の談話。
専門家会議の判断を受け、5月4日か5日にはおそらく全国規模での緊急事態宣言継続が公表されるのはほぼ既定路線。


新型ウイルスCOVID-19との闘いは持久戦の様相をいよいよ強め、外出・接触制限はさらに一定期間延びることが必須とみられます。


正直、連休開けたら何かが変わると漠然と私は期待していました。
自然の脅威はこちらの想像以上のしぶとさだったわけですが、日本列島に爆発的感染が起きてもいません。


今のところ、日本人vsコロナの勝負はがっぷり四つ。
野球で言えばお互いロースコア同点のまま迎えた9回裏、2アウト1・3塁一打サヨナラの場面。

ホームチーム・日の丸ジャパンズの四番打者は敵・新型コロナズのピッチャーが投じた魔球・「3密ボール」に、無念の三振。

スタジアムに10回表の攻撃を知らせるアナウンスが流れ、テレビラジオではコマーシャルが入ります。

延長戦突入です。


いいじゃないか、受けて立とうじゃないか。
 
延長戦こまち.png

おっ、力強いスイングだねこまち選手。
「やったねパパ、明日はホームランだ!」(古い)


勝負が長引いた時の、噺家をなめるなよ。
落語には、
圓朝(えんちょう)がつきものだ!!


みんなで歌おう、雑俳の歌

『web版言の葉落語会』ネクストステージ企画としてお客様の選句とともに発表した


『web雑俳のテーマ~洒落と笑いが世界を救う~(仮)』。


会の公式テーマ曲作りますよーという告知は、あまりの馬鹿バカしさにほとんどスルーされたようです


でも、洒落や冗談じゃありません。
雑俳に関わった・このブログを読んでくださっている方皆さんで口ずさめる歌、本当に曲作り進めているんです。


発表しましょう。
私がでっちあげた詩らしきものに、今四苦八苦しながら曲をつけてくれているのは
寄席での楽しい音楽パフォーマンスが人気の
のだゆきさん。


LINEで何度も音源やりとりしながら、曲は完成目前まで来ております。
呑気で明るい曲調の中に希望を感じさせる、粋な言葉遊びのテーマにふさわしい肩肘張らないメッセージソング…になってると思うんですよ。


近日中にリリース予定ですので、ぜひZOOM使ってみんなで合唱しましょう!

さらに広がる、江戸言葉遊びの世界

今回、初めて雑俳を知って「楽しかった、またやりたい」。
地巻で人の句を見て、興味がわいた。次の機会には自分もやってみたい」。
お客様からのお声、たくさんいただいております。


私が入れてもらってる噺家雑俳の集まり『つっかけ連』は、とにかく活動しない連

15名ほどのメンバーが集まっての互選会『開き』は出席率も良く、口から先に産まれた噺家のことですからそれは賑やかに盛り上がる。


開きのおしまいは宗匠選、最優秀の天を発表に続いて次回の兼題の披露。
その時必ず篝火舎芯亭師匠は




「今日は皆さんご苦労さまでした。私が今出した題で帰り道さっそく句を作り始めて、遅くともひと月半以内には次の開きをおやんなさい。今が一番、雑俳の感性研ぎ澄まされてる時ですから、皆さん今日よりいいのがきっとできますよ。
間が空くと腕が落ちる、鉄は熱いうちに打てですよ!」




口を酸っぱくして言ってくださるのですが…。

やらないんですね、これが。


無精なのが揃ってるから、まず締切を守らない。
番頭がそれに輪をかけた面倒くさがりで、催促もしないで放置プレイ。

この間の開きから、もう1年半集まってません。
どんな兼題だったかも、もう忘れてしまいました。


今、ネット雑俳に興味をお持ちの方が大勢いらっしゃる。
噺家たちのヒマも続きます。
ノウハウも、なんとなくわかってきました。
条件は揃っています。


じゃあもういっちょ、続けて行っちゃいますか!


先ほど小ゑん師匠に相談したところ、
「やりたい方いらっしゃるなら、そりゃ間を空けないで次やった方がもちろんいいよ」
快く賛同・引き続き指導してくれることに。


つまり『web版言の葉落語会』選句結果発表と同時に、
『web版言の葉落語会リターンズ』
がスタートするのです!


これは決して
二番煎じ
柳の下の泥鰌
馬鹿のひとつ憶え
ではありません。


ロングランです!!


今回は私の中で期限をキチキチに設定していたので、作業効率化のためメールでの投句方法いろいろご注文つけさせていただきました。
ご容赦下さい。悪気はなかったんです…。


スパムメールを必要以上に警戒するあまり、応募要項などの格納場所が迷宮のようにわかりにくいとのお声も。
申し訳ございません、私人見知りなので知らない人からDMやフィッシングメール来るのがマジで怖かったので。


この反省を活かし、次回はもう本当にお気軽にメールで投句していただけるよう受付体制整備します。
もう五七五分かち書きやめてとか、間にスペース入れないでなんて面倒なこと言いません。


読めりゃいいです。(ただ、締切だけはご厳守のほど)


こちらも肩の力抜いて、のんびり番頭やらせてもらいますんで。


さあ、5月9日あたりから順次選句結果発表開始。
そして第2回へと道は続きます。

GW開けの「ステイ・ホーム」延長期間を、今まで以上に楽しく豊かに過ごせる『web版言の葉落語会』。

もっともっと、賑やかにやりましょう!


お開きまでお付き合いいただきまして、まことにありがとうございます。
またのご訪問、心よりお待ち申し上げております。


入船亭扇治



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十一代目勤勉亭親不孝(SNSでは”しゃちょ”)

私は5月末まで基本在宅勤務が決まりました。
LINEでもzoomでもお付き合いしますので
扇治師匠がホストをされるのであれば参加しまうよ!
IDとPWをLINEで教えてください。また開始時を教えてください
オンライン前から飲みだしますので・・・
by 十一代目勤勉亭親不孝(SNSでは”しゃちょ”) (2020-05-01 20:23) 

長久命長助

小ゑん師匠が有線で雑俳の番組をされていたとき(ちなみにリスナーは「たわむ連」と名付けていただきました)は、
2週間で内容が切り替わっていたので、
必然的に2週間に1回は投句していたことになります。
確かに間は空けない方がより楽しめるかもしれませんね。
ルールも忘れませんし(汗)。
by 長久命長助 (2020-05-01 21:43) 

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